林道のフジザクラ咲き始め 2011年04月30日 | 植物(木) 林道の途中にとてもフジザクラとは思えないような巨大なフジザクラの木があり,毎年,このシーズンにはたくさんのコマルハナバチの女王が訪れています。まさにマルハナバチたちの命をつないでくれる花です。 今年もこのフジザクラが咲き始めました。近づくとほのかにいい香りがします。懐かしいマルハナバチの羽音はまだ聞こえませんでした。
皮一枚でつながった 2011年04月30日 | 植物(木) いつもだと乙女高原に行っても,帰ってからやる仕事があったり,なくても調査のために行動(歩くルート)が決められていたりして,なかなか自分の思い通りにじっくり歩くことができません。今日はたまたまそんなしがらみがなく,思いつきで歩く時間があったので,今まで行ったことのない森の奥に行ってみました。 途中で見つけたのがこの木。巨木の内側が完全に朽ち果てていますが,立派に幹が育っています。まさに皮一枚でつながっている命です。
モミの根元が・・・ 2011年04月30日 | 動物(けもの) 今日はこんな光景を何カ所かで見ました。 シカがウラジロモミの根元をかじってしまった跡です。こんなところを食べて,栄養があるのでしょうか? それとも,春先は植物たちが水を吸い上げる時期なので,水に混じったミネラル分をとっているのでしょうか?
ヤマアカガエルの産卵 2011年04月16日 | 動物(魚・両生・は虫類) 湿地でヤマアカガエルが産卵していました。4匹のカエルがくんずほぐれずの大乱闘・・・といった感じです。ヤマアカガエルの産卵は例年3月下旬です。今日はヤマアカガエルの高くけたたましい声とともに,タゴガエルのちょっと低く,控えめな声も聞くことができました。両方のカエルの声が聞こえるなんて,こんなの初めてです。
ハシリドコロの上向き花 2011年04月10日 | 植物(草) ハシリドコロは山菜と間違えて食べると走り回るくらいたいへんだという意味であることを聞いたことがあります。 この草は下向きの花を付けますが,咲き始めのころの花は上を向いています。まだ寒い早春,数少ない花粉媒介者にアピールする必要があるのでしょうか。
春のシカ 2011年04月10日 | 動物(けもの) 林道に車を置いて自然観察していたら,近くの藪からガサゴソという音。そっと見るとシカが。ゆっくりかばんからカメラを取り出して撮った写真がこれ。毛並みの色は悪く,ガリガリに痩せています。野生の生き物にとって厳しい季節である冬を越えるのはほんとうにたいへんです。