おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

月がとっても赤いから~♪

2005-10-22 22:44:23 | 我思う、故に書くなりよ。
タバコが切れたのでコンビニに行った帰り、月の赤さに驚いた。

だからってどーなるもんじゃないけれど、良く見えるようになった目で見ると感慨ひとしおなんだな、これ。すかさず、ケータイで写真を撮ろうとして撮ったんだけれど、人間の目ほど良くは見えなかったりするもんで、小さな赤い点にしか写らなかった。

すっ飛んで帰り、デジカメで撮っておこうと思ったのだけれど、次第に霞んで行き、雲に飲まれちゃった…。

涼しくはなっているのだけれど、そそくさと足早に帰ったら結構汗をかいてしまったので、シャワー浴びようと浴室へ…。

たまに、ナメクジなんかいたりもするもんだから、慎重に様子を伺うと…

「げっ! KGB…」

KGBと書けば旧ソ連の諜報機関で正解なのだが、日本の古ぼけた民家に旧ソ連のエージェントがいるワケもなく、「コウガイビル」と言う扁形動物なんである。

「ヒル」かと言えば、そうでもなく、あれはミミズの仲間であるが、コイツはそうではなく、高校あたりの生物の教科書に出ては来るが、滅多に見られない「プラナリア」の仲間。だからと言って、頭を半分に裂くと、双方が立派な頭に戻るかどうか知らないのだが、プラナリアはなんとなく「かわいい…!」で女子高生の間でもキーアイテムになりうる存在に対して、コイツは絶対地球上に存在して欲しく無いし、ましてや浴室のタイルにへばりついていてもらっては困る…と言う不気味なモノ。

熱湯とともに、排水溝の彼方へ消えて貰い、塩素系カビ取り洗浄剤で徹底した除染作業を行い、混ぜるな危険を敢えてマゼマゼした上で浴室内の徹底的なKGB対策を講じて暫く待つ事にした…。

KGBだけに「カウンターインテリジェンス」と呼んではいるが、普段は浴室なんぞにはいない。屋内で見掛けるモノじゃないし、屋外であっても見ようとして探しても見られるモノでも無い。

ヤツはふいに、ひょっこりと現れて、静かに頭部を左右に僅かに振りながら、何を求めているのか、何処へ向おうとしているのか、何も明かさないままに湿潤に富み溢れた場所を彷徨うのである…。

昨今、山ビルが大量に繁殖して人畜に被害を与えていると言う。

私も、丹沢山系で木の葉の上で「うにょうにょ…」と身をくねらせて、獲物を待ち構える尺取虫の様な姿を目撃して発狂しかけた覚えがあるが、野生動物(鹿とかね…)の住宅地への進出に伴って、その生息範囲の拡大が著しいらしい。

奴らは強暴だが、それは静かに襲い掛かり、気が付くと流血の惨事になっていたりする。人間や動物の体表から滲み出る二酸化炭素にヒルまっしぐら!

アディダスのGSG9御用達コンバット・ブーツの中にいつの間にか侵入し、くるぶしの辺りから吸えるだけ血を吸いまくり、潰れて流血と相成るのであった。

ところが、痛みはほとんど感じない。流血しているのだから、それなりの怪我はしているのだが、痛みを感じさせない秘薬とともに、血液が凝固しない秘薬をも奴等は持っているのである。そんなワケで、小さな噛み傷ながらも血がダラダラ止まらないと言う状況が高価なコンバット・ブーツの中であーもう!

吸われたからと言って、死ぬような事も無いし、病気を感染させる様な事も無いらしいが、傷口からバイキンが入るとヤバかったりするので、良く洗い流して止血に努める。最近じゃ「禁忌剤」なんかもあるらしいので、アウトドアに親しむ時には調達しておいた方がよろしいね。

でまぁ、そんなのは屋内にはいないけど、似て非なるKGBがいたって事は、それなりに危機感を持っておかないと…。それもこれも、月が赤いから…って責任転嫁は良く無いが、そんな感じの土曜日の夜…。

サダコがTVからわらわら20人出て来ても怖く無いが、KGBがにょろにょろ20匹も出て来たら卒倒するだろうな、おれ…。

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