ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (3/5)

2013-03-05 14:37:05 | Weblog

■世界でのスマートフォン出荷台数は2013年に携帯電話を超える──IDC予測
廉価版スマートフォンの登場や4Gネットワークの普及により、主に新興国での出荷台数が伸び、2013年中にスマートフォンの出荷台数がいわゆるフィーチャーフォンの出荷台数を超えるとIDCは予測する。

ウィトラコメント: 2012年で42%くらいなので50%を超えるかどうかは微妙なところだと思います。安くて使いやすいスマホが出るかどうかですね

■スマートフォンとタブレットのメーカー別シェアトップはどちらも「アップル」
インターネット利用状況調査会社のビデオリサーチインタラクティブは、スマートフォン/タブレット端末ユーザーのコンテンツ利用状況調査レポート「SmartPhone Contents Report(Vol.04)」の予備調査の結果をまとめた。

ウィトラコメント:日本市場ですね。日本市場はブランド信仰が強いのでしばらくAppleがトップを続けそうです。

■富士通1000億円規模の赤字、9500人削減 ルネサスに逃げられ半導体事業統合どうなる?
富士通は2013年3月期第3四半期(12年4~12月)の決算発表で最大の懸案だった半導体事業の再編計画を発表した。システムLSI(高密度集積回路)と呼ばれる半導体事業は、パナソニックと共同で13年度中に新会社を設立し、日本政策投資銀行に数百億円の出資を要請する。

ウィトラコメント: 半導体のリストラのための特別損失1700億円が大きいようですね。来年度はV字回復すると思います。実質的には好調だった携帯電話の失速が大きいと思います。Allowsの初期モデルにバグが多く評判を落としたらしいです。

■ソニー、モバイル事業の14年3月期の黒字化は必達目標=鈴木ソニーモバイル社長
ソニーの携帯電話子会社ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正社長兼最高経営責任者(CEO)は4日、時事通信などのインタビューで、モバイル事業の2014年3月期の黒字化目標について「黒字化したいではなく、黒字化する」と述べ、必達目標との認識を示した。モバイル事業にはスマートフォン(多機能携帯電話)、タブレット型多機能携帯端末、パソコンが含まれる。

■EU、携帯高速通信に遅れ 低収益で投資に慎重
欧州が携帯電話向け高速通信サービス(LTE)の普及で大きく出遅れている。契約者数は欧州連合(EU)加盟27カ国を合計しても韓国に届かない。複数企業による料金引き下げ競争を重視する政策を背景に、通信事業者の統合が遅れ、各社が新規投資に慎重になっているためだ。高速通信関連の新産業育成に影響が出るとの危機感が高まっている。

ウィトラコメント: 日本企業の幹部は良く必達目標、などと言って社員を鼓舞しますが、あてのない必達目標は士気を下げるだけです。市場が拡大していた時期ならまだしも、ソニーにはあてがあるのでしょうか。Xperia Zの世界販売に自信があるなら良いのですが

■KDDI、15社とモバイルNFC普及へ連携 O2Oや海外展開も
KDDI(au)は4日、MasterCardやVisaなどのクレジット企業、ソニーやパナソニックなどのメーカー、日本郵便やサイバーエージェント、ベネフィット・ワンなどの情報配信、O2O関連サービス企業らと連携し、NFCの本格的な普及に向けた取り組みを開始すると発表した。

ウィトラコメント: 今年はNFC(FeliCaではない)の普及が始まる年になりそうです

■富士通、ドコモのLTE-Advanced基地局の開発ベンダーに選定
富士通は2013年3月1日、NTTドコモの「高密度無線基地局」の開発メーカーに選定されたと発表した。

■焦点:中国スマホメーカー、新興市場進出で優位性も
今後インターネットの普及が見込まれる新興国市場では、スマートフォン(多機能携帯電話)各社の激しい戦いが予想されるが、先行する米アップルやサムスン電子よりも、手ごろな価格の端末を提供する華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)などの中国メーカーが有利になるとみられている。

■スマホ業界に地殻変動 「第3のOS」は何を狙う
2月28日までスペイン・バルセロナで開かれた携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2013」では、米モジラ財団の「ファイヤーフォックスOS」など新たな基本ソフト(OS)が、「第3のOS」として最大の話題になった。スマートフォン向けOS市場では米グーグルの「アンドロイド」が7割を占めるが、新顔の相次ぐ登場は業界にどのような地殻変動をもたらすのか。

ウィトラコメント: Firefox OSは低価格機のためのOSとなりそうに思います 

■中国移動、最大規模の4Gネットワーク実証実験を実施
中国移動(チャイナ・モバイル)は27日、広東省広州市と深セン市の両地域で同時に最大規模となる4G(第4世代移動通信システム)商用サービスの実証実験を開始した。2年の歳月を費やし、中国移動は既に広東省における国内最大規模の4G規格の「TD-LTE」通信ネットワークの構築を完了しており、広東省と香港間の4Gネットワークによる双方向データローミングも本格的に始動する。28日付中国証券報が伝えた。

■Optimusを武器にスマホの世界トップを目指すLGの戦略
LGエレクトロニクスは今年、Mobile World Congress(以下、MWC)の前に「Optimus G Pro」や第2世代の「Optimus L II」3機種を発表、会期中はそれらを一堂に展示した。スマホの出遅れと中途半端に見えたプラットフォーム戦略から事業的にも苦しい状態が続いた同社だが、「Nexus 4」のヒットもあり2012年第4四半期は台数ベースで前年同期比7%増、半分がスマートフォンになるなど、新しい時代に向けた戦略が動き始めている。

■スマートフォンの性能は今後も確実に向上 ARM社に聞く
ARM社はMWC2013でプレス向けの説明会を開催した。説明を行なったのは、同社Director Segment Marketing Client ComputingのJeff Chu氏。これまでの状況を説明したあと質問に答えた。

■Android搭載でiPhoneとも連携できる腕時計「i’m Watch」動作デモムービー&フォトレビュー
Facebook・Twitterの閲覧や電卓・コンパス・音楽プレイヤーなどの機能に加えてBluetoothで接続したiPhoneなどのスマートフォンから電話をかけることもできるAndroidを搭載した腕時計が「i’m Watch」です。スペインのバルセロナで行われているMWC2013でその実機が展示されていたので、端末の外観や操作を行う様子を写真とムービーに納めてきました。


平成24年版 情報通信白書

2013-03-05 14:30:08 | Weblog

■■■第1部 特集 ICTが導く震災復興・日本再生の道筋
■■第1章 成長戦略の要となるICTとグローバル展開
■第3節 ICT国際展開がけん引する成長のポテンシャル
◆3 我が国ICT産業の競争力分析
(3)ICT産業の海外展開(世界シェア)
図表1-3-3-11 我が国大手ICTベンダー4社の地域別売上高
 


図表1-3-3-12 主要ICTベンダーの売上高と海外売上比率