ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

不信任案

2011年06月02日 | 社会派らぼ
大山鳴動…という感がしなくもありません。今回の内閣不信任案。結局のところ、いつだか分からない管総理の退陣表明で、与党議員の大半が反対票を投じて否決されました。この時期になぜ?と、案提出そのものに懐疑的だった人も含め、どこかで風の流れが変わるのではないだろうかと一抹の期待を持っていた部分がありましたから、これで一体何が残ったのだろうと、空虚感を否めません。

多分、充実していたのが、票の数を数え、根回しを繰り返し、政治生命をかけて、自分達が国を動かす大きな力を握っているかのように感じていた議員の先生方ではないでしょうか。文字通り、ここでどう動くか、誰の味方に付くか、が彼らの政治生命を左右する局面でしたでしょうから、政治家としてこの場面に出くわしていること自体に充実感があったのではないだろうかと、不謹慎にも想像してしまいます。

結局のところ、大きく目立って変わることなく、明日は明けて来ます。が、それが日本にとって幸福なことかどうかは分かりません。そろそろ、気持ちのどこかにある、国がやってくれなければ…!の思いを捨てるところから、私たちは始めるべきなのかもしれません。日赤には多額の寄付が集まっているはずですが、それをどこにどう振り分けるかといった事は、もしかするとバランス感覚に長けた識者達で決めれば良いことかも知れません。必要な復興計画は、国でなく被災地域レベルでドンドン定めて進めなければならないのかも知れません。裏づけとなるお金は必要ではありますが、要るものは要るわけで、極端なことを言えばかかった費用の請求書を国に回し、捻出どころを考えてもらえば良いかもしれません。

大きな組織に寄っかかって、組織が動かないことを、さも自分達には責任がないかのように錯覚をすることは、きっと間違っているのだと思います。それでも私達にやれることはキットあります。



[元に戻す]ボタンが効かない
パソコンのワンポイント知識を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

「ぱぁと2」の閲覧には、当方から発行する「ID」と「パスワード」が必要です。よろしければ、メールで(pc_labo@mail.goo.ne.jp)お問い合わせ下さい。24時間以内に返信します。