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乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

背高スミレ

2016年05月28日 | 植物(草)
このスミレを見たとき、ゾクゾクっときました。
スミレはとても背の低い植物です。他の植物が大きくなる前にさっさと花を咲かせ終えてしまう春植物です。
でも、このエゾノタチツボスミレは、スミレにしてはとっても背丈が高い、のっぽさんです。
のっぽですから、他の植物との背高競争にもちょっぴりだけ強くて、だからこそ、スミレとしては珍しく、こんな初夏の時期に花を付けます。

本来、スミレは「春先に背丈を低くして咲かせる」という戦略を持ったはずなのに、そこから外れるスミレが登場するとは・・・生物とはなんて多様なんだと感心しました。

シャクナゲの花も早い!

2016年05月21日 | 植物(木)
乙女高原でアズマシャクナゲが咲くのは毎年、梅雨に入ったばかりのころです。
ところが今年は「花季節」がなんとなく早く感じられるので、「それでも」と思って大窪山に登ってみると・・・ちょうど満開(ピークはちょっと過ぎてしまったかなーくらい)でした。
レンゲツツジも早く咲いて、早く終わってしまいそうだし・・・。

それにしても、シャクナゲを上からのぞくと、「ツツジの花が輪になって咲いている」のがよくわかります。

ヒゴスミレ

2016年05月07日 | 植物(草)

はじめてスミレ・ハイキングを実施。
塩平のちょっと上から、自然観察遊歩道を歩いて乙女に向かいながら、スミレなどの自然観察を楽しみました。

さて、乙女高原ではヒゴスミレの花を発見。
いい匂いがするというのですが、ぼくにはわかりませんでした。