巨大なフジザクラに巨大なコマルハナバチ

（旧）杣口林道の途中にある「マメ（小さな）」ザクラなのに大きな木に「コ（小型の）」マルハナバチなのに大きな個体（女王様なんだから，大きいのは当たり前だけど・・・）がたくさん来ていました。オオマルハナバチも混ざっていましたが，こちらは子育て真っ最中らしく，花粉だんごをつけていました。
巨大マメザクラに巨大コマルハナバチがたくさんいるというこの光景が見られるのは期間限定もいいところ，すごく短期間です。

スミレの季節です

焼山峠から塩平に降りてきましたが，途中，林道脇でたくさんのスミレの花を見つけ，うれしくなってしまいました。
写真はエイザンスミレですが，このほかにタチツボスミレ，ヒナスミレ，マルバスミレ，アケボノスミレを見ました。脇見運転しそうで，怖いです。

パイナップル？

カラマツの雌花はこんなにカラフル。芽吹きも青い豆電球が並んでいるみたいでかわいいし（クリスマスの電飾を彷彿とさせます），雄花も下向きのトウモロコシみたいです。

フジザクラ咲いた

連休初日。とてもいい天気。
林道の脇でフジザクラ（マメザクラ）の花が咲き始めていました。

でたーっ！

キブシの花にコマルハナバチの女王が群れていました。
いよいよマルハナバチの季節です。

バイケイソウの芽

大きな草です。湿地に生えます。毒です。

黄色い花のラストかな？

春一番に咲く木の花（虫媒花）には黄色い花が多いように思います。
キブシ，アブラチャン，ダンコウバイ，マンサク，バッコヤナギ，そして，このクロモジ。
少しだけ枝をいただいてポキッと折ると，そこからいい匂いがしますよ。高級和菓子用の爪楊枝として利用されます。

おいしそうに見えますが・・・

地面からでてきたばかりのハシリドコロです。葉っぱはみずみずしい感じだし，花もかわいいですよね。
でも，ご用心ご用心。これだけシカ害が騒がれているのに・・・，こんなにおいしそうに見えるのに・・・・，なんの変哲もなく生えているっていうことは，この草はシカが食べない有毒植物だから，こんなにのうのうと（？）生きていけるというわけです。
名前の「トコロ」というのは根っこのことです。名前の言われは「この草の根を食べると，走ってしまうくらいの毒だよ」だとか。

大丈夫でしょうか？

乙女高原で，シカが幹の皮をはいでしまった木をいっぱい見ました。ナナカマド，ミズナラ，そして，ウラジロモミ。
大きなウラジロモミだと根元だけ齧っているというのがよく見られましたが，若い木だと，このように幹の周囲全体をかじられてしまいます。今はまだ葉も青々としていますが，今後どうなることか・・・。

乙女高原でも

乙女高原でもようやくツノハシバミの花が咲き始めました。待ち焦がれた春です。まだ残雪はありますが・・・。