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まつきとわたるとはなこのトリオ Vol.2 広島
2011年7月29日(金)
時間:18:00開場、18:30 開演
場所:アステールプラザ・オーケストラ等練習場(広島)
料金:一般 3,000円、学生(大学生以下) 2,000円
ピアノ:松本和将、、チェロ:向井航、バイオリン:上里はな子
曲目
1.チャイコフスキー:ピアノトリオ イ短調 Op.50「偉大な芸術家の思い出」
2.モーツァルト:ピアノトリオ 変ロ長調 KV502
3.他(曲目は変更になる場合があります)
【問合せ】
090-1251-7635
【プレイガイド】
ヤマハ広島店
082-244-3779
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まだまだ先の話だと思っていたのですが、なんともう今週です!(早い)
前半がモーツァルトのトリオとお三方のソロ(曲目は行ってからのお楽しみ♪)、
後半がチャイコフスキーのトリオ、約50分。
チャイコのトリオは、私
1.レーピン&ベレゾフスキー&ヤブロンスキー
2.クレーメル&アルゲリチ&マイスキー
3.コーガン&ギレリス&ロストロポーヴィチ
の3枚のCDを持っていて、それぞれに聴きどころがあるのですけど、
なかでも<3>を愛聴しておりました。
とくに第1楽章のテーマが戻ってきて、バイオリンがsul G(一番低いG線のみ)で弾くとこですね、・・・シブい、シブすぎる・・・さすがソ連だ・・・さすがおじさまがただ・・・・、と思っておりました。
たしかに、過酷なソ連政権下で生き残った音楽家たちであり、おじさま(失礼・・)には違いないのですけど、
あるとき、ふと「この録音時、どれくらいおじさんだったんだろう??」と疑問に思いました。
私の手元のディスクには「Recording Dates Unknown」とありますが、解説が書かれたのが1979年ですから、
それ以前に録音されたことは確実です。
で、この3人の生没年ですが
レオニード・コーガン 1924-1982
エミール・ギレリス 1916-1985
ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ 1927-2007
となっています。
1979年時の解説によると、「現在ではそれぞれが個々の演奏活動に多忙のため、トリオとしての活動は行っていないようだが・・・」とあるので、
録音時はどうかすると(いやどうかしなくても)、コーガンとロストロポーヴィッチのふたりは40代だったかもしれないということになります。
そうだったのか・・・・今の私とあまりかわらない(汗)。
ふと思い出しまして、ディスク検索のおりに大変お世話になっておりますハルくんさまのブログで調べさせていただきましたところ、
これと同じ盤かは不明ですけど(おそらく同じ。ビクター盤なので)、録音は1952年だそうです。
ということはですよ・・・・・40代どころか、コーガン28歳、ギレリス36歳、、ロストロポーヴッチ25歳じゃないですかっ!
ぜんっぜんおじさんじゃないってorz
ジャケットの写真に偽りあり(泣)。
(※非常に似たような記事を過去に書いておりました。ヤキが回ってきました・・・)
・・・ということは、私の個人的ヨコシマな関心なので、おいといてですね、
トリオというのは力量のつり合いがとても大切、三人がぴしーっと糸を三点で張ってこそ、美しい姿になるものだと私考えております。
そういう意味でも、今回のコンサートはとても楽しみです。
(お手伝いがあるので、あまり聴けないかもしれないけど・・・・)
お時間のある方、ぜひご来場を!
その記事のコメントしたころに比べると、パールマン・ハレル・アシュケナージと、ランラン・レーピン・マイスキなんてのも増えてた。
この二つ比べると、二つ目の方が良さげです。新しい録音の為か、音がくっきりしていて、って、曲調を考えたら、ぼやけた(暗い)方がよいのかなあ。ま、いいかああ。
ランラン・レーピン・マイスキーってちょっとどんな感じなのか想像つかないのですけど、
できたら、映像で見てみたいです(笑)。
これのことか?
演奏は目の力!
http://youtu.be/coiAOI9fyfw
こっちは、前説が長い
http://youtu.be/B13jjTGXSUw
上のほう、いきなり吹きそうになりました・・・アブナイ(汗)
下のほうは、3人が暗譜で練習してるのにちょっとびっくり。暗譜しなければ弾けないような曲ではありますけど・・・
それと6分15秒あたりで、マイスキーがランランに負けないパフォーマンス(?)をしているのに思わず笑ってしまいました。