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photo by 雪月華
「稽古」は厳しいもの。
師匠について技芸を習うってことは、古来そういうものであった。
「楽しく学んでいるうちにいつのまにか力がつく」なんていうのは、企業や教室の生徒集めの宣伝文句だな。
音楽教室だって塾だって、上達していくためには、絶対に努力は必要だもの。
しかし、、
私は厳しい先生にはなれないっす。
厳しい先生はかっこいいと思う。ホントにカッコイイ。
しかし…自分に厳しくなかったら生徒に厳しくなんか絶対できない。
自分に甘くて生徒に厳しい先生はアカン。論外。
私は瀬戸際オンナで、自分に甘く、ギリギリのところで帳尻は一応あわせつつも、やっぱりもっとがんばっときゃよかったと思うようなヤツなのです。
そんな私が、「もっと努力しろ!」と言っても、全く説得力ないって。
相手が子供だと自分のことは棚に上げて叱れるってもんではありません。
それもしたらイカン。最低。
私が生徒さんたちに対してこれだけは自慢できること、誇れることといったら、
幼稚園の頃から今までずっと一貫して音楽を続けてきたこと。
今、曲を作ってうたっているのは、ずっと幼稚園時代から続いていることです。
ホントにそれだけ。そして、伝えたいのも、そこのところだと思う。
でも私、たぶん、いくらなんでも、なんにも努力してないワケじゃないと思う。
つら~い産みの苦しみを何度も味わってきたような気もするけど、産んでしまえば痛みを忘れる出産と同じかもね。
それよりももっと充足感や感動や楽しさのほうが残っていくんだよね。
だからといって、それで稼いでお金持ちになったわけでもありません。
たいしたことないんです私。
でもでも、私はこれでいいと思っている。この路線でこれからもいくぞと思っています。
いやちがうな。もーちょっとの「努力」は必要だ。もーちょっと自分に厳しくならなイカン。
生徒に「芸」や「技」を教えるっていうことは、そういうまるごとの自分を伝える…というよりも、自ずと伝わるってもんだ。
自分の不完全さを隠して「技芸」だけレッスンしてもダメだ。
それでも、私のLIVEにきてくれた人、習いに来てくれた生徒さん…たちに、伝えたいことは、ぶわぁ~~っっっとあるのです。
人生後半、やはり…やはり、自分に何が遺せるか…っていうことを考える。
遺せるというよりも、「伝える」だな。そういう歳にさしかかってきたんだな~~
「もーちょっとだけがんばろう」
これが重要と思います。
あまり頑張りすぎると、生活、息切れしちゃいます。破綻します。
でも、もうちょっと頑張れるかも。うんそうだ。…って、、、、
私は、今、生徒さんたちから、そういうエネルギーをたくさん貰っていると思う。
師弟関係というのは、上下関係ではないのだ。
親子の関係もそうです。
「頑張る」ということばをかけるのに気を使う昨今ですが、
がんばって! がんばろぉね! …だよやっぱ。
そして一緒に歩んでいきましょう。…てなもんよ。
…ってことで、この記事は未完とさせていただきます。
まだまだ途上の私ゆえ
まとめられません、、、