ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (7/7)

2010-07-07 12:52:33 | Weblog
半導体大手のルネサスエレクトロニクスは6日、携帯電話端末世界最大手のノキアから携帯電話に使う通信用中核部品の「ワイヤレスモデム」事業を買収すると発表した。2010年末までに2億ドル(約180億円)で買収して技術者1100人を受け入れる。「LTE」など次世代高速通信サービスに対応した製品開発を加速、海外でモバイル端末向けシステムLSI(大規模集積回路)の拡販体制を整える。 
ウィトラコメント: ノキアがどこまで人員を手放すのか分かりませんが私の知っている人でも優秀な人はたくさんいます。ルネサスとしては賭けてみる価値はあると思います。

■NECが事業セグメントを変更 - エレクトロンデバイスを廃止

NECは7月6日、NECグループビジョン2017のマイルストーンとして策定した中期経営計画「V2012 -Beyond boundaries, Toward our Vision-」の実現に向けて4月1日付けで組織再編を実施し、これに伴い事業セグメントを変更したと発表した。
ウィトラコメント: 半導体を切り離しただけでそれほど影響は無いようです。しかし、あれだけ「クラウド」と言いながら、事業セグメントの説明にはクラウドが出てきませんね。
ドコモは来年4月以降に発売する端末に、SIMロックを解除できる機能を盛り込む。解除の条件や手続き方法、手続きスタートの時期などは検討中で、他キャリアと足並みをそろえたい考え。
ウィトラコメント: ドコモに拍手
NTTドコモの山田隆持社長は6日、日本経済新聞の取材に応じ、年末に開始する次世代携帯電話サービスの設備投資約3000億円を2年前倒しで実施する計画を示した。 
ウィトラコメント: これもドコモに拍手です。さすがに考えていると思います。
イー・モバイルは6日、3.5G(3.5世代携帯電話)のDC-HSDPA技術を導入し、10月から下り通信速度を42Mbpsまで高速化させる新サービスを開始すると発表した。現時点で3Gとしては最速の通信速度となり、国内では初めての導入になるという。具体的な開始日時、端末、料金はすべて未定だ。
ウィトラコメント:これは名目上はすごいけれど実質はそれほどでもないと思います。
インドの国営携帯電話会社2社が政府に払った第3世代(3G)サービスの免許料について、ラジャ通信・情報技術相が両社への返還をムカジー財務相に求めたことが明らかになった。通信・情報技術省は3Gサービス導入に続き、免許料でも国営2社を優遇する姿勢を示した格好だ。 
ウィトラコメント:これは問題ですね。アメリカなら訴訟になるでしょう。腐敗のにおいがします。
世界中で携帯電話の普及率が急速に高まり、「情報」に対する価値観がこれまでに無いほど大きな変化を遂げつつあるのは【インターネットと携帯電話の普及率を世界の他国と比べてみる】や【モバイルインターネットの広がりをかいつまんでみる……インドと中国】などで触れた通り。日本では子供達の携帯電話利用シーンが増え、フィルタ問題などでも物議をかもしているが、海外の子供達の携帯事情はどうなのだろうか。先日【eMarketer】でその疑問の一端を解決できるデータが掲載されていたが、それによると15~18歳の子供の9割近くが携帯電話を所有しているとのことだ。
7月4日早朝から約4時間半にわたり続いたソフトバンクモバイルの大規模な通信障害。iPhoneを含む全機種のショートメールが使えなくなったほか、一部地域では、iPhone以外の機種でネットへの接続が不可能になった。これにより、約1,500万人のユーザが影響を受けたとされている。iPhoneへの切り替えを模索中だったユーザにとって、「おいおい、ソフトバンクで大丈夫か?」と、二の足を踏まざるを得ない"事件"だったことは間違いない。

2010年版の「情報通信白書」が閣議に提出されました。今回の白書は、政府刊行物として初めてiPadにも対応しています。
ウィトラコメント:昨年の情報通信白書は今掲載中ですが内容が無く、一昨年に比べてレベルが落ちたと感じています。今年はどうなのか。内容が昨年並みなら掲載を止めようかと思っていました。
Android端末最大手HTCの4~6月期の決算は、売上高が58%増の190億米ドル、純利益は33%増の2億6800万米ドルと過去最高だった。
シード・プランニングは7月5日、AR活用サービスの2009年度市場規模を発表した。
米AppleのiPhone 4はアンテナの問題は別として、批評家や消費者に概ね好評を博しているが、このAppleの最新スマートフォンは携帯電話キャリアにとって、iPhoneのこれまでのモデルと同様の問題を引き起こすだろう――。デンマークの無線通信コンサルティング会社Strand Consultは7月5日付の報告書で、そう指摘している。

NTTドコモがSIMロックを解除する方針を示した7月6日、同じ通信方式を採用するソフトバンクモバイルがCNET Japanの電話取材に応じた。
ウィトラコメント: ソフトバンクが抵抗するのは当然でしょう。ここをどう報道するかで日本の技術ジャーナリズムの価値が問われると思います。私はソフトバンクに圧力をかけるのが筋だと思います。
NTTドコモが平成23年4月以降に発売する携帯電話の全機種について、特定の通信会社の回線でしか使えないように制限する「SIMロック」を解除できるようにするのは、他社に先駆けた対応でSIMロック解除への動きを主導する狙いがある。各社が全面的に解除した場合、全国に回線網を持つドコモが有利とされており、ライバルを同じ土俵に上げることで利用者を奪おうとする戦略だ。