2週間ぶりにTakのヤマハに行きました。
発表会を2週間後に控えていて、今日のレッスンはほとんど発表会の練習と説明。
Takのクラスは7人でテキストの中の16小節の曲を全員で合奏します。
「カラオケ」に合わせて、全員が両手で、テキストどおりに両手で弾くのです。
先週のレッスンが大雪でお休みになった為に、気が弛んで、Takはずっと練習をサボっていました。
先生からは、以前から発表会の曲のカラオケMD(本番と同じ)をいただいていて、今日、初めてそれに合わせて、家で練習してみました。
私は、実はこの「カラオケアンサンブル」ってのに、ひっじょぉぉぉ~~に疑問を感じているのです。
5~6歳の子供の、初めての発表会という音楽体験。
クラス7人、全員が揃って、「等速」のカラオケに合わせてきれいに揃って演奏する…っていうのが理想なのですが…
「等速」というのは、音楽ではとっても重要、しかし、場合によってはとても残酷です。
「ぶんぶんぶん」を子供が弾くことを考えてみてください。
ぶんぶんぶん はちがとぶ~
(え~~っと…)
おいけのまわりに、のばらがさいたよ
(それからっと…)
ぶんぶんぶん はちがとぶ~♪
小学校1年生で、ひらがなを覚えて、本を持って少しずつ「音読」の練習をするでしょう。そのときに、「つっかえる」ことは、ごくあたりまえ。でも、何度も音読しているうちに、暗唱して、文字を見なくてもすらすら読めるようになるでしょう。
音楽も同じ。
けれども、ちょっとしたことで動揺して、(例えば、お隣の子が間違えて変な音を出したり、いつもと違う環境で緊張してしまったり)間違えてしまっても、「等速カラオケ」は待ってくれません。一瞬でも「え~っと」とか「それからっと…」なんていってる場合じゃないのです。
ちょっと間違えたり、一瞬出遅れて「あっ!しまった!!」と思っても怯まず等速の中で体勢を立て直すのは、大人のワザ。これを音楽体験1年未満の子供に要求するのはどんなものでしょうか。これは、この年齢、経験の子供達にとって、音楽の最優先事項ではないと思うんです。
それでも、私は、MDを流しながら練習させて、Takに「遅い!」「間違えて弾けなくなったら片手でもついていきなさい!」とかいって、特訓しまくりました…
案の定、Takはまた泣きました。
Takには、アンサンブルって自分勝手にマイペースでできるもんじゃないんだよっていうのを理解できるだろうと思ったからです。アンサンブルの発表会、7人で同じことを弾けば、自分の分担は7分の1、だからソロよりラク…っていうのは、全然違う。みんなで揃えることは、人数が多くなるほど難しい…そして彼は理解しているので、泣きながらも食らいついてくるのです。
でもまっ、ほんとは、もっと毎日ちゃんと練習してれば、こんなに泣きながら練習するほどのことじゃないんだけどね(^_^;)
それでもやっぱり、カラオケに合わせて最後までついていく練習よりも、今の時期、もっと素敵なこと、大事なことがたくさんあると思います。
いや、それはもう、元講師としては、わかっていてTakをヤマハに通わせているんだから、いいのですけれど。
Takは今、ディズニーの「マダガスカル」のベースパートを(鍵盤で)弾くことに夢中で、最近は、「移調」にとっても興味が湧いているところです。
「ド」から弾くのがホント(原曲の調)だけど、「ラ」とか「レ」から弾くと黒い鍵盤を使わなくても弾けて、「ド」から弾いたときと同じになる、なんで~なんで~~~!?!?!?
