アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

結婚…いわれのない不幸を背負う?

2010年07月11日 | Weblog
 表参道にある、東京都内でも1、2を争う人気の結婚式場での、式・披露宴に出席させていただきました。感想としましては…「うーん」と、唸るしかありませんでした。通常のコースは、500~800万円(着物の着付け、メーク関係、髪関係は含まれない。写真関係も別)。上限?天井知らず。その日は、10組の式・披露宴があったので、1日の売り上げとしては1億円を超える。予約は先の先まで埋まっているので、よほどの幸運に恵まれなければ、希望日時の式・披露宴は無理…。そういう景気の良い業種があることに、驚いたり安心したり。 

 花嫁の着付けは50万円を超える。その結婚式場に着付けを頼まないで、別な着付けの先生に出張してもうと安上がりとか。実際、「着付けの日本一になった北海道の先生とスタッフに東京へ出張してもらったが、航空運賃、ホテル代、着付け料を含めても50万円かからなかった」と、いう例もあります。その場合、式場側から、「持ち込み料」を取られる…式場側もあの手この手で対策を立てている。
 
 料理は、かなり良かったです。オードブルにフォアグラのなんたらかんたらを出して、こちらの機先を制し(?)、続いてウニのなんたらかんたら…高級食材のオンパレード。もったいなかったのは、デザート。デザートだけはビュッフェ形式だったのですが…用意されたものの7割は残った…。表参道のカフェでは、1000円はするスイーツ類がムザムザと捨てられる…情けなかったです。大きなビニール袋を持っていけば良かった…。

 結婚式でいつも思うこと…。800万円超の式を挙げようが、ささやかに式だけを挙げようが…はたまた、何もしないで入籍だけしようが、結婚後の人生に「幸福になったり不幸に見舞われたり」の差は何もないということ。当たり前だって?当たり前です。

 元琴光喜の結婚も、長年の交際の末でしたから良かったなあと思っていました。まだ3か月の長男がいる。名前は、「愛喜くん」。そしてこの度の解雇。賭博に関する虚偽の証言には、「家族に危害が及ぶのが怖かった」と。家族を大切にする意識は、あったらしい。この先、「元琴光喜家」はどうなっていくのでしょうか…。朝青龍も駆けつけた、盛大な披露宴…あれから1年経っていない。

 元大嶽親方(元貴闘力)は、大鵬の三女と結婚。その時大鵬は、「あいつ(当時は現役の貴闘力)の賭博癖、なんとかしろよ!」と言いました。その大鵬の「イヤな予感」は的中しました。この度の野球賭博の一件で、大鵬が静観しているはずがない。「強制離婚」ということで、元大嶽も承諾した様子。4人も子供がいるんです。全員男の子…。

 若者の結婚離れ…なかなか結婚しない状況がある。その時良くても、そのあとどんなひどい目に遭わされるか解らない。自分は何の悪事もはたらいていないのに、結婚相手の悪事のトバッチリをまともに食らう。それが、結婚。「しないのが得策」という考え方を責められません。

 元琴光喜には、退職金に当たるお金が出る。しかしそれで借金を完済することは出来ない。元大嶽には、功労金のようなものは一切出ないという。二人とも、これからどうやって暮らしていくか。一部の報道では、「格闘技へ転向か!」。
 元琴光喜と元大嶽がタッグを組んでプロレスの試合に出る場合のリングネームは、「賭博ブラザーズ」が良いと思う。そりゃないだろうって?もうこうなったら賭博を売り物にするしかないでしょう。ガウンの柄ですが、野球賭博を図案化するのは難しいので、花札にしましょう。

国際試合で勝つ最大のポイント

2010年07月10日 | Weblog
 サッカーW杯日本代表への各方面の反応は、まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」でした。
 羽田空港から70人余りのファンに見送られて南アへ旅立った岡田ジャパン。関空へ帰国したときは、約4,200人のファンが出迎えた。予選リーグを通過していなかったら、手に手に石を持った、35人のファン(?)が出迎えたことでしょう。「勝てば官軍、負ければ賊軍」。

 W杯前は、練習試合で勝てなかった日本代表チームに対し、大部分のメディアが酷評に次ぐ酷評!「岡田、頼むから辞めてくれ」の横断幕も。カメルーンに勝った途端に、「岡ちゃんゴメン」となった。節操がない。酷評したのであれば、W杯で優勝しても、「日本代表は、全然ダメダ!」という論調で報道してほしいもの。コロコロと態度を変える…ダメダ。
 「練習試合で勝てなかったから本番で勝てないなどということはない」のです。そもそも、「作戦を試す、選手の技量・調子を診るのが練習試合」勝敗は関係ないのです。

