乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

ツノハシバミの花

2009年04月12日 | 植物(木)

まるでシャンデリアのように天井からたくさん下がってきているのは,ツノハシバミの雄花たちです。乙女高原で,最も早く咲き出す花の一つです。秋に熟す実はカシューナッツのような味がして,とてもおいしく,野ネズミたちの大好物です。
(2009年4月12日 観察)
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ついにモミの赤ちゃんたちも・・・

2009年04月12日 | 動物(けもの)
乙女高原の遊歩道「森のコース」を登っていくと,左手に大きなウラジロモミの木があり,そのまわりに,たくさんの赤ちゃんモミが見られる場所があります。森の過去や未来を考えてもらうのにうってつけの場所なので,ぼくが自然ガイドをするときには,必ず立ち止まる場所です。
今まで,ここのモミの木たちはシカに樹皮がかじられることはなかったのですが,ついに今冬,多くのモミの赤ちゃんの樹皮がかじられてしまいました。
やっぱり早急なシカ対策が必要だと思います。(2009年4月12日 観察)
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だれが草原を耕した?

2009年04月12日 | 動物(けもの)
暖かくて,雪解けの早い年は要注意です。雪解け~林道の開通までに十分な時間があると,その間、草原がイノシシ天国となってしまうからです。去年はこんなことはなかったのですが,2007年の春,同じ場所がイノシシの運動場のようになってしまいました。今年,被害が拡大するか,心配です。
それにしても,鼻先だけで耕耘機と同じくらい土を掘り起こしてしまうのですから,すごい馬力ですね。(2009年4月12日 観察)
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