WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸内国際芸術祭 本島編3

2013-11-03 | 瀬戸内国際芸術祭





第2回瀬戸芸も、明日で幕を閉じます。
今年は、半分ぐらいしか行けず、残念無念…
終日オフがものすごく減ってしまったので、、、
こんなに会期が長くても、やっぱり、島に渡る時間をつくるのって大変!

そんな中でも、隙あらば行った、行ってよかった!

ではでは、引き続き本島編、お楽しみください(*^_^*)


本島港周辺のアートを見て回った残りは、レンタサイクルで回ることにしました。
平日だったので、レンタサイクル、かろうじて「ギア付き」にありつけました(^_^;)
アップダウン、まあ普通にあります。
高松市街地を走るようなわけにはいかず。

…でも、、、

絶景。

冒頭の画像は、サイクリングの途中の景色ですが、本当に感動的でした。
水を敷き詰めたような、静かで穏やかな海に、点々と浮かぶ小島…
そして、うす曇りの空、水色、空色のグラデーション…
こんな世界が創れるのは神さまだけだ、、、

こんな景色は、高松発のフェリーや高速艇からは見られないものです。
瀬戸内海といっても、場所によって、こんなに景色が違うんだ…





力五山「つなぐ」



約1300年前に建立されたが、近年は人の手入れがされていない状態の「廃墟」だった寺とその庭に命を吹き込む…












銀色の本堂、点在する赤いバルーンは、新しくあたたかな命…と感じます
そして、このお賽銭もアートに見えちゃうよ。
ここに置いていこうという人が殆どで、
これを貰っていこうという人は殆どいない…そんな場所に暖かく蘇った…






次へ向かう途中、瀬戸大橋が美しかった




齊藤正×続・塩飽大工衆「善根湯×版築プロジェクト」


工事現場がアート!?!?

ここに、島の人たちの憩いの銭湯ができるそうです。
塩飽諸島は、かつて、優秀な船乗りと併せて、優秀な船大工にも恵まれていた。
その工法を受け継ぐ「続・塩飽大工衆」たちによってすすめられているプロジェクトで、
建築中の建物の中で、工法の説明など、丁寧にして下さいました。
絶景の瀬戸内海を見渡せる憩いの銭湯、完成が楽しみ♪








さあ、アップダウンが険しくなってきました~~!

頑張ろう!!




平良亜弥と西岡万里子「ここにいるために」

ここが、本島アート、最果ての地。

















ここもまた、建築の中断により取り残された場所を利用して創られたもの。
敷地内はクローバーが生い茂り、子どもの秘密基地のような建物が…

子どもの心になって、足を踏み入れれば、わくわくと心が躍ります♪

アーティストって、みんな子どもなんだなあ…と、すごく感じます。
私の身近なところにいらっしゃるアーティストの方がたを思い浮かべても…

「子ども」ってなんだ…
未熟な大人じゃない。
純粋な心を持った人間?
「純粋」ってなんだ…
混ざり物がないこと?

人間、生きてればいろいろ混ざっていきますから、、、
汚いことも、醜いことも…
そんな中で、それでも「子ども」の心でアートしてる人、私には心に響きます。






最果ての地から、またアップダウンを経て帰ってきて、コスモス畑に寄り道しました。

途中で訪れた「笠島」の町並みも素晴らしかったけど、時間の関係で通り過ぎただけだったのがとっても残念。
でも、突然の終日オフにしては、ほんとに満喫できて、楽しかった、リフレッシュできました。

今まで一度も訪れたことも、興味を持ったことすらなかった「塩飽諸島」でしたが、
ここも、私が小学生時代の2年間を過ごした漁村「庵治」と重なるところがあり、
胸きゅんきゅんでした。
香川県人は少なからず誰でもそうではないでしょうか?
瀬戸内海に育まれたのだから…

そのことを思い起こす、瀬戸芸は、いいきっかけだと感じます。





やっぱり、忙しくてもヨレってても、休日は家で寝てるより、出かけて、自然の空気をいっぱい吸いこむほうが心と体にイイな!って実感♪
続いて、小豆島編、起こしますので、お楽しみくださいね♪

Comments (6)
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