 今回の日本代表チームで、私が泣いて喜んだことは、「試合前の国歌斉唱」で全員が声を出して歌ったことです。「それがどうした!おまえは右翼か!」という人は…いないでしょうが…(右翼でも、左翼でもないっす)。日本が、ベスト16に入った原動力は、この「みんなで国家を歌った」ことなのです。サッカーの技量は、一部のスーパースターを除いて、どこの国の選手もドングリの背比べです。勝つか負けるかは、「チームが一丸となれるかなれないか」です。
 「国歌を大声で歌おう」「はーい!」というチームと、「オラは歌いたくないズラ」と、言う選手がいるチームでは結果は見えています。
 スペインは別ですよ。スペインの選手は国歌を歌いません…というか、歌えません。なぜって?正式な歌詞がないからです。

 泣いて喜びはしなかったが、「よしよし」と思ったのは、「日本人サポーターのマナーの良さが評判」ということです。
 南アまで応援に行くサポーターですから、筋金が100本ぐらい入っている。おかしな奴は行くはずがない。
 「日本人サポーターは、(PK戦での敗退後も)笑顔でさばさばとしており、周囲を幸せな気持ちにさせる雰囲気を醸していた」…と書いた外国メディアが。最近フーリガンという言葉を聞かなくなったが、感情を露わにし暴れてもおかしくない状況下でも、日本人は穏やかだったという。そうだよー!日本人は元々が、周囲を幸せな気持ちにする人種なんだよー!

 高額な旅費をかけて応援に来ているのに、(パラグアイ戦の敗戦が決まった後も)「試合を見られただけで来た価値があった」「日本代表の今後が期待できる試合が観戦できた」との日本人サポーターの声があった。
 これらは、フランスのメディアの報道だが、日本人を非常に好意的に見てくれている。日本のメディアも、「本田だ!遠藤だ!駒野だ!」ばかりではなく、「日本人サポーターが、外国メディアの目にどう映っているか」も報道してほしかった。
 フランス大会(1998年)で、試合観戦後、日本人サポーターが、持参したゴミ袋にゴミを拾って観戦席をきれいにした。このときも、フランスメディアが大きく報道してくれた。間違いなくフランスにおける日本人の地位は向上した。そのニュースを聞いたとき、やはり心が温まりました。同胞ながら、「いいぞ、日本人!」と思いました。

 国際大会…選手が大声で国歌を歌い、サポーターは、礼節を重んじる。これだけで十分。勝敗は、その後から付いてきます。

自分の命は自分以外のことに使われると良い…

2010年07月09日 | Weblog
「私のいのちは、もともと与えられたものだから自分以外のことにこのいのちを使われればよいと思うようになり、私の人生感はすっかり変わりました」この一文に接し、少なからず衝撃を受けました。
 日頃から、「自分が一番大切、自分の命を他人のために使われてなるものか」という了見でしたから。180度違う考え方があることに正直驚いたわけです。

 自分以外のことに自分の命を使われるとはどんなケースが考えられるか?
1 自爆テロ。戦闘機ごと、敵の軍艦へ突っ込んでいった旧日本軍の戦闘機…このようなことをするのは日本人だけだろうと思っておりましたが、違いました。テロリストは、「自爆」します。「自爆用の人員募集」に列が出来ている。
2 身代わり。「オレの命を差し出す。その代わり、他の人質を解放してくれ!」これは、ヒーローになります。死んでヒーローになってもしょうがないとも思うが…。
3 生涯を、自分以外のことに捧げる。「定年退職したから、遊び放題ランドだーい!」という人は、当然自分のことに自分の命を使っています。

