てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

小鳥と赤い実

2008-05-19 19:29:00 | 暮らしと生活

紆余曲折を経て芽を出したeggling

 過日、mariさんのブログ「山椒は小粒でもぴりりと辛い」の中で、山椒にまつわる話を書いておられたのに誘われ、確か拙宅の庭にも山椒が芽を出していることを思い出した。
 いつからとはなしに生えているが、自生した風もなく、植えた覚えもないから恐らく小鳥が運んで来たものだろう。
 「♪赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた♪」の童謡が口をついて出た。

 よくよく探して見ると他にも「万両」、「棕櫚竹?」、そしてまだ幼苗で実をつけていないため同定仕兼ねるが「ビックリグミ」まである。
 
 よほど小鳥の大好物なのか、万両などはそこここに実生しているが、千両は土を選ぶらしい。丈夫で育ち易いのは万両である。「千両ならお正月の縁起物に使えるのに」とかみさんはこぼす。

 拙宅の庭でフンをした小鳥たちのお陰で、我が家に万両がやって来た。本を正せばただ一粒の種が、沢山の赤い実を付けて、それを鳥がついばみ、またフンをして次々に芽生える。うまく種の保存が図られており、自然界の摂理には感心させられる。

赤い実は、赤い色しか見分けられない鳥たちに見つけてもらうために、赤になったという説がある。


さくらんぼや牡丹、ネギに囲まれた山椒

枯山水の小石の間から芽を出す
ど根性山椒

ビックリグミの幼苗

万両の幼苗

棕櫚竹?
コメント (8)
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