どんぐりが落ちるタイミングは、ほんと理にかなっていると思います。
どんぐりが落ちてから葉を落とすので、あたかも、自分の子供にふとんをかけているように見えます。これで、どんぐりがかなり乾燥から守られると思います。
どんぐりが落ちて、秋のうちに出てくるのは「芽」ではなく「根」。これによってころころところがりやすい体を固定し、地面からしっかり水分等を吸収します。芽は来年出てきます。
下に写っているのはエイザンスミレの夏葉。ということは、これはエイザンスミレの閉鎖花にできた実が割れて、中のたねがのぞいているところです。
閉鎖花というのはややこしいのですが、春先に見られるスミレの花と違って、花が開かず、中で受精してたねを作ってしまう花です。