『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

夜風

2005年10月15日 02時09分29秒 | どうでもいい話
毎晩、夜中の1時過ぎにかぁちゃんの家を出て自転車こぎこぎ我が家へ向う。
この時間が一番開放感を感じる時だ。
さすがに道を歩く人はほとんどいないけれど
深夜営業のお店の明かりは何となく心がなごむ。

最近出来たこじゃれたバーの細い窓越しに、
髪の長いお嬢さんが、独りグラスを傾けているのがちらりと見えたり
そこの場所だけやけに明るい吉野家から
スーツ姿の若いサラリーマンが、ゆっくり出てきて自転車にまたがったり
深夜営業のファミレスの大きな窓から
二人連れが頭を寄せ合って、何やら仲睦まじげな様子が見えたり
近頃、夜中になると始まる幹線道路の工事現場のガードマンさんが
横断歩道を渡る時に必ず会釈してくれたり
みんな、遅くまでご苦労さま~。

なるべくゆっくり自転車をこぐと、夜風が体をすり抜ける。
今の季節ならではの心地良いそよぎで今日一日を洗い流す。

人っ子一人いない高速道路の下の散歩道、
オレンジ色の明かりの中を通り抜けると我が家だ。
さぁて、これから少しの間が私だけの時間。

・・・だけど、何時片付けるんだ?この雑然とした家の中。
ううむ・・・。




コメント (2)
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