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乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

新しい金桜神社

2024年08月18日 | 文化財等
乙女高原の名まえの由来の一説として、「ここより先は馬を降りて進むこと」という「御留」ではなかったかというのがあります。金峰山信仰です。
金峰山の里宮の一つ、杣口の金桜神社の建て直しががあり、きれいになりました。鳥居も新しくなったんですよ。



50年間ありがとう

2012年10月13日 | 文化財等
この山小屋を建てたのは50年前の大学生。
「建てたからには最後まで面倒を見る」
と,先日,50周年記念のパーティーを開き,
その後,地元の業者に頼んで取り壊すことにしたそうです。

成城学園生物部の岳樺荘,50年もの長い間,乙女高原を見つめ,見守ってきてくれました。
それがなくなるのです。さびしくなります。

山梨高校の寮がなくなり,手塚小屋がなくなり,グリーンロッジが休館になり,岳樺荘までもが・・・・。

木樵神社

2011年01月08日 | 文化財等
乙女高原への玄関集落の一つ「杣口(そまぐち)」の「杣(そま)」とは「木を植えて材木をとる山」または「木を伐る人。きこりさん」のことです。杣口とは,まさに「杣への入り口」。で,そこに鎮座しているのがこの木樵神社です。林業を営んでいる方々の神様ともいえるでしょう。
 祭神は久久能智神(くぐのちのかみ)。久久能智神は古事記に於いて伊耶那岐命(いざなぎのみこと)伊耶那美命(いざなみのみこと)の二神から生まれた木の神とされているそうです。