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乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

いよいよ春

2009年03月30日 | 植物(木)

乙女高原に通じる林道ぞいで,春の速報と言えば,なんといっても,ヤナギ類とキブシとダンコウバイの花。この中でもキブシの花はシャンデリアのように垂れ下がっており,特徴的です。この花を見ながらミソサザイの歌を聴くと,春が来たなと感じます。(2009年3月30日 観察)

巨大霜柱

2009年03月30日 | 水・氷雪・霜
このところ,花冷えが続いていて,里ではサクラがなかなか満開になりませんよね。それが乙女高原ではこんな形であらわれています。霜柱に「節」がないので,おそらくこれで一晩でできた霜柱だと思います。高さは25センチもあります。
  (2009年3月30日 観察)

不思議な虫ヒメツチハンミョウ

2009年03月23日 | 昆虫
この虫は,早春と晩春にしか現れません。でも,この時期にいる昆虫などほとんどいませんし,こんな形をした虫,一度見たら忘れません。
こんなふうに触角の一部がふくらんでいるのはオスです。時々,止っては,この「アンテナ」をいろいろな方角に向け,何か臭いを探しているようでした。
(2009年3月23日 観察)