味のある映画

今日は昼頃から突然の雷雨。しかも、かなり激しかった。あまりにすごいので窓越しに外を見てみると、テレビさながらに近くのビルの避雷針に雷が落ちている様子が見られた。だいたい光ってから音がするまで10秒というのが一つの目安であるが、そんなに時間はなかった。2ないし3秒といったところだったろうか。
そんなあいにくの空模様の中、雨の間を縫うようにして「崖の上のポニョ」を見に行ってきた。たまたま前売り券をもらっていたので、機会を探っていたところ今日がたまたまちょうど都合がよく見に行くことになったというわけである。
映画を得意げに評論することは趣味ではないので、手短に感想を言うと小さい子どもにはちょっと難しいかなというのが印象だった。少し年をとって少しものを知ったほうがよくわかるのではないかと。もちろん、夢にあふれていてとても楽しい映画だと思う。
そんなことを思うのも年をとってよく噛んで味わうことを覚えてしまったせいだろうか。感じ方に純粋さがなくなってきている気がする。