かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

最後の病棟

2011年03月02日 23時37分52秒 | 医者仕事
今日からいよいよ最終クール。精神科に突入した。
当院の精神科病棟は開放病棟である。そのため、いわゆる精神科病院のようには以下内面があるようである。精神科は独特な世界という印象を持っていたのだが、普通の内科とはだいぶ趣を異にすることは間違いないようである。というよりも、これまで培ってきた方法論が通用しない領域にいる人々の相手である。
驚くべきことに引き継ぎもなくいきなり始まり、しかも今日のイベントはほとんどない。つまり、受け持ち患者が存在せず何もすることがない。
最後のクールということで関心事は当然いつまで働くか、になってくる。少なくとも30と31は休みになっているようなのでいいとして、それ以前の部分である。お達しによるとたまっている年次休暇を使うようにということだったのだが、それでも使い切るほどにはいかないようである。
とりあえず、明日から休みを取ったのでしばらくまた仕事から離れる。1週間の休みなどこの仕事について以来経験がない。どんな気分になるものだろうか。