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“くぎょう”なのか“こうぎょう”なのか…♪

2022-10-17 12:33:41 | Weblog
このところほぼ毎週NHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』を観ています、北条義時という歴史上の人物にも鎌倉時代にもさしたる興味はありませんでしたが、小栗旬さんのファンだからです
昨夜の放送分では、とうとうブラック義時がその本性を隠さなくなったかぁ…、って感じでした。
ドラマが始まった頃は若苗色のようなちょいとヨレヨレの直垂を着ていたのが、頼朝との縁が濃くなり重用されるようになると萌黄色のような直垂に変わり、比企氏を滅したあたりから常盤色のようなものになって、ついには黒い直垂に立て烏帽子となりました。
暢気でちょいと頼りなげな次男坊から亡兄に代わって一族を支えていく立場となり、やがて鎌倉殿を支えていく地位に上り、ついには北条氏が坂東武者の頂点に立つという野望を隠さない権力者=執権となる、その立場や心理の変遷をお衣装の色で表しているなんて…
昨夜放送分でのブラック義時、
怖ぁ~~~い…
あんな目で見据えられてあんなことを言われたんでは実朝クンも
…はい
としか言えないよね。
ま、今後のブラック義時の暗躍が楽しみではあります。
昨夜の放送でおや、と引っかかったのは、実朝の亡兄頼家の遺児善哉が修行に出立するとき、その名を
こうぎょう
と呼んでいたこと。
数十年前、中学や高校の日本史では公暁くぎょうと習ったんだよねぇ。
いつからこうぎょうに変わったんだろう…、これからはこうぎょうが当たり前になるのかな…。
コメント
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