乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

いよいよおたまじゃくし

2010年03月27日 | 動物(魚・両生・は虫類)

晴れてはいますが,北風の強い日でした。継続観察している道沿いの池のヤマアカガエルの卵ですが,ついにおたまじゃくしになって,泳ぎだしていました。ヤマナカガエルの親は,冬眠の途中で起き出して,眠い目をこすりながら(?)産卵し,また冬眠にカエルのだそうです。さすがに寒さはこたえるでしょうが,天敵のいない時期をねらってのことなのでしょう。
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木の根につららなんて

2010年03月27日 | 水・氷雪・霜
遠くからこれを見つけた時,はじめはなんだか分かりませんでした。道路ぞいの崖の上に木が生えていて,崖の土が少しずつ落ちるものですから,木の根の下がさらわれ,えぐれた感じになっているところです。
木のねっこに氷柱がしがみついていました。きっと雪解け水や地面の下で凍っていた水が解け出して,木の根を伝わって落ち,それが低い気温にさらされて出来たものなのでしょう。
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早春にしか会えない君

2010年03月27日 | 昆虫
ヒメツチハンミョウは,本当に変わった虫だと思います。早春(といっても半端でなく「早い」)と晩秋(といっても半端でなく「遅い」)にしか会うことができません。ですから,「普通に」乙女高原に通っている方は,こんな虫の存在は知らないのではないでしょうか?
なかなか変わった生態を持っているようですよ。まあ,姿形も巨大アリのような,エイリアンのような・・・。
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ますます発生が進むヤマアカガエルの卵

2010年03月20日 | 動物(魚・両生・は虫類)

2月28日に産み落とされたヤマアカガエルの卵のその後です。こんなに細長くなり,うねうねと動いていました。それにしても,今日はポカポカと暖かく,乙女高原でクジャクチョウなど冬を越したチョウをたくさん見ました。
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ヤマハンノキの花穂

2010年03月20日 | 植物(木)
ヤマハンノキの花です。長くて大きくて下に垂れているのが雄花の花穂。花穂の根元の上の方にある真っ赤なのが雌花です。
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モミの木がシカに

2010年03月20日 | 動物(けもの)
直径が25センチもあるウラジロモミの木の肌がこんなに削り取られてしまいました。この写真だけでは分かりませんが,木の周囲全体がこんな感じです。きっとシカのしわざです。シカは下の前歯はありますが,上の前歯はなく,下の歯だけでこそげ取るように食べているのだそうです。
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発生が進むヤマアカガエルの卵

2010年03月14日 | 動物(魚・両生・は虫類)

2月28日に産まれたヤマアカガエルの卵ですが,発生が進み,こんな形になっていました。まだ動きはありません。
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ヤナギの芽

2010年03月14日 | 植物(木)
たぶんバッコヤナギだと思うのですが,冬芽の赤い固い皮の中から,ふわふわした芽が顔を出していました。
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また雪

2010年03月14日 | 景色
山梨では3月9日の夜に大雪が降りました。雪解けが進んだ乙女高原は,また雪原に後戻りです。スノーシューでも履かないと歩けないほどの深さです。深いところで積雪は40センチもありました。
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