抗議

連日のオリンピックでは、試合に対する「抗議」がめだっているような気がしますが、気のせいでしょうか。日本絡みの「抗議」は、言わずと知れた男子体操。一度は4位と結果が出たものの、あん馬の内村選手の演技得点に対する抗議が認められ、結果銀メダルを獲得しました。説明によると、あん馬の降り技がきちんと終末技として認定されていなかったための抗議で、認められた結果の銀メダルですが、メダルの夢が消えたウクライナチームの気持ちはきっと複雑でしょう。理不尽な審判ミスには、冷静な抗議が必要だと思いますが、そうとするならオリンピックという超一流の試合場面での審判がお粗末すぎます。

報道によると、どうやら韓国の抗議が多いようです。フェンシング女子では、終了1秒前からタイムが経過せず、その間に入った得点で逆転負けしたと猛抗議。会場だけでなく、ネット上でとてつもない混乱が起こっていると言います。試合の審判の電話番号やメールアドレスがネット上に流出し、さらに相手選手のヌード写真が流出しているとか。マナーや礼儀を大きく逸脱しています。フェンシングでの抗議は却下されたようですが、訴える方法はともかく、解消できない疑念というのは、審判のマイナス点だと思えます。

北朝鮮対コロンビアの女子サッカー試合で、電子スクリーンで紹介された北朝鮮選手が誤った映し出された韓国国旗に抗議退場。これなどは初歩的なミスです。英国首相の謝罪にまで発展しましたが、もっと気持ちの良いスマートな抗議はできなかったのでしょうか。

他のさまざまな抗議に、どれほど真実と手落ちがあるのか、残念ながら報道ではわかりません。が、根本的に「礼儀」や「権威」に欠けているような報道が気にかかります。




「ヘッダーを指定すると他のヘッダーが消える」

パソコンのご質問を（ぱぁと２）にまとめています。ご連絡の際は、メール（pc_labo@mail.goo.ne.jp）をお送りください。