兄・明信と弟・徹信の間宮兄弟は、マンションで仲良く静かに暮らしている。
一緒にゴハンを食べ、テレビで野球中継を見ながらスコアを付け、
夜中にパズルに熱中する。
独特のこだわりをもつ2人は、傍からみれば単なる”オタク”。
女の子には無縁の2人だったが、ちょっとしたきっかけで身近な女の子達を
家に招くことになり…。
映画を見たんだろうか??
いやいや、宣伝やTVの特集などで一部のシーンを見ただけだろうか?
はっきりしないが、とにかく、主人公2人がすっかり私の頭の中で
映画のキャストである佐々木蔵之介と塚地武雅になっていて、
非常にストーリーの邪魔をしました。
やはり、小説は自分の世界で読まないと、主人公が特定の俳優さんに
なっちゃうと、何だかうまく進みませんでした…
さておき。
江國さんの、この手のあったかい家族モノ。
大好きです
自分が昔、温かく大きなものに守られていた頃を思い出し、
ほんわりした気持ちになります。
とても良い小説でした。
兄弟2人がそれぞれ読書に耽っているくだりで、すごく
心に残る文章がありました。
==============================================
互いに相手の持っている本は物体にしか見えないが、
自分のそれには既によく知っている人物や風景が詰まっていて
ここではないどこかにつながっている道のように思える。
==============================================
そう
本を読むって、そういうことなんです。
本というより、その世界を持ち歩いている。
素晴らしい表現だな~
一緒にゴハンを食べ、テレビで野球中継を見ながらスコアを付け、
夜中にパズルに熱中する。
独特のこだわりをもつ2人は、傍からみれば単なる”オタク”。
女の子には無縁の2人だったが、ちょっとしたきっかけで身近な女の子達を
家に招くことになり…。
映画を見たんだろうか??
いやいや、宣伝やTVの特集などで一部のシーンを見ただけだろうか?
はっきりしないが、とにかく、主人公2人がすっかり私の頭の中で
映画のキャストである佐々木蔵之介と塚地武雅になっていて、
非常にストーリーの邪魔をしました。
やはり、小説は自分の世界で読まないと、主人公が特定の俳優さんに
なっちゃうと、何だかうまく進みませんでした…
さておき。
江國さんの、この手のあったかい家族モノ。
大好きです
自分が昔、温かく大きなものに守られていた頃を思い出し、
ほんわりした気持ちになります。
とても良い小説でした。
兄弟2人がそれぞれ読書に耽っているくだりで、すごく
心に残る文章がありました。
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互いに相手の持っている本は物体にしか見えないが、
自分のそれには既によく知っている人物や風景が詰まっていて
ここではないどこかにつながっている道のように思える。
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そう
本を読むって、そういうことなんです。
本というより、その世界を持ち歩いている。
素晴らしい表現だな~
私はね、本→映画(TV放映)の順番だったんだけど、
映画はほんの少し観ただけでやめてしまった・・。
特にこういう温かい作品は、持ってるイメージが
強いから、映像化は難しいよね。
江國の兄弟や姉妹モノって大抵いいなって
思える気がするなぁー。
江國好きだからね~
未だに本に勝る映画はナシ、だよね?
(少なくとも私は。)
読書はイマジネーションの力が大事だから
。
初めから、顔や性格を与えられたら、随分とスタート地点がズレるもんね。