ここのところとにかく暑いので、外出は極力控えて、ひきこもり状態の日々・・・。
暑い中お仕事されていらっしゃる方々には、ほんと申し訳ないような生活です。
家事とピアノはいつものことなんですけど、ここのところご無沙汰だった読書(ふだんは雑誌や新聞ばかり)と映画鑑賞(といってもテレビで)の時間を増やそうと思い、少しずつ実行しております。
読書は、ずいぶん前から少しずつ読んでいる「望郷のマズルカ--激動の中国現代史を生きたピアニスト フー・ツォン」(森岡 葉著 ショパン刊)の最後のあたりにさしかかりました。
この本については、また後日くわしく書いてみたいと思うのですが、300ページという分量の、何倍もの内容の重さを感じる本です。緻密な取材、わかりやすい文章、そして本一冊を通してまったくぶれないスジの通った姿勢、ライター森岡さんの力量と精神力におそれいります。
映画についてですが・・・
私、子どもが生まれる前は、お勤めしているときですら、週末4本はビデオを見ておりました。えっと、名画、近作の娯楽ロードショー系、ホラー、成人向け(殴)などなど。
それが、もうぱったり見なくなりまして、そこまで見る気もなかったんですけど、実はうちはwowowが映るらしいということを知り(テレビ類の契約はすべて主人がやっているので知らなかったんです)、たまたまちょっとヒマなときに、チャンネルを合わせてみたのがウンのつき、でそれから「な~んだ、こんなに簡単に映画見られるんじゃん」と思い、ちょくちょく見てます。
これまで
「クィーン」(エリザベス女王やブレア氏のそっくりさんが出たことで有名な2006年の作品)、
「親愛なるベートーベン」(ベートーベンの晩年に、女性写譜師がそばにいたという架空の設定の話。これも2006年)
「神童」(これはいわずもがな、天才少女ピアニストと音大を目指す男の子の話。2006年)
とここまでは、わりに楽に見られる映画でしたけど、
「突入せよ!<あさま山荘>事件」(2002年)
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」(2006年)
「スパイ・ゾルゲ」(2003年)
はなかなか見るほうも消耗しました。
「あさま山荘」は私が小2くらいの時の事件で、映像的には一種の懐かしさも感じたのですが、あの時テレビの向こうで、県警と警視庁のあれこれや、こんなもどかしいことがあったのか、と今さらながらに驚きました。
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」は実は最後の20分くらいしか見ていないのですが、ハイライトシーンというか、R-15にふさわしい(?)シーンを見てしまい、ぐったりきました。
この話は、70年代のアフリカ・ウガンダのアミン大統領の行為と人間性を、彼の側近となった英国人青年の目を通して語るというものなのですが、だいたいどんな内容か想像ついていたのですけれども、やっぱり拷問シーンはつらかったです。最初から全部見たくもあり、見たくもなし・・・。
「スパイ・ゾルゲ」は篠田監督の引退作品として有名でしたので、ぜひ見てみたいと思っていました。これが結構長い・・約3時間。大作でした。
尾崎秀実とゾルゲの名前は「太平洋戦争間近の1930年代、日独の最高機密をソ連へ流し続けたスパイ」として知ってはいましたけど、内容はほとんど知りませんでした。
第2次世界大戦直前の日本・ドイツのそれぞれの国の事情の下に、新聞記者という、情報最前線にいる尾崎とゾルゲ(ゾルゲは記者であると同時に元々ソ連のスパイだったわけですけど)が、かならずしもソ連の国益のためだけでなく情報を流してしまう様子は(事実にどこまで迫っているのかは知る由もありませんけど)、戦争を回避したいあまりの行為だったとも受け取れました。
おそらく篠田監督のメッセージもそのあたり、戦争からは何も生まない、全力で回避しなくてはならない、ということだったのではないかと思われます。
たまたまチャンネルが合ったという割には、重い映画を続けて見てしまいましたけど、今読んでいる「望郷のマズルカ」にも文化大革命によって、ピアニスト生命や、命そのものを絶たねばならなかった無念のピアニストが数多く描かれています。
こういうものばかりに遭遇するのは、たぶん偶然ではなく、こういうことをこの夏は考えてみなさい、というなにかの声なのかもしれません。
暑い中お仕事されていらっしゃる方々には、ほんと申し訳ないような生活です。
家事とピアノはいつものことなんですけど、ここのところご無沙汰だった読書(ふだんは雑誌や新聞ばかり)と映画鑑賞(といってもテレビで)の時間を増やそうと思い、少しずつ実行しております。
