アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

アリゾナ縦断旅行7

2007年04月30日 | Trip


7日目。今回の旅行でかなり楽しみにしていたメキシコです。アリゾナとメキシコの国境の町、ノガレスには徒歩で入国できます。アメリカ側に車を置き国境まで歩いていくのですが、パスポートチェックもなければ国境という雰囲気はまるでなく、この回転扉を超えたらメキシコです。ただ、アメリカに戻ってくる際には身分証明書がないと大変なことになるので、パスポートは必需品です。



アメリカと壁1枚はさんだ隣り合わせなのに、一歩メキシコに入るとメキシカ~ンな雰囲気がたっぷりです。お店や道の名前はもちろん、歩いている人もみんなスペイン語でなんだかそれだけでワクワクしてきます。

ただ、今日もまた陽射しが強くあまりの暑さにそれだけで疲れてしまい、早々にUターンしてランチにすることにしました。



私達的には現地の人が食べるようなレストランに入りたかったのですが、彼の「白人の沢山いるレストランでなければ食べない!」という勢いに負けました。それでもクーラーの効いた小奇麗なレストランで、適当に頼んだものも美味しかったのでご満悦です。

計3時間程度のメキシコ滞在でしたが、楽しめたかなという感じです。駅前などにタクシーの客引きが沢山いたので、少し遠出するところもあるのでしょうか。ツーソンからは国境まで1時間足らずなので、次回はもう少し色々研究してから来ようと思います。



メキシコからアリゾナに戻り北上すること30分、Tubacというアートの町に着きました。町全体がヨーロッパの田舎町のような雰囲気で、散歩するだけでも楽しそうですが、なんと言っても暑い・・・。友達も砂漠の暑さは初めてだったようでバテ気味です。陶器を扱っているお店が沢山あり、本当に可愛らしい町です。ここもまた、気候がいいときに是非訪れてみたい場所です。



アートな町らしく、通りの名前も陶器で出来ていてかわいいっ。ツーソンからも遠くなく、なんだかツーソン生活今からかなり楽しみになって来ました。


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アリゾナ縦断旅行6

2007年04月29日 | Trip


朝9時過ぎに家を出発しドライブすること2時間、ツーソンにあるサワロナショナルパークに着きました。いわゆるサボテン公園です。サボテンの花の開花時期にバッチリ当たり、どのサボテンも花をつけていました。



アリゾナ全体がサボテンで覆われているのに、別にわざわざサボテン公園に行かなくても。。。と少し思ったのですが、やはり銘打つだけあってサワロサボテンの数も半端なく、砂漠に住む生物の説明なども豊富で楽しめます。ただ非常に暑く、日傘をさして水を飲みながらの散策でした。



サワロの手が生えるには75年かかるそうです。またサボテンは死ぬと緑の部分が朽ち、最後には大きな竹箒のようになります。



砂漠の白いハトと呼ばれるSaint Xavier del Bacに訪れました。雲ひとつない真っ青な空と、砂漠に浮き上がるように立っている白い建物は遠くからでも目を引きます。ただ、建物の半分が復旧工事中だったので残念・・・。



今でこそアメリカですが、ここ一帯は150年前までメキシコの一部でした。15~17世紀、スペインの植民地だった頃立てられたスペイン式の教会で、造りは正にヨーロッパです。重厚な石造りの教会の中はひんやりしていてとても気持ちい感じです。



こういった細部にも手を抜かない部分、ヨーロッパの建造物という感じですよね。こんなヨーロッパの建造物がアメリカでお目にかかれるのも、メキシコのお陰です。



教会の外ではインディアンの人達が屋台を出し、揚げパンを売っていました。ピザのように薄い生地を油でさっと揚げた直系約25センチほどのフライドブレッドに、甘系は蜂蜜やパウダーシュガー、辛系はチリやチーズを乗せていただきます。私たちはシナモンシュガーをかけてもらいました。高温でカラッと揚がっているので全くしつこくなく、3人でぺろっと1枚完食です。



