昨日mixiで、「了解」という言葉は上から目線だという記事が載っていました。
今更~~…とは思いましたが、、、
私は、以前から「了解」はもともとは軍隊用語で、部下が上官には言わない…などなどと適当にインプットしていたので、自分で「了解」という言葉はたぶん殆ど使ったことがないのだけど、
もうずっと数年以上前から「了解」は、当たり前のように「承知しました」という意味で、特にケータイメールなどでは使われてますね。簡潔に意味が通じるからね。
自分では使わないけど、別に、人から「了解」とか言われてもあまり気にならないけれど、
いつぞや、ヤなことがあって、先方に正直に抗議したところ「了解でーす。 申し訳ありません。」みたいに言われて
はたと、コレってかなり失礼なのでは…と思ってしまいました。
「了解しました」って、丁寧語、はたまた謙譲語だと思ってんだろうか、この人…
そういえば、嘗て私は「キモい」という言葉発祥の頃、とても抵抗を感じていたのでありました。
それも6,7年前だったかな~~
しかし、今じゃ「キモっ!」「きんめェ~~~!!」などなど日常的に使いまくってるもんね(^_^;)
「正しく美しい言葉を使いましょう」というのは大変良いことだと思いますが、
言葉の最先端というのは、常に生き物のように「うにゅうにゅ」と蠢いて?いて、どんどん新しい言葉が生まれて、
広く受け入れられないものは淘汰されていく…っていうものだと思います。
人間が言葉でコミュニケーションを始めてから、これもまた「言葉」の進化。
楽し~~ことです♪
「めちゃウマ」「イケまくり」「バリマジ」「超ヤバ」…
しかし!
パブリックな場所や、仕事の場面で正しい敬語が使えないというのは、いかなるもんだろうか。
「了解」なんて、ふざけた言葉だ。
それがわからない…というのが問題だ、、、
「存じる」「申す」「存じ上げる」「申し上げる」
日本語の特に謙譲語はホントにややこしい、、、私も咄嗟に「あれれれ??」となることもある。
それでも、やっぱりパブリックとプライベートはきちんと線を引きましょう。
ところで、私のアルバイト先のセルフうどん店で先日から「生蕎麦」を数量限定でお出ししているのですが、
とあるお客様が、「ナマソバ」といってオーダーしてきました。
ぺーぺーの私は、一瞬意味がわかりませんでした。そんなメニューがあるのかと…
すぐに読み間違いとわかったけどね。
盛り場では、ちゃんとお客様のオーダーを復唱、しかも、レジの人にも大きな声できちんと伝えなくてはいけません。
さあ…どうする!?
あっ、そうそう、中には、
「うどん。」とオーダーするオッサンがいました(^_^;) これにはとってもウケたし、なんかミョーに楽しく、にこにこしてしまいました~~(*^_^*)
どちらも、私の傍についてくださっている店長の対応は見事でした。
店長は、「えっ?」と聞き返そうかとしている私の横から「はい!おそば1玉ですね~~!」…と、「ナマ」は聞かなかったことにして、
ふつ~~にお蕎麦をつくりました。
なんか特別な注文がない限り、お蕎麦は「かけ」のみ。
きっと「ナマソバ」と言う人は、少ながらずいらっしゃるのだと思います。
「うどん。」のオッサンにも
「はい!ふつーのおうどんですね~1玉でよろしいですか?」
これが「敬語の心」だと思います。
相手を敬い、決して恥をかかせない、それが「職人」として当然という、身体に染み付いた感覚。
こんな咄嗟の対応、まだまだぺーぺーで、お客様のオーダーをひとつひとつ頭で考えながら丁寧にこなしていかなきゃいけない私には光り輝いてみえました。
でも、も~学習したので、この件に関してはクリアよ。
ところで。
今月から、突然ですがまた店舗を変わることになりました。最初の研修を受けた店舗です。
せっかく1ヵ月で慣れつつあったけど…(T_T)
昨日最終日、私は店長に初めて叱られました。もっとスピーディーにしないとどの店舗の盛り場でも通用しないよと。
できるところから、スピードに留意するように。
先輩ベテランのおばちゃんからも初めて失敗を叱られました。
「○○さん、洗浄機になにも入れてないのに蓋を閉めないでください!」
実はこの失敗を私は何度も繰り返していたのだった(-_-;)
…1ヵ月間、ものすごく優しく、フォローしていただいて、護っていただいたけれど、
次の店舗は、目が回る忙しさの店舗なのです。
そこへ送り出すにあたって、みなさんで「叱咤激励」して下さったのだと思います。
だって、いつもと全然雰囲気違って、みなさん、人が変わったように厳しくて、緊張感が漲ってたもんね、、、
私のために、心をオニにしてくださったのだと思います(T_T)
まだまだまだまだ…これから修行は続きます。