今日は11時からの合わせ。
昨日の今日でしたが、さすがプロの方々、決めてこられました。
朝から晩までスケジュールびっしりなので(いったい一人で何曲かかえておられるのでしょう??)、この曲を昨日の合わせのあと練習される時間があったとはとても思えませんけど、いきなり本番仕様でございました。ひぃ~
メンバーの方からと、監修の弦の先生からのご意見が飛び交うわけですけど(とくに私に向けたものというわけでもないのですけど)、
〇スタッカートがついている音について・・・ブラームスの楽曲であること、特にこの曲であること、さらに弦とピアノのバランスを考えていくと、どのくらいの音価で弾くべきなのか?またどういう音色を要求しているのか?
〇付点のリズムについて・・・・軽く楽しく、たとえばモーツァルトのように弾いていいものかどうか?そう弾かないとすると、実際どういう弾き方を採用するのか?弦であればアップとダウンをどう使うか?
と言ったことが本日繰り返し出てきました。
ピアノでは(ちょっと説明しにくいのですけど)、左手の小指でバスを規則正しく刻み、同じく左手の321を使って三連符の内声、さらに右手和音重音でメロディーを弾いていかないとならない、というかなり難しいところがあります。もっともそういった「難しい」とかいうことはいっさい申し開きできないのですけど・・。
「左手のみの連続音型のところで、音色を段階的に変えて、どんどんグレーなところに連れていくようにしてほしい」・・・とか、
「左右の音色を違う楽器のように弾き分ける」・・・とか、
「音が上行形でどうしてもクレッシェンドしたくなるところを絶対にクレッシェンドせず(これは楽譜上Pのままと記載があります)、無表情の深みみたいなものを出してほしい」・・・とか、
次々と注文が付きました。伴奏でもなんでも、一人でないものについては、バンバン注文きますし、それをすぐやらないとならないものなんですけど、
今日のはなかなか大変な要求でして、「こうですか?」「こんな感じですか?」と言ってはみるものの、正直その場ではムリでした。
この曲は数々のディスクがありますけど、わりに軽快でリズミカルな演奏が多く、実際弾いてみると、そうなってしまいがちなんですよね。
でもたぶんそうじゃない・・・・耳に心地よく、自分としては好みだったとしても、そういう演奏はこの曲にはふさわしくないんじゃないか、という気がしてならないです。そうなっちゃうんですけど(汗)。
今日は昨日の弦の感じからして、テンポはもっと遅めに設定しないといけないと思って、若干遅くしたのですけど、遅くしたら、ボロがでそうだったり(笑)、音が希薄になってしまったりで、つらかったです。しかも、音量的には落とさないといけない。
そうそう「p、ppの時、音量を落とすだけでなく、他の楽器の表情を汲み取った、いろいろな音を出してほしい」とも言われました。
バイオリンだったら、違う弦(D線のものをG線の高いポジションにするとか)で弾いたりとか、指板にちかいところで弓を使うとか、ということで音が変わるようなんですけど、そういうことを考えてみてほしい・・ということなんですね。実際ヴィオラを至近距離で弾いてみせてくださいました。
「そんなこといいな~、できたらいいな~」と思っていたことではありますけど、なるほど「弦ではたぶんこんな感じであろう」という漠然としたものでは、あくまでも「感じ」の域を出ないのかもしれませんね。
フラジオ、ハイポジション、その他いろいろ、知識としてあるなら具体的にイメージしてみればいいわけです。弦楽器、身近にあるのにうかつでした。
それにしても、ヴィオラS先生(32歳だそうですが・・)、熱いお方です。時間がきてもピアノのそばでマンツーマン状態。ほんとうにありがとうございます。
なんと濃い1時間であろう・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後からは娘と、街でハンバーガーを食べ、知人の発表会にお花を持って顔を出し、名探偵コナンの映画を観てきました。
コナン、最後の謎解き部分で私爆睡(殴)。
気がついたらエンディングロール流れてました。しかたがないので、娘にオチをきくことしばし。
・・・なにしにいったんだか・・・
昨日の今日でしたが、さすがプロの方々、決めてこられました。
朝から晩までスケジュールびっしりなので(いったい一人で何曲かかえておられるのでしょう??)、この曲を昨日の合わせのあと練習される時間があったとはとても思えませんけど、いきなり本番仕様でございました。ひぃ~
メンバーの方からと、監修の弦の先生からのご意見が飛び交うわけですけど(とくに私に向けたものというわけでもないのですけど)、
〇スタッカートがついている音について・・・ブラームスの楽曲であること、特にこの曲であること、さらに弦とピアノのバランスを考えていくと、どのくらいの音価で弾くべきなのか?またどういう音色を要求しているのか?
