ぱそらぼ (ぱぁと1)

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礼儀

2011年06月10日 | 命の生き方
「礼儀」は、社会生活の中で備えていなければならない教養であり、必要かと問われたらほぼ全員が必要なことだと認識していると思います。恐らく、学校生活や家庭生活の中で、それが意識されていないわけではないと思うのですが、全体として私たちの中から希薄になって行っているように思えます。

多分、古くからの「礼儀作法」の類に、あまりにも「形」としての儀式が多く、現代のスピードや考え方にそぐわない部分があって、旧弊として淘汰されていくのに従い、失くしてはならない部分までが消えていきつつあるのかも知れません。

確かに「形」にとらわれ過ぎて、形骸化したものは不要です。それでも恐らくは、形を規制することで、内面に据えられた節度枠というものがあったはずなのですが、当然のごとくそれすら急速になくなってしまっているような気がすることがあります。

学校生活の中で、教師が生徒と「友達」関係を作ることに力を注ぐあまり、教育の現場でも礼儀はうるさく言われなくなりました。それなりの社会常識を備えた大人は、人と接したり、話したりする際に、ある程度の形を作ることはできますし、それこそが礼儀だとしか思っていないように見受けられます。

礼儀と言うのは、多分、相手への尊敬です。「自分」というものを大切にする教育が繰り返し行われて来て、それはそれで一定の効果を上げていいるのだと思いますが、あまりにも「自分軸」しか見えていない場面に、少し疲れてしまいます。




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