********** 見知らぬ犬がお年寄りを救う *********
保護されたのは東海村に住む73歳の認知症のお年寄りの女性で、5日の朝、家族が出かけたあと、自宅からいなくなっていました。届け出を受けた警察が行方を捜していましたが、6日午後1時ごろ、自宅から5キロほど離れた隣の茨城県ひたちなか市の公園で女性は通りがかった人に保護されました。保護されたとき、女性は地面に座り、野良犬とみられる体長1メートルくらいの中型犬のオスの犬をひざの上に乗せながら抱いていたということです。警察は、女性は自宅から公園まで歩いて来たとみていますが、服装はセーターに薄手のジャンパー、それにズボン姿と軽装だったということです。6日の朝は水戸市で最低気温が氷点下2度2分と茨城県内の各地でこの冬一番の冷え込みとなり、警察は「女性と犬がいつからいっしょにいたかはわからないが、犬を抱いていなければ凍死のおそれもあったのではないか」と話しています。
<12月7日15時5分NHKニュースより>
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「犬猫も三日飼えば恩を忘れず」といわれるが、認知症のお年寄りの女性を救ったのは飼い犬ではなく、野良犬とみられる。
今朝の朝食の折、U住さんちの老犬が話題に出たばかりだが、こちらは冒頭のニュースと逆で、“認知症の老犬”である。かれこれ15歳(人間なら76歳)で最近はめっきり食欲が衰え、歩く姿はヨタヨタ、繋がれた紐でぐるぐる巻きになる(まさに自縄自縛状態)など、明らかに老化現象が見られる。極めつけは、先日長男が帰省した際に無反応だったこと。幼犬から面倒を見てきた、育ての親である息子を忘れてしまったようだ。これには言い表せないほどのショックを受けたという。
『痴呆には異常行動が伴う。典型的な例が「夜鳴き」で、この夜鳴きにより飼い主が睡眠不足となったり、隣近所からの苦情の元となる場合もある。社会生活でのトラブルの原因にもなる問題になっている。痴呆は13歳~18歳までに多く発生し、「無反応、夜鳴き、異常な食欲、良く眠る、無目的の歩行、排泄の失敗、狭い所に入りたがり出て来れなくなる』そうだ。 <ペットアベニューHP「飼い方教室親の心得」より>
痴呆は人間の専売特許かと思いきや、犬にもあるようだ。人間同様、犬も長寿命化に伴い様々な病気や問題も出てきた。一番厄介なのが痴呆。勿論対処法は人間と一緒で、飼い主の手厚い介護が求められる。長く共に暮らしてきた今までを振り返りながら、最後まで頑張って介護してやることしかない。
保護されたのは東海村に住む73歳の認知症のお年寄りの女性で、5日の朝、家族が出かけたあと、自宅からいなくなっていました。届け出を受けた警察が行方を捜していましたが、6日午後1時ごろ、自宅から5キロほど離れた隣の茨城県ひたちなか市の公園で女性は通りがかった人に保護されました。保護されたとき、女性は地面に座り、野良犬とみられる体長1メートルくらいの中型犬のオスの犬をひざの上に乗せながら抱いていたということです。警察は、女性は自宅から公園まで歩いて来たとみていますが、服装はセーターに薄手のジャンパー、それにズボン姿と軽装だったということです。6日の朝は水戸市で最低気温が氷点下2度2分と茨城県内の各地でこの冬一番の冷え込みとなり、警察は「女性と犬がいつからいっしょにいたかはわからないが、犬を抱いていなければ凍死のおそれもあったのではないか」と話しています。
<12月7日15時5分NHKニュースより>
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「犬猫も三日飼えば恩を忘れず」といわれるが、認知症のお年寄りの女性を救ったのは飼い犬ではなく、野良犬とみられる。
今朝の朝食の折、U住さんちの老犬が話題に出たばかりだが、こちらは冒頭のニュースと逆で、“認知症の老犬”である。かれこれ15歳(人間なら76歳)で最近はめっきり食欲が衰え、歩く姿はヨタヨタ、繋がれた紐でぐるぐる巻きになる(まさに自縄自縛状態)など、明らかに老化現象が見られる。極めつけは、先日長男が帰省した際に無反応だったこと。幼犬から面倒を見てきた、育ての親である息子を忘れてしまったようだ。これには言い表せないほどのショックを受けたという。