〇付点のリズムについて・・・・軽く楽しく、たとえばモーツァルトのように弾いていいものかどうか?そう弾かないとすると、実際どういう弾き方を採用するのか?弦であればアップとダウンをどう使うか?
と言ったことが本日繰り返し出てきました。
ピアノでは(ちょっと説明しにくいのですけど)、左手の小指でバスを規則正しく刻み、同じく左手の321を使って三連符の内声、さらに右手和音重音でメロディーを弾いていかないとならない、というかなり難しいところがあります。もっともそういった「難しい」とかいうことはいっさい申し開きできないのですけど・・。
「左手のみの連続音型のところで、音色を段階的に変えて、どんどんグレーなところに連れていくようにしてほしい」・・・とか、
「左右の音色を違う楽器のように弾き分ける」・・・とか、
「音が上行形でどうしてもクレッシェンドしたくなるところを絶対にクレッシェンドせず(これは楽譜上Pのままと記載があります)、無表情の深みみたいなものを出してほしい」・・・とか、
次々と注文が付きました。伴奏でもなんでも、一人でないものについては、バンバン注文きますし、それをすぐやらないとならないものなんですけど、
今日のはなかなか大変な要求でして、「こうですか?」「こんな感じですか?」と言ってはみるものの、正直その場ではムリでした。
この曲は数々のディスクがありますけど、わりに軽快でリズミカルな演奏が多く、実際弾いてみると、そうなってしまいがちなんですよね。
でもたぶんそうじゃない・・・・耳に心地よく、自分としては好みだったとしても、そういう演奏はこの曲にはふさわしくないんじゃないか、という気がしてならないです。そうなっちゃうんですけど(汗)。
今日は昨日の弦の感じからして、テンポはもっと遅めに設定しないといけないと思って、若干遅くしたのですけど、遅くしたら、ボロがでそうだったり(笑)、音が希薄になってしまったりで、つらかったです。しかも、音量的には落とさないといけない。
そうそう「p、ppの時、音量を落とすだけでなく、他の楽器の表情を汲み取った、いろいろな音を出してほしい」とも言われました。
バイオリンだったら、違う弦(D線のものをG線の高いポジションにするとか)で弾いたりとか、指板にちかいところで弓を使うとか、ということで音が変わるようなんですけど、そういうことを考えてみてほしい・・ということなんですね。実際ヴィオラを至近距離で弾いてみせてくださいました。
「そんなこといいな~、できたらいいな~」と思っていたことではありますけど、なるほど「弦ではたぶんこんな感じであろう」という漠然としたものでは、あくまでも「感じ」の域を出ないのかもしれませんね。
フラジオ、ハイポジション、その他いろいろ、知識としてあるなら具体的にイメージしてみればいいわけです。弦楽器、身近にあるのにうかつでした。
それにしても、ヴィオラS先生(32歳だそうですが・・)、熱いお方です。時間がきてもピアノのそばでマンツーマン状態。ほんとうにありがとうございます。
なんと濃い1時間であろう・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後からは娘と、街でハンバーガーを食べ、知人の発表会にお花を持って顔を出し、名探偵コナンの映画を観てきました。
コナン、最後の謎解き部分で私爆睡(殴)。
気がついたらエンディングロール流れてました。しかたがないので、娘にオチをきくことしばし。
・・・なにしにいったんだか・・・