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乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

オタマジャクシのエラ

2018年03月25日 | 動物(魚・両生・は虫類)

乙女エリアで一番最初に産卵が観察された「カエル池」では、卵がオタマジャクシになっていました。

でも、よく見ると、オタマジャクシの「おたま」の両側に、なにやら枝分かれしたサンゴのような、木の枝のようなものが見えます。

これは「外鰓(がいさい)」と呼ばれるもので、カエルのオタマジャクシの場合、卵からオタマジャクシになるときに、短期間だけ見られるものです。

ちなみに「成熟した(?)」オタマジャクシになると、鰓は体の内側にできるので(内鰓といいます)、外からは見えなくなります。

 

 

 


上着を脱ぐよ

2018年03月25日 | 植物(木)

姥栃のあたりでは、バッコヤナギの芽がもうかなり膨らんでいたのに、乙女高原のヤナギの芽は、その外側のカプセルを脱ぎ捨てて、中のフワフワの芽がまさに大きくなろうとしているところ。まるで小さな子がバンザイしながら上着を脱いでいるように見えます。


銀色の春

2018年03月03日 | 植物(木)

乙女高原自然観察交流会、今年度最後の回には8人が参加。

湿地で谷地坊主の観察をしていて、ふと、顔を上げると、バッコヤナギの芽がお日様の光を反射してまぶしく光っていました。その銀色は春の色でした。