諸般の情勢により、いま市場から瓶入り牛乳が姿を消しつつあり、まさに瓶牛乳存続の危機が迫っている。
ならば今のうちにと瓶牛乳を探し求めて数店のスーパーをハシゴして2本だけ確保した。
その瓶牛乳と、紙パック牛乳を瓶に詰め替えたものとを飲み比べてみた。
あら、不思議!!
目隠しして比較すると、区別がつかず、どちらも同じように“美味しく”感じる。
これは単なる気分や雰囲気の問題であって、ある種の錯覚か!と疑いつつググってみた。
『ガラスが炭酸の抜けにくい材質であることと、口当たりがよいこと。 また、ガラスは無味無臭であるため、飲み物本来の風味を味わうことができる』という記述に当たった。
更に実はこれには科学的な根拠があるとの研究発表がなされた。
『米ノースカロライナ州立大学(NCSU)の研究チームは、牛乳の鮮度や風味を保つのに最も最適な容器はガラス瓶であるとの論文を発表。反対に、紙パックは冷蔵庫の中の匂いが移りやすかったり、紙パックから揮発性化合物が浸透して、風味や鮮度が落ちやすかった』との報告である。
※研究の詳細は、2022年11月7日付で科学雑誌『Journal of Dairy Science』に掲載。
まだ眉唾ものと思われる方、一度お試しくだされ。
まさに「目からウロコ」請け合いです。
今では紙パックの牛乳が抵抗なく飲めるようになったので、瓶牛乳にン十年ぶりで挑戦してみようと思います!
まだ1950年代は敗戦色残り、給食の牛乳といえば米国の脱脂粉乳でした。
同世代の家内は美味しかったというし、小生は不味かった記憶しかありません。
さよう味覚は人さまざまですね。
1960年代になるとわが両親は酪農業に取り組んでおり「本物の牛乳」を味わっていたので、市販の牛乳は水っぽくて飲めなかった思い出があります。
まるで夏の様な毎日です。
牛乳は私は今でもそのままでは飲めません💦
大昔、子供の頃の学校給食には脱脂粉乳が付いてきましたが。水曜日だけはコーヒー牛乳でしたので、こちらは美味しく飲めました。
てすさびならぬ、「気まぐれカラスのてすさび日誌」で失礼しました。
いま頂いたコメントに気づくという体たらくです。
同じ“脱脂粉乳世代”なので、多くは語らずとも以心伝心ですね。
脱脂粉乳の入っていた丸いタンク(人が一人入れるような)は、運動会のレースの小道具に使われていましたが覚えておられますか?
それにしても、そのタンクを運動会で使うなど
何だか愉快ですね。
「昔はよかった」的なエピソードです。
大らかで良い時代でしたね。