5月8日、長谷川等伯を見に京都へ。
JR三ノ宮9時過ぎ、京都駅10時過ぎ、ブラブラ歩いて10時40分国立博物館着。で入館まで待ち時間60分?!
人気あるンですねぇ。最近はスキー場のリフトでも並んだことないのに。
一応お行儀よく並びました。美術館、博物館へ入るのに並んだの、初めてです。
大体こんな大きな展覧会に行ったのも初めて。直接国宝の絵を見たのも初めてかも知れない。
長谷川等伯という超有名画家、学校で習ったンでしょうが、数年前まで知らなかった。改めて知ったのは五木寛之さんの本。何冊かに書かれていたので憶えました。
ワタクシ、この「日本一暗い」(と言われているらしい)作家さんの書かれたのを読んで、認識を新たにする事が非常に多い。所謂“五木教(狂?)”
そうやったンや、と書かれていることがスゥ~っと入ってくる、ナゼか。多分充分理解していない部分も多いンでしょうが。
約2時間半、1点、1点じっくりと、解説何回も読んで見させて頂きました。
出口まで来て、もう一度金ピカの「楓図」と「松に秋草図」を見に戻り、また「松林図」を見る。ホンマに同じ人が書いたンやろか。
染物屋の養子、能登の仏絵師、妻子を連れて京都へ来て、やがてデカイ仕事(金ピカの絵)して、息子と後援者(友?)を亡くして、そして「松林図」、スゴイ人生。
ボクも今までの人生、それなりに色々ありましたけど。
博物館からまたブラブラ歩いて知恩院へ14時半。
オヤジとオフクロを分骨してるンで寄らずには帰れない。御影堂と納骨堂と阿弥陀堂に念仏十念して終わり。
何故かハラも減らず、ノドも乾かず、飲まず喰わずで気がつけば阪急電車に乗っていて、戻れば17時過ぎ、8時間のブラブラだった。