読書は、ずいぶん前から少しずつ読んでいる「望郷のマズルカ--激動の中国現代史を生きたピアニスト フー・ツォン」(森岡 葉著 ショパン刊)の最後のあたりにさしかかりました。
この本については、また後日くわしく書いてみたいと思うのですが、300ページという分量の、何倍もの内容の重さを感じる本です。緻密な取材、わかりやすい文章、そして本一冊を通してまったくぶれないスジの通った姿勢、ライター森岡さんの力量と精神力におそれいります。
映画についてですが・・・
私、子どもが生まれる前は、お勤めしているときですら、週末4本はビデオを見ておりました。えっと、名画、近作の娯楽ロードショー系、ホラー、成人向け(殴)などなど。
それが、もうぱったり見なくなりまして、そこまで見る気もなかったんですけど、実はうちはwowowが映るらしいということを知り(テレビ類の契約はすべて主人がやっているので知らなかったんです)、たまたまちょっとヒマなときに、チャンネルを合わせてみたのがウンのつき、でそれから「な~んだ、こんなに簡単に映画見られるんじゃん」と思い、ちょくちょく見てます。
これまで
「クィーン」(エリザベス女王やブレア氏のそっくりさんが出たことで有名な2006年の作品)、
「親愛なるベートーベン」(ベートーベンの晩年に、女性写譜師がそばにいたという架空の設定の話。これも2006年)
「神童」(これはいわずもがな、天才少女ピアニストと音大を目指す男の子の話。2006年)
とここまでは、わりに楽に見られる映画でしたけど、
「突入せよ!<あさま山荘>事件」(2002年)
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」(2006年)
「スパイ・ゾルゲ」(2003年)
はなかなか見るほうも消耗しました。
「あさま山荘」は私が小2くらいの時の事件で、映像的には一種の懐かしさも感じたのですが、あの時テレビの向こうで、県警と警視庁のあれこれや、こんなもどかしいことがあったのか、と今さらながらに驚きました。
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」は実は最後の20分くらいしか見ていないのですが、ハイライトシーンというか、R-15にふさわしい(?)シーンを見てしまい、ぐったりきました。
この話は、70年代のアフリカ・ウガンダのアミン大統領の行為と人間性を、彼の側近となった英国人青年の目を通して語るというものなのですが、だいたいどんな内容か想像ついていたのですけれども、やっぱり拷問シーンはつらかったです。最初から全部見たくもあり、見たくもなし・・・。
「スパイ・ゾルゲ」は篠田監督の引退作品として有名でしたので、ぜひ見てみたいと思っていました。これが結構長い・・約3時間。大作でした。
尾崎秀実とゾルゲの名前は「太平洋戦争間近の1930年代、日独の最高機密をソ連へ流し続けたスパイ」として知ってはいましたけど、内容はほとんど知りませんでした。
第2次世界大戦直前の日本・ドイツのそれぞれの国の事情の下に、新聞記者という、情報最前線にいる尾崎とゾルゲ(ゾルゲは記者であると同時に元々ソ連のスパイだったわけですけど)が、かならずしもソ連の国益のためだけでなく情報を流してしまう様子は(事実にどこまで迫っているのかは知る由もありませんけど)、戦争を回避したいあまりの行為だったとも受け取れました。
おそらく篠田監督のメッセージもそのあたり、戦争からは何も生まない、全力で回避しなくてはならない、ということだったのではないかと思われます。
たまたまチャンネルが合ったという割には、重い映画を続けて見てしまいましたけど、今読んでいる「望郷のマズルカ」にも文化大革命によって、ピアニスト生命や、命そのものを絶たねばならなかった無念のピアニストが数多く描かれています。
こういうものばかりに遭遇するのは、たぶん偶然ではなく、こういうことをこの夏は考えてみなさい、というなにかの声なのかもしれません。
必死こいて練習すれば音大入れるかなあ?ww
なんちゃって・・・www
入るだけなら、今は少子化の影響でそこまで難しくないらしいですよ。学校のレベルにもよるでしょうけど・・・。
今は、音大出てなくてピアノ弾くのがトレンドかもしれません(笑&逃)
そうそう、音大でなくてピアノを弾くのがかっチョええと僕も重いますです^^
よっしー^^が若い女の子だらけの音大に入ったらいったいどんな感じなんだろう・・と思ったりなんかして(逃)