瀬戸内の魚、ハギ。今が旬。
このところシンプルな煮魚ってのを作ってなかったな。
いや、「料理」といえるんか!?と言うほどシンプルな、お水に醤油を入れて魚を入れてささっと煮るだけ。
てりてりに濃い目に煮付けて、生姜などのツマを盛る「煮魚」とは全然別モノなのです。
実は2日間、胃の調子が悪く、ぷち絶食してました。
やっぱ、食べないとお腹空くし、へろへろで、ゴハン作るのもめんどくさい。
でもTakには作らなきゃいけない。
私は別途、ほんの少しのおかゆや雑炊。
しかし、この日は朝はアルバイト、午後はレッスン。
その合間に買出しにいって、なんか、私も一緒に食べられるものを作ろう、しかもめんどくさくないものを…ってことで「ハギ」
それに具沢山のお味噌汁。
ふりかけごはん。
以上。
Takは「めっちゃウマイ!!」といって、むさぼり食っていました。
テーブルに出したとたん(お箸がまだだったので)、いきなり手づかみで( ̄□ ̄;)!!
お行儀悪いよ、Tak!
しかし、彼にとっては、カニもシャコも魚も同じカテゴリーなんだろう…(-_-;)
4尾入りを買ったけど、やっぱ2尾じゃ足りなかった、私の分もさらっていった(^_^;)
そして、私が最後の1尾を食べ終えると、
「お母さん、もうこれで終わり?」
といって、お皿を自分のほうに引き寄せて隅々まで「すばぶる」。
(コレ、標準語に訳すとなんていえばいい?)
「Takの味覚はね、ココが原点なのよ」
Takを産んで、離乳食期に、いろんな事情で半年近く実家に里帰りしてました。
そのときに食べさせていたのが瀬戸の幸。
母は、捕れたての魚を漁港の市場で買ってきて、毎日煮魚にして、ほぐしてTakの離乳食用に雑炊を作ってくれました。
ちょうど今頃の季節だったなあ…
そろそろ寒くなるからといって、東京から冬物の衣類が送られてきたりしてたっけ。
思えば本当に贅沢な離乳食を食べて育ったTak。
そして、ここずーーっとお味噌汁より卵や玉葱のスープがいいといっていたTakが
いきなり味噌汁復活宣言。
Takの食べっぷりは、食事を作るガイドラインになります。
「なんでコレはお箸が進まないのか」という理由が、私にもとっても納得できるので。
今回の味噌汁復活の決め手は、具の野菜の甘みと、ほんのり甘いお味噌。
これらは最近TAKAMI家に入荷して重宝している調味料その他。