ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

嘘を愛する女/岡部えつ

2018-07-30 | 読書
大手食品メーカーに勤める由加利は、研究医で優しい恋人・桔平と
同棲5年目を迎えていた。
ある日、桔平が倒れて意識不明になると、彼の職業はおろか名前すら、
すべてが偽りのものだったことが判明する。
「あなたはいったい誰?」
由加利は唯一の手がかりとなる桔平の書きかけの小説を携え、
彼の正体を探る旅に出る。彼はなぜ素性を隠し、彼女を騙していたのか。
すべてを失った果てに知る真実の愛とは―。
もうひとつのラストに涙する、小説版「嘘愛」
(「BOOK」データベースより)

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世間は夏休みですね。
感想文がたまっているので、ぼちぼちアップしようかしら。と。

これは、長澤まさみと高橋一生で映画化したよね?
個人的に高橋一生が好みではないのでスルーしていましたが
ストーリーは面白そうだったので本を読んでみました

この作家さんは知らなかったけど、読みやすくて
面白かったです。

ただ、読み終わってみると、5年も同棲していて彼の全てが嘘だったなんて
「そんな奴、おらへんやろ〜!」(大木こだま・ひびき風に)
と突っ込みたくなる気持ちも沸き起こりましたが、そこはストーリー展開が
うまくカバーしてくれます

そんなこと言って、どうしよう。
うちも旦那が実は会社なんか行ってなくて、毎日スーツ着て
全然知らない場所に行ってたりしたら・・・
おーコワ

最近、暑くて考える力もあまりなくて、ゴリゴリのやつ(高村薫的な)
はどうも集中力が続かず読めない。
ミステリー調でもこういった軽い感じ(おい、こら!
に日和ってしまう傾向がありますね。

エンディングも良くて、読後感も安心の作りとなっております。
暑い夏の夜にどうぞ


☆☆


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