心に重く気にかかる事があり、気も漫ろになっている時は
きっとかぁちゃんは、何かを察してしまうのだろう。
夜中、益々寝ない。何度も用も無いのにトイレに行きたがり
連れて行っても、もちろんでない。
体中をかいてみたりトイレットペーパーを巻き取ったり
居眠りしたりを繰り返し続ける。
六度目でついにキレタ。
「いかげんにしなさい。何回来れば気が済むのか!」と声を荒げる。
それでもかぁちゃんは止めない。
寝かしつけると5分もしないうちに「トイレ!」と起き上がる。
一度吹き出た感情は治まらない、止まらない。
その都度、声を荒げてしまう。
怒ってはいけない事は百も承知だ。
解っていても辛抱できない事はやはり出来ない。
かぁちゃんも負けてはいない。
物凄い目つきで睨み返し「あなたって恐ろしい人だわ。」と言う。
こんな時はめちゃくちゃはっきり言うんだよね。
昔からの口癖だからね、かぁちゃんの。
恐ろしいのは、あなたの方だよ。
益々私の心は荒れてゆく。手を引く手にも怒りがこもる。
深呼吸、深呼吸・・・もう一度深呼吸。
唇をかみ締めて嫌な言葉が出ないようにする。
不安がらせているのは私自身なんだから。
黙ったままでベッドに寝かしつける。
こんな日は家に帰ってからも、心に冷たい風が吹く。
きっとかぁちゃんは、何かを察してしまうのだろう。
夜中、益々寝ない。何度も用も無いのにトイレに行きたがり
連れて行っても、もちろんでない。
体中をかいてみたりトイレットペーパーを巻き取ったり
居眠りしたりを繰り返し続ける。
六度目でついにキレタ。
「いかげんにしなさい。何回来れば気が済むのか!」と声を荒げる。
それでもかぁちゃんは止めない。
寝かしつけると5分もしないうちに「トイレ!」と起き上がる。
一度吹き出た感情は治まらない、止まらない。
その都度、声を荒げてしまう。
怒ってはいけない事は百も承知だ。
解っていても辛抱できない事はやはり出来ない。
かぁちゃんも負けてはいない。
物凄い目つきで睨み返し「あなたって恐ろしい人だわ。」と言う。
こんな時はめちゃくちゃはっきり言うんだよね。
昔からの口癖だからね、かぁちゃんの。
恐ろしいのは、あなたの方だよ。
益々私の心は荒れてゆく。手を引く手にも怒りがこもる。
深呼吸、深呼吸・・・もう一度深呼吸。
唇をかみ締めて嫌な言葉が出ないようにする。
不安がらせているのは私自身なんだから。
黙ったままでベッドに寝かしつける。
こんな日は家に帰ってからも、心に冷たい風が吹く。