ぱそらぼ (ぱぁと1)

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マイマップ

2018年12月23日 | 社会派らぼ
Google マップにはマイマップという機能があります。自分用にカスタマイズした地図を作成する事ができるというもの。様々に、地図上に確認しておきたい場所をマークする事が出来、必要なら説明を入れたり、ルートを追加したり、スポットに写真を入れたりすることもできます。一人で仕事の戦略を立てるもよし、複数人で情報を共有する事もでき、また広く公開する事もできます。使い方はその人次第。超便利だと愛用する人もたくさんおられるようです。

が、このマイマップの機能を使って、悪口とかあらぬ揶揄を書き込まれるという被害が多く出ているようです。日本大学の敷地に「日本タックル大学」と書き込まれていたり、店の悪口が書き入れられたりするということで、店の死活問題だとして弁護士に相談するケースもあるように聞き及びます。

こうした場合、まず相手を特定する必要がありますが、それは厚い壁に阻まれていて、まずはGoogleに対する情報開示命令、それが認められ相手のIPアドレスが分かったら、次はプロバイダに対する情報開示命令が必要になります。それぞれ訴訟といった形で裁判所の開示命令が必要になります。ですから、相手が特定された時には情報が削除されていたとか、もしくは特定できる前に通信記録が消去されてしまっていたなど、損害が賠償される道のりは険しいようです。

そもそも、こうした悪口が、ネット上では顔を晒さずに言ってしまえるところに問題があるのかも知れません。あるいはそれ以前に、顔を隠していれば、品格に欠ける言動を平気でするという振る舞い自体が問題です。昨今は個人情報の流出に非常に神経質になっていて、イベントの写真などに子どもの顔がほんの僅かでも映り込んでいると、写真の公開に強い意義が申し立てられます。大半は家庭の許可が無いからという事で、公開は見送られます。…が、そうしてナイーブになるご家庭に「一体、何が怖いのか?」を尋ねてみても、漠然とした不安でしかない場合が多いものです。

顔と名前が特定される事を、本能的に怖がり、逆に言うならば顔と名前が特定されなければ、何をしても良いと言った不届き者が多すぎるのでは無いでしょうか。名前を名乗り、顔を上げて行動する事が当たり前の社会に戻るべきなのではないだろうかと思ったりします。

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