 冒頭の一文、書いた人はたびたび御登場をいただいている、日野原重明先生。日野原先生が、どのような場面で、「自分のいのちは自分以外のことに使われればよい」と思うようになったか?
 40年前、よど号ハイジャック事件(共産主義者同盟赤軍派が起こした日本航空機ハイジャック事件)がありました。この、よど号に日野原先生が乗っていた。羽田から福岡へ行くはずが、金浦国際空港(ソウル)へ行ってしまった。この時日野原先生は、59歳。犯行グループが「この飛行機は我々がハイジャックした」と言ったが、なにしろ日本初のハイジャック事件のため、「ハイジャック」という言葉の意味を知らない乗客が殆ど。この時の逸話の一つ…日野原先生は、「ハイ!」と手を挙げ、「ハイジャックとは飛行機を乗っ取って乗客を人質にすることです」と、日本人乗客のために説明した…。
 三晩四日飛行機の中に閉じこめられ、北朝鮮へ行かなければ飛行機を爆破すると犯人グループに言われ…。この状況下であれば、「いのち」を考えますよ。先が見えないだけならいざ知らず、いつ命がなくなるかわからない。そんな状況が、1日、2日、3日と続いていく…。
 そんな中で、「いのちは、もともと与えられたものだから、自分以外のことにこのいのちをつかわれればよい」と思うようになった。
 
 この事件、金浦から平壌へ向かう際、乗客全員の身代わりとして、当時の運輸政務次官の山村新治郎さんが乗り込んだ。「男、山村新治郎」として、国民の心に残っている名前です。山村さんは、18年前、自宅で娘さんに殺害されてしまいました。一時は、身代わりで、「自分以外の人を助けるために命を捧げようとした」山村さん。なんとも気の毒な命の使い方になってしまいました。
 犯人グループ9人のうち、3人が北朝鮮で不審な死を遂げています。この3人の命の使い方…?理想郷を作ろうと、北朝鮮へ行ったんですよね?

 日野原先生は、98歳の現役医師。スケジュールは数年先まで一杯という。
100歳になってからの予定を入れるとは!「自分の命は自分以外のことに使う」という人生観。私の人生観…まだ、自分の命を自分のために使おうとしておりますが…。

シークレットブーツで身長を伸ばす…

2010年07月08日 | Weblog
 骨塩定量の検査(骨密度の測定)を受けました。「骨塩」という言葉から、骨を砕いて塩分の含有度合いを検査する…怖い検査を思い浮かべますが、X線スキャンなので、痛みはゼロ。20分ほど寝ていると終わる。そもそもなぜ骨密度を測るかというと、長年大量の副腎皮質ステロイド剤(薬の名前はプレドニン)を服用しているので、「骨がスカスカ、ボロボロになる」。クシャミして骨折してしまったり、ちょっとした転倒で、大腿頸骨骨折。高齢になると、この骨折で寝たきりになる例が多い。

 検査結果は、同年齢の平均を100とすると、私は106なので、凄く良い。
 プレドニンを服用しているにしては、誠に優秀な骨密度。主治医も一瞬、「どうして?あなた本当に病人なの?」という顔。
 しかし、若い人を100とすると、私は97。確実に骨はもろくなってきている。そのこと以上にショックだったのは、骨塩定量検査の前の身長・体重測定の結果…。何と、身長が昨年の同じ時期より0.5cm縮んでいた。ここ数年毎年縮み続けている。この調子で縮み続けると、50年後には身長が、143cmになる。こりゃ大変だ。おっと、その前にこの世から消えていますがね。

 身長が縮む…傾向と対策は…
1 栄養と運動…これしかないですがね。しかしこれも、寄る年波には勝てない…
2 写真撮影ではこっそり背伸びする…背伸びには、お金がかからない。少しの努力で、身長が高く見えます。高く見せると良いことがあるのか?なーんもないですね。雨が降ると、背が低い人より先に濡れるし…。
3 かかとの高い靴を履く…サルコジさんが愛用している。このところなぜかクローズアップされている「SMAP」の木村拓哉さんも愛用しているとか。木村さんの場合、公式プロフィールの身長は、176cm。実際は、160cm説まで出ている。それが本当なら、16cm以上の靴底をもつシークレットブーツ(トールシューズ)を履いていることになる。
 同じSMAPの中居正広さんも、身長を5cm伸ばす靴を履いているとか。火のないところに煙は立たず。SMAPで、シークレットブーツが流行っているのかなあ。

 芸能人は、どんなブーツを履いてもなんら問題はない。ブーツで物足りなければ「竹馬」という手もありますし。これがスポーツ選手の場合、シークレットブーツを履くわけにはいきません。
 磋牙司(さがつかさ、167cm)は、キムタクのブーツがほしいでしょうねえ、履くと183cmですから。しかし、BUT、ブーツで土俵に上がれない…。
 FC東京の長友佑都選手、キクタクブーツで、186cmですから!でも、ピッチではシークレットブーツは無理…。しかし、長友選手がシークレットブーツでピッチを駆け回るのを見たい気もする。なにしろ、闘莉王より1cm大きいのですから!
 
