WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

Takごめんねごめんね

2009-04-06 | 教育ママ日記



今日から新学期。
例によって瀬戸際親子なので、前日に学年章を買い、新しい体操服を注文して、
部屋の整理は間に合わず、持ち物の用意も、当日朝になってバタバタとする始末。
出かける前に道具箱の中が紙くずだらけなのを叱り飛ばし、Takがゴハン食べてる間に道具箱を洗い、机に敷く「グリーンマット」を洗い…
ガミガミ怒鳴りまくられ、全然「心機一転」の気分になれないままで登校。

それからお弁当作り。
今日は午前中で下校なので、帰ってからひとりでお弁当を食べて、ちゃんと勉強するよう、言い渡してあるので、一応、心をこめて作って、はあとマークつきで書置きもしてから出勤。

職場で2回目の休憩時間、ちゃんと勉強してるかな…と思ってTELしてみた。
出ない。

「しまった!」

私はTakを締め出してしまったのだ。
うちの玄関のドアは、鍵がふたつあるのです。メインのヤツと、サブの鍵。
メインの鍵は失くすとスペアを作るのが高いので、Takには「サブ」のほうを持たせてるのに、私はうっかりいつもの鍵をかけて出かけてしまった。
サイテーだ。なんちゅう母だ、、、

3時間半。
Takは、部屋の中に入れず、ずーーーっとマンションの周りをうろうろしながら母の帰りを待っていた。

マンションの管理人さんに声をかけられ、デコポンとおかきを貰って、お金を貸してあげるから、おにぎり買っておいでと言ってもらったのに、「おかあさんが作ってくれてるからいい」といって、遠慮したそうだ。

大急ぎで帰ってきて、マンションのエントランスにTakを見つけたとき、びっくりした。
誰かお友達の家にいってるかな…と思っていたけれど、今日はそういう気分じゃなかったらしい。
「Tak!」と叫んで、近寄って抱きしめようとしたけど、やっぱり抵抗された。
一瞬Takは拗ねた。当然だ。
でも、意外なほどすぐに許してくれた。エレベーターに乗るときは、もう肩を組んでいた。
許してくれたあとでも、何度も謝った。1日中謝ったけど、途中、宿題をやっていて、2桁の掛け算のやりかたをすっかり忘れていたのには愕然となって、またまた怒鳴ってしまった( ̄_ ̄|||)



Takはほんとにいい子です。

どの子も、母親にとってはみんな「ほんとにいい子」なんだと思うけど。

春休みの学童のときも、だいたい出掛けには、いつも遅刻しそうになって、イライラして怒鳴ってる私ですが、「アンタのせいでお母さんまで遅刻する!」といってTakを叱りとばしたままで無言でプンプンで2人でエレベーターを降りて、表と裏の出口に別れて出たあと、Takは、自転車置き場の出口にこっそりまわってきて、「おかあさん、いってらっしゃい!」ってプンプン怒ってる母に向かって手を振るんだよ。
ここで、大人げなく、怒ったままでリアクションなしで立ち去れるわけないじゃないの。
「いってきます、Takもいってらっしゃい♪」
言いながら、じょわぁ~~っと涙が出てきたよ。



こうやってTakの「いい子」の記録をたくさんたくさん書きとめておこうと思います。
ビデオカメラ持ってないし、写真もあんまり残してあげてないもんね。

Comments (10)
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