眼を輝かせています。
また、自分で弾いた伴奏にかーちゃんが歌をつくってくれる→これをコラショの目覚まし時計に録音して、アラームにする…っていうのもとってもうれしい。
こんなのは、ヤマハの音感教育の賜物かもね。
Takのエライところは、かーちゃんにガミガミと猛特訓されてうちひしがれでも、
すぐに立ち直るところ。「もー1回!!」とかーちゃんに凄まれても、泣きながら「できるかなあ~」といいながら鍵盤に両手を用意するところ。
「Takくんは、おかーさんの子供だから、絶対だいじょうぶ!上手になるよ!!」と慰めると、大泣きしながらしがみついてくるところ。
…しっかし、おかーさんの子供だから何がだいじょーぶなのか、、、( ̄_ ̄|||)
発表会を2週間後に控えていて、今日のレッスンはほとんど発表会の練習と説明。
Takのクラスは7人でテキストの中の16小節の曲を全員で合奏します。
「カラオケ」に合わせて、全員が両手で、テキストどおりに両手で弾くのです。
先週のレッスンが大雪でお休みになった為に、気が弛んで、Takはずっと練習をサボっていました。
先生からは、以前から発表会の曲のカラオケMD(本番と同じ)をいただいていて、今日、初めてそれに合わせて、家で練習してみました。
私は、実はこの「カラオケアンサンブル」ってのに、ひっじょぉぉぉ~~に疑問を感じているのです。
5~6歳の子供の、初めての発表会という音楽体験。
クラス7人、全員が揃って、「等速」のカラオケに合わせてきれいに揃って演奏する…っていうのが理想なのですが…
「等速」というのは、音楽ではとっても重要、しかし、場合によってはとても残酷です。
「ぶんぶんぶん」を子供が弾くことを考えてみてください。
ぶんぶんぶん はちがとぶ~
(え~~っと…)
おいけのまわりに、のばらがさいたよ
(それからっと…)
ぶんぶんぶん はちがとぶ~♪
小学校1年生で、ひらがなを覚えて、本を持って少しずつ「音読」の練習をするでしょう。そのときに、「つっかえる」ことは、ごくあたりまえ。でも、何度も音読しているうちに、暗唱して、文字を見なくてもすらすら読めるようになるでしょう。
音楽も同じ。
けれども、ちょっとしたことで動揺して、(例えば、お隣の子が間違えて変な音を出したり、いつもと違う環境で緊張してしまったり)間違えてしまっても、「等速カラオケ」は待ってくれません。一瞬でも「え~っと」とか「それからっと…」なんていってる場合じゃないのです。
ちょっと間違えたり、一瞬出遅れて「あっ!しまった!!」と思っても怯まず等速の中で体勢を立て直すのは、大人のワザ。これを音楽体験1年未満の子供に要求するのはどんなものでしょうか。これは、この年齢、経験の子供達にとって、音楽の最優先事項ではないと思うんです。
それでも、私は、MDを流しながら練習させて、Takに「遅い!」「間違えて弾けなくなったら片手でもついていきなさい!」とかいって、特訓しまくりました…
案の定、Takはまた泣きました。
Takには、アンサンブルって自分勝手にマイペースでできるもんじゃないんだよっていうのを理解できるだろうと思ったからです。アンサンブルの発表会、7人で同じことを弾けば、自分の分担は7分の1、だからソロよりラク…っていうのは、全然違う。みんなで揃えることは、人数が多くなるほど難しい…そして彼は理解しているので、泣きながらも食らいついてくるのです。
でもまっ、ほんとは、もっと毎日ちゃんと練習してれば、こんなに泣きながら練習するほどのことじゃないんだけどね(^_^;)
それでもやっぱり、カラオケに合わせて最後までついていく練習よりも、今の時期、もっと素敵なこと、大事なことがたくさんあると思います。
いや、それはもう、元講師としては、わかっていてTakをヤマハに通わせているんだから、いいのですけれど。
Takは今、ディズニーの「マダガスカル」のベースパートを(鍵盤で)弾くことに夢中で、最近は、「移調」にとっても興味が湧いているところです。
「ド」から弾くのがホント(原曲の調)だけど、「ラ」とか「レ」から弾くと黒い鍵盤を使わなくても弾けて、「ド」から弾いたときと同じになる、なんで~なんで~~~!?!?!?
眼を輝かせています。
また、自分で弾いた伴奏にかーちゃんが歌をつくってくれる→これをコラショの目覚まし時計に録音して、アラームにする…っていうのもとってもうれしい。
こんなのは、ヤマハの音感教育の賜物かもね。
Takのエライところは、かーちゃんにガミガミと猛特訓されてうちひしがれでも、
すぐに立ち直るところ。「もー1回!!」とかーちゃんに凄まれても、泣きながら「できるかなあ~」といいながら鍵盤に両手を用意するところ。
「Takくんは、おかーさんの子供だから、絶対だいじょうぶ!上手になるよ!!」と慰めると、大泣きしながらしがみついてくるところ。
…しっかし、おかーさんの子供だから何がだいじょーぶなのか、、、( ̄_ ̄|||)