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乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

おたまじゃくしの胸を見て

2024年04月25日 | 動物(魚・両生・は虫類)
ヤマアカガエル産卵調査の「証拠写真」を撮ったら、オタマジャクシの胸(ちょうど魚でいうところのエラ)から細かい糸のようものが数本出ているのがわかりますか。オタマジャクシは初期にはエラが体の外に出ていて、このように見えます。もう少し成長すると、エラが体の中に入り、外からは見えなくなります。

あなた、だれ?

2024年04月21日 | 植物(草)
野草って、花の時期に見る・・・というより、花の時期にしか見ないので、それ以外の時期の姿って、意外とわかりにくいものです。地面から出て来たばかりの芽なんて、特徴的な葉だったら分かりますが、「あれ、あなた だれ?」と思うのがいっぱいです。そこで、観察仲間と一緒に推理です。結論、キンミズヒキではないだろうか?

ヤマエンゴサクの二つの「口」

2024年04月21日 | 植物(草)

ジロボウエンゴサクの「お尻」に開いた穴。誰があけたのでしょうか。
スケッチしていたら・・・

花の下が開いて、まるで、大きな獲物を丸のみしそうになっているうわばみみたい。


さらに、その上の部分も開いて、中から雄しべの葯らしきものが出てきました。花粉もパラパラしていたので、葯に間違いないと思います。