蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

信州・栂池通い、 2回目の報告

2011-01-23 22:03:20 | 山とスキーでブラブラ

明らかに、前週より雪は増えていた。

名神の多賀SAはもう立派な積雪だったが、除雪が行きと届いておらず、とんでもないスペースに車が停められていたりしていた。
その後、中央道・駒ケ岳SAに着くと、除雪は完璧。しかし、ガラガラの普通車スペースに大型トラックが堂々と2台もナナメに停まっていて、まぁ色んな停め方、何と言うオギョウギ。

南大町手前から蓮華大橋、木崎湖入口へ抜ける大町市街のう回路は、完全に雪に覆われていて皆さんノロノロ、前週同じ10時過ぎ、定宿着。

18日は馬の背とハンノ木を3回滑って、19日。天気が今一つ優れない、朝飯の後、本読んでたらいつの間にか眠ってしまい、気が付くと11時。 取りあえず滑る事にして、定宿から近い鐘の鳴る丘ゲレンデのリフトで上がろうとしたら、ナント強風で、ゴンドラ中間駅から上はリフトも休止。 上のゲレンデには登れない。

鐘の鳴る丘はただただッ広い平原だが悠然と滑るにはイイ斜面。 しかし、直ぐ飽きてしまう。 隣の丸山ゲレンデを少し滑って白樺ゲレンデへ。
そこからチャンピオンゲレンデへ続く斜面、気持ちよく飛ばしていたつもりが、飛ばされていた、ヴァ~ンと。
3年前からここへ通い続け、スキーの感覚は若いころに戻っていた、と思う。 しかし、筋力、脚力は歳を経るにつれ劣っている。 それに気付かず飛ばしているつもりが、飛ばされてしまった。 制御不能でコケて、もうバラバラ、ボロボロになっていた。気が付くと左足を伸ばそうとしたら、痛い、ナサケナ。
しかし、板履いて滑る姿勢を取るとそれほど痛みは感じない。 その後チャンピオンゲレンデを4回滑ってこの日は終わり。
フツーに歩いていて、後ろ脚が伸びる瞬間、アキレス腱をストレッチする姿勢をとると痛い。 宿で左足を引きずっていたら宿の女将さん、どうしたンですか? 「白樺からチャンピオンに行く斜面、あるでしょ、あそこでコケました」、「あぁあの急斜面ネ、よくレースやってるトコね、で、大丈夫?」

翌20日、相変わらず左足、痛い。伸ばそうとするとフクラハギの付け根、膝の裏が痛い。 どんな捻り方をしたンだろうか。 相変わらず引きずらないと歩けない。 今日は宿でオトナシクしていよう、本でも読んで。
しかし、昼前になるとジッとしていられなくなって、靴はいて板持って出ようとすると、宿のご主人、「オッ、それでも滑るのォ?」「鐘の鳴る丘ゲレンデでノンビリしてきます、あそこならストックつかなくても滑れるし」
ゲレンデに出るとリフトは上まで動いている。結局栂の森まで上がり、ハンノ木3回、馬の背2回滑って、この日も終わり。

21日、 相変わらず左足、引きずっている。 でもこのまま帰るのはナサケナイ。 宿泊代払って、荷物を大部屋に移して出ようとすると、宿のご主人「オッ、今日もがんばるぅ?」「エエ、ちょっとだけ」

天気はまずまず。ケンタッキーのオジサンもゴンドラに乗って宣伝していル。Imgp2411_3 

乗鞍方面は雲がかかっている。Imgp2406

白馬方面は見えない。Imgp2408

栂の森ゲレンデはキレイに整地されている。 こんな状態をファットで滑るのは贅沢?Imgp2407

下まで滑り降りると、鐘の鳴る丘ゲレンデはガラガラ。Imgp2409

振り返ると、乗鞍方面は雲に覆われていた。Imgp2410

馬の背2回、ハンノ木3回滑って終わりにしました。

今回は雪少なく、10分足らずで車は出せた。去年はこの時期、40分以上掛って掘り出したのに。Imgp2412