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乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

フクロウのおしっこ

2024年12月17日 | 
フクロウが飛び去った周辺を探していて見つけました。ウラジロモミの枝に残った、とても新鮮な鳥の尿。この量からして、大型の鳥です。フクロウではないかと推測します。

森のきこりさん

2024年04月02日 | 
カラマツの根元を集中的にねらってつついていました。木の周りをぐるっと回ってみましたが、全方位からつついていました。アカゲラかアオゲラでしょう。きつつきを「森の大工さん」と称することがありますが、大工さんというより、きこりさんだな。

ヤマガラの落とし物

2024年03月27日 | 
ヤマガラがやぶの中の横枝に止まり、足指で押さえた木の実を割ろうと、一生懸命くちばしでつついていました。何度やっても割れないので、実をくるっと廻し、別の角度からつつきますが・・・それでも割れないで、今度は上下をさかさまにしました。そのとき、ちらっと実の底面が側面とは違う色をしているのが見えたので、ツノハシバミであることがわかりました。ツノハシバミの固い実では、ヤマガラの細くて小さいくちばしでは「歯が立たない」でしょう・・・と思いましたが、あきらめずに何度もコココンとつつき、ついに割りました。ヤマガラが去った後で、やぶに潜り込んで地面を探し、見つけたのが、この食痕です。きっと秋に見つけたツノハシバミをどこかに隠しておいて、出してきたのでしょうね。

隠されたドングリ

2023年12月02日 | 
コケ観察会の最中に見つかった、「コケのじゅうたんの中に隠されたミズナラのどんぐり」です。きっとカケスがくちばしで埋めるように隠したのでしょう。もし、カケスが食べ忘れたら、きっとここからどんぐりの芽が出てきますよ。