 私は、上げ底の靴を履いて見かけの身長を伸ばすことはしません。人生が変わるとも思えないので。ひたすら、「乳酸カルシュウム」の摂取とアクアウオーキングで頑張りますよ。頼みの骨が、スカスカボロボロになる速度を遅らせるように。
 スカスカボロボロの市場があります。歌にもなっており、サイモンとガーファンクルが歌っていました。もう、おわかりですね。「スカボロ・フェア」です…。歌詞には、「…パセリ、セージ、ローズマリー、タイム…」スカボロ・フェアでこれらが売られている…ということは…骨に効くんだなあきっと…。

臓器を狙われて、麻薬を持たされてはたまらない 

2010年07月07日 | Weblog
 先週末渋谷にいたのですが、この人混みの中なら、刺されても犯人を捕まえることなど出来ないなあと恐怖を感じました。ハチ公前は、参院議員立候補者が次々と…だけど、どうして三原じゅん子が立候補したのか?ハチ公前には来なかったが、元セクシーアイドルの田島みわも!みわは、自民党から堂々の立候補!

 ま、選挙はともあれ、東京は見知らぬ人との間合いが近い。と、いうか接触しております。いかにも変質者っぽい人たちもおられるし、奇天烈な格好をした人もおられる…。それでも、東京は安全な都市の部類だそう。

 「犯罪都市ヨハネスバーグ」毎日50件の殺人事件が起こる。サッカーワールドカップでは、日本人は強盗に遭ったぐらいで済んで良かったです。
 怖い都市はたくさんあります。昨年あたりから、怖い部門で注目されているのは、ロシア。
 「ロシア、殺し屋、怖ろしや」…やはり、ロシアは怖かった。「排外主義」が高まり、2009年だけで外国人70人以上が殺害された。さらに、300人に近い外国人がさまざまな危害を加えられたという。
排外主義グループは様々あるのでしょうが、代表的なのは、「スキンヘッド」という名のグループ。主に、中国人を襲撃対象にしているという。こ、これは…私のような日本人は、中国人と全く区別がつかないので確実に襲撃されますね…。サンクトペテルブルグは、是非行きたい都市の一つだったのですが…。
 スキンヘッドに襲撃されてしまった場合、「わ、私は薄毛だ!いずれスキンヘッドになる!と、いうことは仲間になるわけだから許してくれ!」…これが通じるかどうか…。

 中国で注意しなければならないのは、麻薬をカバンにこっそり入れられて逮捕され死刑という一連のコースが怖い。麻薬密輸で4人の日本人が死刑になったばかり。中国の死刑方法は、「注射」。従来の銃殺では、臓器を取り出せなから注射が主流になったという。2009年は、2,000人以上が死刑執行されたというから、臓器も2000セット取り出されたわけだ。
 臓器目当てでねらいをつけられ、麻薬をカバンへ入れられる…これはあるなあ。私の場合、「頭皮」は薄毛なので再利用されないだろうが、「心臓」は毛さえ剃れば十分使えるからなあ…。「肝臓」は、GOTもGPTも正常だし…。え?犯罪グループは血液検査なしで襲ってくる?うっ、そ、そりゃ、危険だ!

ここが変だよ大相撲

2010年07月06日 | Weblog
 「○○関」の不思議
 相撲放送では、「雅山」「豊ノ島」と呼んでいるし、新聞も、「豪栄道」「千代白鵬」。四股名は、呼び捨てが普通かと。ああ、それなのに、賭博にかかわったとたん、「豊響関」というように、「関」が付く。急に偉くなったのかぁ?呼び捨てじゃないぞ?賭博の容疑者は、偉いのか?
 もう一つ・・・なぜ四股名なんだ?悪事をはたらいたのだから、本名でいいんじゃないか?「田宮啓司、解雇か?」とかね。だれだそれって?琴光喜の本名…。

 NHKの大相撲中継、中止はおかしい
 全く「違うでしょ!」と、いいたいのが、「名古屋場所のNHKテレビ中継中止を協会がNHKへ申し出た」ということ。親方衆の80%が、「中継中止に賛成」だとか。
 ニュースに出てくるコメンテーターなる方々も、大半が、「中止ですよ!中止すべきです」と、鬼のクビを獲ったかのようにコメント。

