WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「悔恨」の想いは良きことだと思う 2

2013-06-02 | 人生妙なり





私の3大悔恨

私のこれまでの人生最大の後悔は、1年半前に亡くなった父に、病院の部屋で歌をうたってあげなかったこと。
思いつきもしなかったことです。
以前にも何度か記事に書きました。


そして、7年前、私が高松に息子を連れて帰ってきてから暫く経って従弟が急逝しました。
小さい頃はとても仲良しの従弟だったので、連絡を取って、これから、お互い会えずにいた長い時間をゆっくり埋めていきたいと思っていた矢先でした。
これも「しなかった」ことの後悔。


まだあります。
25歳頃、私が大好きだった大学のピアノの先生がご病気で亡くなりました。
結婚式にご招待したく、連絡を差し上げたところ、ご病気のため、自宅療養中とのことで、お電話にも出られない状態とのことでした。
私は、駅前の花屋さんでお見舞いのお花を送ろうと思いながら、毎朝先生のご住所の控えを持ってくるのを忘れ、「明日こそは」と思っているうちに、先生は亡くなられました。


懲りない私です(-_-;)



しかし、後悔から生まれる新しいものもあるよ。
父に歌を歌わなかった私は、代わりに他の人に歌ってあげる「宅配コンサート」を、ライフワークとしてやることにしました。
これは父のくれた遺産だと思っています。



思いたったら行動すること、気持ちは伝えること。
「しなかった」ことの後悔のほうが、やったことの後悔よりも深い。

でも、やったことの後悔は、恥じ入ります。
主には、嘘をついたこと。
バレなければいいと思ってついた嘘で、小さく人を裏切る
さらっと忘れたつもりでも、心の中に滓は溜まっていきます。

嘘をついてまでやりたかったことは、やはりやらないほうがよかったのではとも…


恥じ入ることだらけで、「人生悔い無し」とは既にいえない私(-_-;)



でも、そんな私のことを、わかってくれて、それでも「まっ、TAKAMIのことやから、ええやん、それで」といって、
大目にみてくれたり、応援してくれる友達や仲間がいて、ほんとに私は幸せだなあと思います。

私も、柔らかな心で、人の言葉を受け入れられるように努力したいと思います。
特に、お叱りや、提言など対しては心に蓋をせず。

本当に私のことを思ってくれている人だけが、私に厳しいことを、辛辣にせよ、暖かくにせよ、言ってくださるのだと知っています。


これも人生の3大…いやもっと、10大苦言・提言…といえるほどのことを仰ってくださった方の言葉、忘れられません。
耳にやさしい言葉より、そういうお言葉のほうが、深く染み渡り、結果自分のことを客観的に考えながら生きていく、よい羅針盤となります。
それぞれものすごく大事な人です。
その中には母もいる。母は暖かいなんてことはなく、ものすごく辛辣に、グサグサと、核心に触れるところを突いてくる。
ものすごくヤだったりするけど、きっと母を亡くしたず~~~~っとあとになって、
彼女の言葉のひとつひとつに、これまでと違った意味を味わうときがくるんだろうと思います。
でもそれは、今ここに書くのはヤメとくわ。
プライベートな領域のことだしね。



さて。
ここまでずるずると重い文章を書いてきて、だからどーなんだっていうと、決してネガティヴTAKAMIなわけではなく、、、

まさにこれは「カタルシス」なのでありました~~
最後までお付き合いありがとうございました。


さぁ~~~先日の「うどんLIVE一挙公開」に踏み切りますよぉ~~~ん!!!
さぬきのうどんブロガー{^L^}メタボ柿原さんが、You Tubeにアップして下さいました。

これまで自分のライヴを広く配信することを拒み続けていた私の、突然の方向転換であります。

ひとつひとつのライヴにあたり、創作活動や、リハをやっていく中で、人生これでもかと掘り下げまくり、こうやってひとつのステージができあがっていくこと、
離れたところの方にも少しでも分かち合っていただけたらと思います。

どうぞ、ごゆるりと、できれば、ご家族でPC前でうどんなど召し上がりながら、フルスクリーンでご堪能ください(*^_^*)
音質もかなりいいです♪ ので、深夜に、飲みながらヘッドフォンで個人的にお楽しみいただいても(^_^;)
特に新曲「うどんデート」や、「埴生の宿」は自分でも、おおぉぉ、なかなかエエや~~ん…と自画自賛♪♪

東京時代の、もうずっとお会いしてないお友達は、「TAKAMI、めっちゃ老けたね~」…って思うと思うよ。
7年も経てばソレ相応になります。
こうやって、加齢とともに肉体的下降線を辿っていく私が、これからもステージに立つのには、ほんと~~に気合やら勇気が要るし、
更年期を経て老いに向かってゆく自分のそのままを、これからもステージに乗せていくのであります。
生涯現役とは、そういうことです。かなりビジュアル的にはキビシくなっていくという現実が…(^_^;)
今年の年賀状にも書きましたけどね♪

メンバーは私より高齢でも(高橋さん、まんべくんは除く)、みなさま心は少年。もちろん、私も心は少女ですけどね♪
そんな思い、きっとご覧いただけば、「うんうん、なるほど」とご理解、ご納得いただけるのではないかと…

どうぞ、これからの私たちの音楽活動を今後とも応援くださり、本当に忌憚のないご意見、ご感想をお聞かせくだされば嬉しいです。







うどん LIVE SYO Michael Piano Trio at 鶴丸Gee




Comments (4)
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