ぱそらぼ (ぱぁと1)

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資格

2008年12月14日 | 雑談
知人に偶然出会いました。今年は「○○士」の資格に向けて頑張っていたはずでしたが、さわやかぁな笑顔で「ダメでした!」。何でも過去10年間で最も低い合格率に終わったそうです。折角頑張っていたのに…とは思いますが、結果がすべてですからいたし方ありません。ですが、清々しいというのでしょうか、潔いというのでしょうか、とてもさわやかな表情をしていました。

仲間内で合格した人は1人しかいなかったそうですが、比べれば確かに自分の勉強は足りなかった気がするのだそうです。結果はついては来なかったけれど、やり切った気がする…とも話してくれました。めげそうになったし、諦めようと思ったけれど、やるだけのことはやったから、とても満足しています…という彼女は、多少誇らしげでもありました。

最近、あんなさわやかな顔をしていない自分に気づきます。私は数種の資格を一応持ちはしていますし、パソコンがらみの幾つかはバージョンアップと共に、資格を更新しなければなりません。(一応更新ですが、有資格者にメリットはなく、一律受験です。)今年は更新すべき資格はあっても、忙しさを理由に何もしませんでした。…というのも、それなりの受験料が必要なことと、1つの資格に数回の受験・受講が必要なことと、何よりこれまでずっと資格を維持してきていても、特段『得をした』を思うようなことはただの1度もなかった気がするからです。

個人的には、資格というものに心理的に拘束されていないつもりです。資格に特別の価値を見出そうと思っていないし、逆に言えば資格に対して冷たいかも知れません。それを自分の値打ちか何かのように思うことに強く反発さえしています。そう広言して憚らないのですが、その時に唯一、資格もなしにこのようなことを口にしてもキット相手にされないのだろうな…というようなメリットを感じているといえば感じているかも知れません。

でも考えると、そうした資格の「損得」という打算以外に、もう一つ大事なことを忘れていました。彼女の「さわやかさ」こそが、もう一つのメリットだったかも知れません。未知の新しい自分に挑戦するということの何よりもワクワクする充実感。(年齢を持ち出したくはないけれど)若さの特権かも知れません。


テクスチャファイルを利用しても、きれいになりません
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