蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

梅雨明けに竹の襲来、全ては朽ちる、捨てましょう

2010-07-19 23:00:02 | 神戸布引谷での出来事

梅雨明けの前、雨が降った翌日、我が庭に襲来するモノがある。 それは隣の竹やぶから根を伸ばして現れる竹。

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069_2 不気味です。 毎年10数本。その都度切除して、除草剤を注入している。 放っておけばウチの庭は竹やぶになってしまう。

5月の終わりに穂高へ行って、その時湿ったアウターウェアや道具、吊るしたままにしていたら入梅、そして気が付くと7月梅雨明け。

で、数日前から順次仕舞っている。また次使うのは半年後。

ついでに眼にとまった古い衣服、道具、捨てることにした。明日はゴミの日。

オフクロの遺した沢山の衣服諸々、その処理に呻吟していたが、ワタクシも殆ど着なくなったモノ、使わないモノ、捨てないまま残している。 
オフクロのまだ着れそうな衣服を、古着寄付でミャンマーへ送るべく、近所のコンビニへ持ち込んだ時、そこの経営者ご夫妻とのお話し。 

「いやホンマ、大正生まれは何でもかんでも残して、ムスコは後片付け大変ですワ、誰も貰ってくれヘンし」
すると、そこの奥さん、ダンナにキツイ眼差しを浴びせながら、「役に立たン色んなモン、置いとくの、昭和生まれのオッサンもやでェ」

このお二人、ワタクシの小学校の先輩だと最近判った。そして、昭和生まれのオッサンはワタクシも同じ。

無常。鉄はサビる、木製品は朽ちる。
そして、化学製品も劣化する。役に立たン色んなモンは捨てましょう。

久しぶりに使った20以上前の雨具、ゴアが出だした頃のもの。たたんで仕舞おうとしたら、シームテープがはがれていた。何年か前に貼りなおしたが、もうオサラバしましょ。 
通勤に使っていたカバンと単身赴任に使っていたカバン、裏のコーティングがネチャネチャ。
10年以上前の残雪期、白出のペースから槍ケ岳にかついで行ったミレーのサブザック、鮮やかだったピンクが色あせて表と裏の色が違う。
ほぼ皮で縫いあげられた白いモカシン。もうリーガルのカタログにも載っていない。 しかしもう底のつま先がすり減ってなくなっている。

全てお疲れサン、と言ってゴミのコンテナへ放りこんだ。

人間、いつ死ぬか判らない。残された者に面倒かけないよう、使わないモノはドンドン捨てましょ。

と言いながら、新しいモノも増えている。これらはいつ捨てる?


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1 コメント

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ホント、古い物って捨てられないですよね。私も何... (eart)
2010-07-20 00:39:45
ホント、古い物って捨てられないですよね。私も何時いなくなってもいいように、せっせと捨てるようにしてるんですが「もし戦争か災害が起きて物資不足になったら・・・・」なんて思うのは年とったからでしょうか??
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