『痴呆には異常行動が伴う。典型的な例が「夜鳴き」で、この夜鳴きにより飼い主が睡眠不足となったり、隣近所からの苦情の元となる場合もある。社会生活でのトラブルの原因にもなる問題になっている。痴呆は13歳~18歳までに多く発生し、「無反応、夜鳴き、異常な食欲、良く眠る、無目的の歩行、排泄の失敗、狭い所に入りたがり出て来れなくなる』そうだ。 <ペットアベニューHP「飼い方教室親の心得」より>
痴呆は人間の専売特許かと思いきや、犬にもあるようだ。人間同様、犬も長寿命化に伴い様々な病気や問題も出てきた。一番厄介なのが痴呆。勿論対処法は人間と一緒で、飼い主の手厚い介護が求められる。長く共に暮らしてきた今までを振り返りながら、最後まで頑張って介護してやることしかない。
我が家にも岡山から新幹線で連れてきて17年半になる猫がいます(人間なら90歳くらい)最近は目が見えなくなって、ドアやテーブルの脚にぶつかりそうです。まだ排泄の失敗は見られませんが、近いうちに経験するでしょう。最期まで責任を持ちたいと思っています。
岡山以来17年半とは、完全に家族の一員で、我が子も同然でしょう。
目が不自由とはさぞや不憫なことと思います。
どうか寄り添って、最期まで看取ってあげてください。
ところでお盆の同窓会の記事が、遅ればせながら12月3日付山陽新聞「集い」のコーナーに掲載になりました。4カ月のタイムラグがありますので、今更拙ブログにアップもできません。
差し支えなければメールアドレスをomori@po3.oninet.ne.jpまで入れてください。JPGデータに落として、折り返しメールします。
認知症は他人事ではありません(汗)放浪癖があると回りに迷惑が掛かってしまいます。人命救助に貢献した野良犬は表彰されないのでしょうか。それとも、保健所行き?(汗)それは、誰が見たってむごいでしょう。
我が家のジョンは、認知症までにはならずに逝ってしまいました(苦笑)
友人もいろいろ調べたようで 動物も老化が進むと 方向感覚も麻痺するらしいそうです。
老い・・・って 皆避けられない事ですね
人でも犬でも同じですが、身近に痴呆をかかえているだけに、万感胸に迫るものがあります。
忠犬の話はよく耳にしますが、美談に心がポッと温かくなりますね。
保健所行きなんてとんでもありません!
必ず引取り手が現れますよ。
心身ともに元気で「ピンピンコロリ」で逝きたいものです。
そうか、例の三度(ミタビ)帰ってくることを祈っていた太郎は、まだ行く方知れずなんですね。
この寒空に、どこかで暖をとり、無事生還を願います。
到底“他犬”とは思えません。わが父の名は「太郎」といいました。
人も、犬も早晩、いずれ通る道です。
いつぞやこんちゃんさんから教わった言葉を思い出しました。
子供叱るな 来た道だもの
老人笑うな 行く道だもの
来た道 行く道 二人旅
これから通る 今日の道
通り直しのできぬ道
小さい頃から犬をはじめ、動物が家にいたのですが、1度父に叱られた時に夜部屋を抜け出して犬小屋(外の)で寝たことがあります(笑)
犬は寝ぼけ眼でビックリしてましたが歓迎してくれて、冬に近かったのにちっとも寒くありませんでした。その時のことを思い出してなんだかとても懐かしかったです。
この寒空だけに感動を呼ぶ話でしたね。
いくら動物好きといえども、「犬と一緒に犬小屋で寝た」とは貴重な体験をなさいましたね。
犬と(が)寝るから、犬小屋のことを英語で「ケンネル」というんだということに気付きました。
懐かしい思い出が蘇って良かったです。
心優しい犬のおかげですね。
さっきテレビを見ていて知ったのですが。
実は、この犬は3日前くらいから迷子になっていて、飼い主さんが探されていたんだそうです。
こちらもホッと一安心です。
最期まで可愛がってもらえそうで、よかった♪
寒い時季に心温まる話題でした。
そうですか、続報があったんですね。迷い犬でしたか!
おばあさんも、犬も無事保護されてめでたしめでたし。