 私は、大相撲のテレビ中継は、中止してはならないと考えます。
 その理由…「申し訳ない。悪かった。反省してます。二度とこのような・・・」。そして、「テレビ中止」…これが変なことであることに気づかないのか?
 大相撲のテレビ中継は、自宅におられる高齢者、老人ホーム等の施設に入居している人たち、入院中の人たち…高齢者、弱者の方々が「(人生の現段階で)最も楽しみにしているもの」です。
 世の中を騒がせ、日本の「相撲道」に泥どころかコールタールを塗り、多くの相撲ファンを失望させた。そして、口では「反省」を語りながら、何の罪もない相撲ファン、特に相撲のテレビ中継を人生の楽しみにしている高齢者から「楽しみを奪う行為を平気でする」。これは、ひどすぎます。

 「反省しております。名古屋場所は禊ぎの場所とします。是非、テレビで大相撲が立ち直ろうとしている姿を観てください」…これが相撲道のあるべき姿でしょう。反省しているなら、NHKに放送してもらって、放送収入(3~4億円)を慈善団体へ寄付すればよい。
 すっごく気になるのは、「NHK中継中止を言うコメンテーターのみなさん」…NHKの大相撲中継を観ていないんじゃないの!仕事をしている人は観る時間がないでしょう!観ていない人に、「中止」を言われたくないです。下品な言い方をすると、「てめえらに大相撲中継を楽しみにしている人の気持ちが分かるかコラ!」…です。
 
 「大嶽親方」に言いたいこと
 おーい、元貴闘力の大嶽親方!あなた、弟子のロシア人力士が大麻所持の容疑者になったとき何と言った!いくら頭が悪い(本人が言っています)とはいえ、覚えてないとは言わせない。何と言ったかというと、「弟子が大麻所持を否定しています。信じてやるのが親方です」このセリフの後、「ドヤ顔」をしました。「いいことを言うなあ」と感心したファンもおられるが、間違いです。
正しくは、「信じるのがファン。疑うのが親方」です。師弟関係というのは、信頼関係ではなく、心を鬼にして疑うことが出来る関係のことをいいます。結局、うわべの信頼は崩れました。もともと賭博のセンスがないんだから…。

 「白鵬」に言いたいこと
 仲間内で花札をしたと申告たが、あとになって、「スミマセン僕も野球賭…」ってことがないように。白鵬の付け人、トレーナーが野球賭博をしていたのですから、白鵬も限りなく黒鵬ではないかと疑われているのです。白状するなら早く。そうでなければ恥の上塗りです。

 感心なことは
 大相撲で感心させられることの一つに、「外国人力士が日本語を上手に話す」ことが挙げられます。そしてこの度、外国人力士が、「日本語どころか、花札が得意…」ということを知りました。相撲協会の教育が素晴らしい。

 大相撲の最大のよさ
 不祥事ばかりの大相撲ですが、良いところもあります。それは、人種国籍の如何を問わず入門させるところです。「相撲は国技」ということがをよく耳にしますが、法律はありません。つまり、「法的な国技」ではない。「国技館」は固有名詞です。法律にないから国技ではないとはいっておりません。相撲は間違いなく国技だと思います。柔道・弓道・合気道・剣道…国技はたくさんあります。
 相撲が法律で定められた国技でなくてよかったです。法制化された国技であれば、「日本国籍を有し・・・」などが謳われ、琴欧州や把瑠都の入門はなかったかもしれませんから。
 大相撲力士の野球賭博問題は、世界中でニュースとして伝えられています。外国人力士に門戸を開いている大相撲なのですから、世界に恥じないものへ再生してほしいもの。

モンゴルから熱気団が襲来 三度目の元寇?

2010年07月05日 | Weblog
 この頃、「地球温暖化」を耳にすることが少なくなりました。
 「温暖化だあー!大変だー!」と、声高に叫んでいた新聞各紙も、少しずつ紙面の論調を軌道修正してゆくかまえ。
 どうだ!私が(といっても赤祖父論にのっかただけですが)、「小氷河期だよ」と、いっても、「アホか!」みたいな扱いをした連中は今どのようにいうのであろうか?「ザマアミロ」などの、下品な言葉は使いません。品の良さが売りものですから。(「貧の良さ」ではありませんよ。念のため)

 ICPP(気候変動に関する政府間パネル)が、「ヒマラヤの氷河が2035年には融けてなくなる」と、発表したのですが…発表当時は、センセーショナルでしたよ。今は、「地球温暖化って、科学的な根拠がないよなー」が主流になっています。
 「この10年で、地球の温度は0.3℃下がっている(イギリス気象局、アラバマ大学)」というデータが信頼されています。つまり、この数字は地球温暖化ではなく、急激な寒冷化と受け取れます。

