ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

日本経済の低迷について

2010年04月09日 09時20分13秒 | 経済

・・・何時もジョギング中はラジオを聴きながら走っている。 ほとんどの内容は耳に入っているが、聞いていない状況ですが、興味のある話はかなりしっかりと聞いている。


 「ジョギング途中にある景色」

・・・よく、聞いている話に経済の話がある。
 今日は「日本経済の低迷について」と云う話を大学の先生が解説していた。
 私も日本の経済が戦後復興から世界一流の経済大国となり、バブルがはじけておかしくなっていく時代まで、社会人として、一応、その中でいきてきたので、自分なりの経済低迷の理由については意見がある。

 今、日本の製造業は鉄鋼、半導体、液晶など一流から二流に転落している。それに対して、韓国のサムソン、インドのアルセロール・ミッタルなどは今や生産量世界一位の企業になっている。

 なぜそうなったのか、私の実感としては1980年ごろから、日本の企業は目先の利益追求のみを追い求めるようになっていった。
 私は開発が専門職だったので、開発テーマも具体的利益が見えるものしか取り上げられなくなった。
 1970年ごろは、まだ、物になるかどうか、わからないが十年先には何とかなるかもしとれないというテーマに取り組んでいました。
 その頃のテーマの成果で日本は1980年ごろから、2000年ごろまでの製造業は区っていたような気がします。

・・・1980年ごろから十年先への先行投資(研究・人材)がだんだん減って云って目先の利益が見込める投資の実をしてきた結果、今の経済の低迷があるような気がします。

・・・しからば、何をするか、国も同じですが、日本の企業はバランスのとれた投資形態をとっていくべきだと思います。全売上高の3%は先行投資(研究・人材)に振り向けることです。
 それを実行するためには、企業を動かす経営者が十年先を考える経営者にならねばなりません。そのためには、そのような経営者でないと企業経営者になれない社会的規制が必要かも知れません。

コメント
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