二軒目は、先輩が営むるといふ、缶詰バーへ
オーナーのお人柄か、店内は、活気があふれて大盛況。
見たこともない世界中の缶詰が、壁一面に並び、ビールを手に一同盛り上がる。
怖い物見たさで、誰かが注文したトドの大和煮。
獣の味というか、ワイルドな後口が尾を引き、私は一口で箸を止めた。
辛いが美味しかったカレー二種。
ここにはなかったが、友人お勧め「いなば」のカレー缶も食べてみたい。
そして写真は無いが、「わかさぎのオイルサーディン」「柚子胡椒の焼き鳥」「筍煮」なども食べた。
最初のトドが強烈だったのか、それ以外はとても美味しかった。
中でも秀逸だったのは、出汁巻きの缶詰。
このお店のオリジナル商品とのこと。
お土産にしようと話していたが、すっかり失念&残念。
時節柄、保存食にも話は及んだが、「どうせなら美味しい缶詰を買おう!」と思った。
面白い、そして美味しいお店を教えてもらい、大満足。
ご馳走様でした。
良い気持ちで店を後にしたが、飲んで食べて喋って、満腹中枢が壊れた私たち。
酔って火照った体に、夜風は心地よく、さらにコンビニで彼是買い足し、ホテルで夜中まで飲み明かした。
皆と一緒にいると、真面目不真面目に関わらず、話は尽きないし、笑いは絶えない。
もう若くは無いというのに、どこからこのパワーが湧き出すのやら。
愉快な集いは、翌日も続く。
13.01.23記