 日本では、人為的温暖化論は根強い。昨年9月、当時の鳩山首相は、ニューヨークの国連本部で開かれた気候変動首脳会合で、「二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスを、2020年までに(1990年比で)25%削減する」と演説。各国首脳は、拍手してくれましたが…
 ICPPのデータねつ造が発覚して以来、「どうぞ、勝手に25%削減してください。人為的温暖化の軽減になるかもしれないしねー!」。その程度の扱い。だれも、「日本って偉いねー!25%削減だもんねー」と、褒めてなどくれない。いやはやピエロです。菅さんに代わり、消費税も10%にする意向のようなので、温室効果ガスの削減も、25%の公約から10%に簡単に下方修正するんじゃないかな。

 どうしてこのタイミングに温暖化なんだって?実は、先日、北海道の北東部で、37℃を記録したのです。寒いはずの北海道でですよ!これは、今年の日本の最高気温だという(この日の段階で)。熱中症でバタバタと人が倒れ、亡くなった人も。
 こうなると、地球寒冷化の旗手(どんな旗を振るんじゃ?)である私としては、困りました。本当は、温暖化だったんじゃないかと。
 「ほら見ろ、北海道が日本の最高気温を記録した。やはり地球は、温暖化じゃないか!ザマアミロ!ヒマラヤの氷が融けるぞー!」とやっつけられそうで。

 この度北海道を襲った猛暑の原因は、「モンゴルからの超熱気団の襲来」でした。地球温暖化ではありませんでした。良かった良かった。
 それにしても、モンゴル怖ろしです。朝青龍の祟りか?日本へ向けて熱気団攻撃をしかけるとは!

スナップとスナック、ダーツとダッツについて

2010年07月03日 | Weblog
 「フェラガモ」を「フェラ鴨」だと思い込んでいる(いた)人って多いと思います。そんな奴はおらんやろって?ホントホント!
 ロンドンの「ビッグ・ベン」については、フェラ鴨より有名。「大きな便」だと…。この種のスパイラルに入ると、元寇の時、海岸線に置いたものとか、慶応高校のトイレで見つかった、「UUU(アンシンジラブル・ウルトラ・ウンコ…信じがたい極太の便)」へまで話が逸れそうなので、閑話休題。

 遠来の客がありました。2日間で合計8人。ありがたいです。7時間もドライブして、遊びに来てくださる。
 お土産の中に、「スナップえんどう」が…

 「スナップえんどう!美味しいよなー!」 
 「スナップだって?アハハ!スナックえんどうでしょ!」
 「スナックともいうけど、正しくはスナップだよ」
 「訛ってんじゃないの?スナックが正しいでしょ!」
 うーん、家内は、「スナックえんどう」を主張。

 「スナックえんどう」という呼び名が今も残っているが正式名称は、「スナップえんどう」。正式と言い切れるのかって?農水省が統一した(27年も前の話)のですから、正式でしょう。

 スナップはどういう意味か?スナップは、「snap」。「ピシャ、ポキン、パチン、カチン…と音を立てる」…そういう意味。ポキンポキン折れるえんどうまめということで、擬音語からのネーミングです。
 日本に入ってきたときに、「小さなスナック」という歌が流行っていた。そのため、農産物輸入関係者のオヤジの耳には、「スナップ」が、「スナック」と聞こえた(デエやテェーの世界)。そんなわけで「スナックえんどう」の名称が一大勢力として入り込んだ。…こういう事情でしょう。
 「小さなスナック」を知らない?40年前に、パープル・シャドウズが歌ってましたよ。歌詞?「ダカラナンナンダ!」と、言いたくなるような歌詞でした。歌詞の中に、「小さなえんどうがポキンと折れた」というフレーズはなかった。

 「スナップ写真」は、「ピシャピシャ写真か?」だって?その通り、早撮りのことです。ですから「スナップ撮影」と表現する方が正しい。
 スッポンのことを英語で、「スナッピング・タートル」という。素早く噛みつくところからのネーミングです。
 野球で、送球の時など、「スナップ」というが、これも「素早く」です。

 家内に講義したのですが…逆に抗議はされなかったものの…「アハハ、ガハハ」の有様。私の高尚な、「スナップの説明」を全然聞いていない…。こまった人です。交誼を止めようかなあ。

