再訪伝説で有名なトレヴィの泉(2003年12月10日撮影)
未曾有の猛暑が信じられなくて、冷たい秋雨に思わず身を引き締めて衿をかき合わせるほどの時候となった。この夏は暑さを少しでも紛らわすこともあって、すっかりジェラート作りにはまり大活躍したアイスクリーマーだが、その冷却ポットも今では冷凍庫の中で眠ったまま出番もめっきり減った。
これまでジェラートで舌と心に焼き付いている味は、初めて沖縄で知った「※ブルーシール」、倅の学友家族が経営する「安富牧場」、同じく牧場が経営する「ジェヌイーノ」、神戸で食べた「六甲山牧場」のものくらいだろうか。
それと何と言っても卒業記念旅行先の、ローマ・トレヴィの泉の広場の右脇にある名物ジェラテリアで食べたジェラートである。普通のイタリアンジェラートだが、この場所に居て食べるから美味しかったのかも知れないが。
かの名画「ローマの休日」(1953年米国製作)の中で、スペイン広場でヘップバーン演じるアン王女が階段に座ってジェラートを食べたシーンに思いを馳せつつ、映画の中の二人になりきって口にしたジェラートの味は今も忘れ得ない。
そもそもそれまではジェラートとアイスクリームの違いすら気にも留めなかったほどであるが、目から鱗が落ちる思いだった。あの味を再現したいと願って試行錯誤したのだが、とうとうその味は出せず仕舞いである。
そう言えばトレヴィの泉では、肩越しにコインを投げ入れるとローマに再訪できるという伝説に肖って試みたのだが、まだその夢を果たしていないからだろうか。
※文中「サーティワン」は「ブルーシール」の間違いでした。訂正してお詫びします。
ジェラートはサーティーワンに行くようになって覚えましたw 何でも空気の入り具合がどうのこうの…とかでしたね?
ヨーロッパ旅行は、永年勤続表彰かなにか、長めの休暇が頂けたときには是非ともお勧めです。
ジェラートとアイスクリームの違いはクリームに含まれる「乳脂肪分」と「空気の含有率」だそうです。空気含有率が低いジェラート特有の“まったりとした口あたり”がいいですね。
トレヴィの泉は、きっとこれから再訪する機会が来るでしょう!「お楽しみはこれからだ」ですよ(^^)
暑さ寒さも彼岸まで、の言葉通りです。
確実に訪れる季節の移ろいを感じます。
猛暑の裏返しで、案外厳寒かもしれませんね。
ヨーロッパは何時の日にか、是非とも再訪したいと念じています。
私の記憶違いかもしれませんが、はじめて沖縄で知ったのは、「サーティーワン」ではなく、「ブルーシール」ではなかったでしょうか。
勘違いしていました、紛れもなく「ブルーシール」だったので、訂正しました。指摘をありがとう。