帰りの林道にて。
車の前をキツネがトコトコ歩いていました。
車をゆっくり走らせて追いましたが、逃げることがないばかりか、途中で止まり、ジッと一点を集中して見ています。
こちらも車を止めて、できるだけ音を立てないように観察。
後ろ足をよく見てください。少し浮き上がっているのがわかりますか?
ジッと見ながら、タイミングを測って、飛び掛かろうとしていることがわかります。
見ているこちらも力が入ってしまいました。
突然、猛ダッシュ。頭を茂みに突っ込みました。ちょっと引いてから、また突っ込み・・・と、突っ込む動作を3回繰り返しました。
そして、エヘンとでもいいたげな態度で道路を堂々と渡りました。
口に何かをくわえています。双眼鏡で確認しましたが,尻尾が細長く見えたので、ネズミではないかと思われます。
道路の反対側の土の斜面に獲物を押しつけ、埋めているように見えました。
彼(彼女)が立ち去ったあと、失礼とは思いながら、今さっき埋めていた場所を掘り返してみましたが,獲物はついに見つけられませんでした。
これが不思議です。