 なお、えんどうは「最古の野菜」といわれています。ギリシャ時代にすでに栽培されていた。「遠藤さん」と関係あるのかって?「豌豆(えんどう)」と書くので、遠藤さんとは無関係。広辞苑は、豆の産地であった、「大宛国(だいえんこく、ウズベキスタンの一部)」から来ているのではないかと推測しています。

 「ハーゲン・ダッツ(Haagen-Dazs…Hの次のaにウムラルト)」というアイスクリームがある。「ハーゲン・ダーツ」と発音すると、「ハーゲン・ダッツですよ!」と注意(?)されたりする。そもそも、ハーゲン・ダッツの売り出しの頃のCMでは(白人たちが)、「ハーゲン・ダーツ」と発音していましたよ。「…ダッツだ」という人に、「どういう意味なの?」と聞いてみると良い。大半は、「うっ!そ、それはド、ドイツ語でハゲ・脱毛(ハゲ・ダッツ)…じゃないかな?」「デンマーク語で、アイスクリームだよ」。…解ってない。意味も分からず、ダーツだダッツだの部分だけ、知ったふりするんじゃないよ!ってこと。
 ハーゲン(Haagen)は、コペンハーゲンを連想させようというところからの造語。デンマーク語では、「København」。英語では、「Copenhagen」。ドイツ語では、「Kopenhagen 」ですから、「Haagen」は、ない。コペンハーゲンを連想させる=高級な乳製品をイメージさせるという意図。
 ダッツ(Dazs)は、脱毛をはじめとする、「脱」とは無関係。これも単なる、「なんとなくカッコイイ音だから」ということです。意味などありゃしない。
 ありゃ?スナップ(snap)と、ダッツ(Dazs)、似たもの同士だったんだ!

 今日、これから東京へ行きます。午後、表参道の結婚式・披露宴に出席します。その会場は、昨秋「宮崎あおい」が結婚式・披露宴を挙げたのと同じところ。小栗旬・佐藤隆太・上地雄輔・山田孝之らも来ていた…。今日は来ないと思うが。
 披露宴の客へ、「スナップえんどう」を配り、スナップとスナックに係わるウンチクを語ろうかと…荷物になるので止めときます。ハーゲン・ダッツは、金がかかるので…これも止めときます。

最も大切な、「老後の備え」は何か?

2010年07月02日 | Weblog
 「皆さん偉いなあ、立派だなあ」と、思います。それぞれ、老後の備えをしておられることです。私など、全くしていなかった。ですから、パソコンがなかったら間違いなく「ウツ」への道を驀地でした。その熟語何と読むかって?一度話題にしましたが、「驀地=まっしぐら」です。

 退職が近い人が、どんな老後の備えをしている…
 1 資格をとる・・・ 公認会計士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー、不動産鑑定士、宅地建物取引主任者、行政書士、旅行関係の資格、僧侶…。
 2 健康維持・・・ジム通い、毎朝のジョギング、休日の登山…。
 3 蓄財・・・株、債権、FX、タンス…。

 資格の先、健康維持の先、蓄財の先に何がある?「死しかないだろう」って?それはある意味正解です。しかし、「死んだら神様よー!」という歌詞があるように(ないない)、死んだらそれで終わりというだけのこと。
 死の前の「老後の備え」ですが…

 高校の先輩に、「高石ともやさん」がおられる。高石さんが、次のような文章を書いておられます。(要約)
 アメリカ大陸横断マラソン、16人が参加。64日後にニューヨークに辿りついた人(完走者)は、6人(高石さんは、5位。トロフィーには、「日本人最初の横断ランナー」と刻まれてあった)。一日平均75kmを走る。
 毎日のレースで、高石さんは、最下位になることが多かったが(その当時は51歳)、一生懸命笑顔を作って、皆に感謝してその日のゴールをした。

 64日目、マンハッタンのビルが見えたとき、「ニューヨークだ」と、誰かが叫び、6人全員泣きながら抱き合った。
 ゴールの後、他のランナーが高石さんにかけた言葉は…
 「笑顔を一杯くれてありがとう」
 「トモヤのスマイルのお陰で、大陸横断の旅がこんなに明るくなったよ。長い旅に笑顔は大切な燃料だよ」
 いいお話だと思います。疲労の極致の中で、光明が笑顔だったという。人種も言語も超越したもの。

