アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

結婚…いわれのない不幸を背負う?

2010年07月11日 | Weblog
 表参道にある、東京都内でも1、2を争う人気の結婚式場での、式・披露宴に出席させていただきました。感想としましては…「うーん」と、唸るしかありませんでした。通常のコースは、500~800万円(着物の着付け、メーク関係、髪関係は含まれない。写真関係も別)。上限?天井知らず。その日は、10組の式・披露宴があったので、1日の売り上げとしては1億円を超える。予約は先の先まで埋まっているので、よほどの幸運に恵まれなければ、希望日時の式・披露宴は無理…。そういう景気の良い業種があることに、驚いたり安心したり。 

 花嫁の着付けは50万円を超える。その結婚式場に着付けを頼まないで、別な着付けの先生に出張してもうと安上がりとか。実際、「着付けの日本一になった北海道の先生とスタッフに東京へ出張してもらったが、航空運賃、ホテル代、着付け料を含めても50万円かからなかった」と、いう例もあります。その場合、式場側から、「持ち込み料」を取られる…式場側もあの手この手で対策を立てている。
 
 料理は、かなり良かったです。オードブルにフォアグラのなんたらかんたらを出して、こちらの機先を制し(?)、続いてウニのなんたらかんたら…高級食材のオンパレード。もったいなかったのは、デザート。デザートだけはビュッフェ形式だったのですが…用意されたものの7割は残った…。表参道のカフェでは、1000円はするスイーツ類がムザムザと捨てられる…情けなかったです。大きなビニール袋を持っていけば良かった…。

 結婚式でいつも思うこと…。800万円超の式を挙げようが、ささやかに式だけを挙げようが…はたまた、何もしないで入籍だけしようが、結婚後の人生に「幸福になったり不幸に見舞われたり」の差は何もないということ。当たり前だって?当たり前です。

 元琴光喜の結婚も、長年の交際の末でしたから良かったなあと思っていました。まだ3か月の長男がいる。名前は、「愛喜くん」。そしてこの度の解雇。賭博に関する虚偽の証言には、「家族に危害が及ぶのが怖かった」と。家族を大切にする意識は、あったらしい。この先、「元琴光喜家」はどうなっていくのでしょうか…。朝青龍も駆けつけた、盛大な披露宴…あれから1年経っていない。

 元大嶽親方(元貴闘力)は、大鵬の三女と結婚。その時大鵬は、「あいつ(当時は現役の貴闘力)の賭博癖、なんとかしろよ!」と言いました。その大鵬の「イヤな予感」は的中しました。この度の野球賭博の一件で、大鵬が静観しているはずがない。「強制離婚」ということで、元大嶽も承諾した様子。4人も子供がいるんです。全員男の子…。

 若者の結婚離れ…なかなか結婚しない状況がある。その時良くても、そのあとどんなひどい目に遭わされるか解らない。自分は何の悪事もはたらいていないのに、結婚相手の悪事のトバッチリをまともに食らう。それが、結婚。「しないのが得策」という考え方を責められません。

 元琴光喜には、退職金に当たるお金が出る。しかしそれで借金を完済することは出来ない。元大嶽には、功労金のようなものは一切出ないという。二人とも、これからどうやって暮らしていくか。一部の報道では、「格闘技へ転向か!」。
 元琴光喜と元大嶽がタッグを組んでプロレスの試合に出る場合のリングネームは、「賭博ブラザーズ」が良いと思う。そりゃないだろうって?もうこうなったら賭博を売り物にするしかないでしょう。ガウンの柄ですが、野球賭博を図案化するのは難しいので、花札にしましょう。