 竹内海南江(かなえ)さん。(竹内海南江は、どこで先輩だったんだって?彼女とは同窓ではなく、血液型が同じ)竹内さんは、悩みをかかえているとき、落ち込んでいるときなどには、強引に口角を上げて笑顔を作るのだそうで。笑顔になると、気持ちが上向きになるのだと…。

 「介護」の資格を取得して、定年退職後に介護の仕事に就かれている方が、つくづく言ってました。「介護する側のエネルギーは、(介護される側の)笑顔」だと。

 笑顔が大切…言い古されたフレーズ。笑顔は健康のもと、笑う門には福来たる、若返り法は笑顔から…。新鮮みが薄れてしまって、いかにも陳腐な印象。 しかし、高石さんのアメリカ大陸横断マラソンにおける「笑顔の力」は、古くも、陳腐でもない。
 「世界・ふしぎ発見」の「ミステリーハンター」として20年以上出演し続けており、97か国を訪れている竹内さんの「笑顔」という最強の味方しかり。
 還暦介護士の述懐しかり。

 後の備えに戻りますが、資格も、健康維持も、蓄財も、もちろん素晴らしい。その先に何が必要か?「笑顔」ですね。
 老後の備えとして、「笑顔力」をつける。これが大切と、つくづく感じているこの頃です。

アシストを重視することにより敗戦戦犯選手は減る

2010年07月01日 | Weblog
 サッカーのワールドカップ南アフリカ大会、日本のサッカーが世界と肩を並べたことをしめしてくれました。ベスト8をかけたパラグアイ戦、PK戦でPKをクロスバーに当ててしまった駒野くんは試合後泣きじゃくり…。PK戦は残酷です。駒野くんにしてみると、「おまえのせいじゃない」と慰められても…自責の念の濁流になすすべなく…この場から消えたい…そんな気持ちだったでしょう。

 団体競技において、「あいつのせいで負けた」と、いうことはありません。「駒野くんがPKをミスしたから負けた」とはならない。なぜなら、0-0で延長戦へ。延長戦も0-0だったからPK戦になった。得点しておればPK戦にはならなかった。得点しなかったのは誰?もちろん駒野くんもその一人だが、キーパーも含めた11人が得点しなかった。PKを外したのは駒野くんであっても、チームの敗戦は、チームが得点しなかったから。特定の個人のせいでは決してないのです。
 ゲームキャプテンの長谷部くんが言いました。「PKは時の運。だれのせいでもない。それまでに決着をつけられなかった自分たちのせい」さすがだと思いました。岡田さんが、キャプテンを任せた人物です。
 監督はどうなんだって?「敗戦の責任は、オレにはない」という監督などいません。チームの成績は、良くも悪くも監督のせいということになります。

 サッカーは、得点者だけでなく、「アシスト」も讃えられた競技でした。これが野球なら、(走塁幇助のような例もあるにはあるが)アシストは、「ない」といえます。

 このアシスト、Jリーグに移行してからは公式記録として取り上げられなくなってしまった。理由は、アシストの基準がはっきりしないから。
 ○ 得点につながったパスなのか?単なるパスだったのか?
 ○ 最も効果的に得点につながることになったパスは、得点者へ渡る3つ前のパスだったのだが、それをアシストとするのか?
 ○ 得点者が、長駆ドリブルしてそのまま得点した場合のアシストって誰?
 ・・・そんな面倒な記録は止めようということ。

 アシストを記録とすることが衰退した理由は分かるが、基準を明確にしてJリーグでも復活させてほしいです。
 アシストを復活させてほしい最も大きな理由は、「11人でプレーしている。敗戦は、○○選手のミスが原因…なのではなく、全員の責任」という当たり前のことが選手にも、ファンにも意識されるようになるから。そうなると、ミスで泣く選手が減っていく。敗戦の責任は個人にはないから。
 また、地味な「アシスト」に、少しでも日を当てることができる。

 今回の、サッカーワールドカップ南アフリカ大会、日本代表が躍進した。体力面、技術面、作戦面が世界のレベルになったから。そして、もっとも大きなな躍進理由は、「試合前の国歌斉唱で、全選手が声を出して国歌を歌った」ことです。日の丸を背負って戦うのですから当然といえば当然。(この姿を見せていただいただけで私は満足でした)
 もう一つ付け加えたいのは、選手が公式ユニフォーム(スーツ)をきちんと着ていることです。コシパンもアンパンもおりません。今日帰国しますが、空港へ降り立った姿も、「きちんとした服装」でしょう。それでこそ、日本の代表。