ツーソンでの新居から車で10分位のところのSabino Canyonにも行ってみました。サワロが林のように生えている山をトロッコ電車のようなバスで45分ほどかけてぐるっと回ってくれます。サボテンが生えている山なのに川が流れていて、どこかホッとする景色です。途中で降りて自分で散策することもでき、すがすがしい景色の中を歩いてみたかったのですが、あまりの陽射しと暑さに私たちはバスに乗りっぱなしでした。涼しくなる秋頃また来てみたいと思います。



おそらくここのオリジナルであろう標識ですが、あまりにもかわいかったのでパチリ。

夜はベトナム料理を食べに行きました。新居からも近い、大学の側のお店です。お客さんはアジア人ばかりで、食べる前から期待がむくむく膨らんでしまいました。出てきたお料理も期待通り美味しい!ほんと、アジアな料理はなんだか食べてホッとしますね。特にベトナミーズはコストパフォーマンスも非常によく、はずれもほとんどありません。引越し後は度々ここに来そうです。


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アリゾナ縦断旅行5

2007年04月28日 | Trip


5日目の今日、ランチは私の香港人の友達を誘って飲茶に行きました。昨日6時間ドライブでモニュメントバレーから戻って来て疲れていながらも(私たちは座っているだけで運転はしていませんが・・・)またまた夜中まで喋っていて起きたのは9時過ぎ。がっつり食べたかったので、朝食は抜かして飲茶に挑みました。

今回食べたのはChina Kingという香港スタイルの飲茶です。お腹がいっぱいになりそうだったので食べませんでしたが、お粥などもあったりして他にはない「香港風」な感じが見られました。日本人の口に合う優しい味付けで、ものすごい勢いで食べてしまい、席に座ってから40分でもう満腹状態でした。飲茶に行ったら必ず鶏の足を食べますが、ここが今まで一番美味しかったかな。好きなものを好きなだけ食べて1人12ドル!安いですね~。



ランチの後は高級住宅街スコッツデールにある、アリゾナ最大級のショッピングモール、ファッションスクエアに行きました。近くに住んでいながらも、相当久しぶりだったので私自身もかなり楽しんでのショッピングです。

日本でも最近Godivaのドリンクメニューが流行っているということだったので、早速お試しで1つ買ってみました。チョコレートシェイクのようなので、甘ったるいかなと思ったら大間違い!濃厚なチョコレートシェイクなのですが、さらっとした喉越しでごくごく飲んでしまうという感じです。飲んだ後も「水を・・・」という感じにも襲われることなくさっぱり感が続き、さすがGodivaの風格です。アメリカンな皆様はこれに生クリーム、その上にキャラメルソースをかけていましたが、私たちはこのままシンプルにいただきました。ちなみにお値段は5ドルちょっとです。

みっちりショッピングして、家についたのは7時過ぎ。疲れていながらも彼の好きな餃子ディナーを作りました。いつもは1人で作っているのですが、2人で作ると早いですねー。なんだかあっという間に出来上がりです。母がよく「2人で作ると早いわ~。」と言っていたのをフと思い出してしまいました。あまりにも早く出来たので、デザートにタピオカのココナッツミルクも作ったので彼も大喜び。まだまだ運転お願いするので、ちょっと点数稼いでおかないと・・・などというイヤらしい計算は全くありません。(笑)友達も私も彼以上に食べてしまい、なんだか毎日食べすぎ状態です。

明日から1泊でツーソンとメキシコに行って来ます。


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アリゾナ縦断旅行4

2007年04月27日 | Trip


昨夜の「怖い」モニュメントバレーとは一転して、昼間は神秘的なバレーが見渡せます。つい1ヶ月ほど前に来たばかりですが、この大自然、何度見ても飽きることはありません。友達も見たことのない景色の前で、しばしぼーっと見惚れているようでした。



バレードライブは車と道のコンディションさえ許せば自分で回ることが出来ます。地図が渡され、ところどころにある標札と照らし合わせながら回ります。



寒暖の差で岩に亀裂が入り、その亀裂に入り込んだ雨が氷となり膨張し、岩を崩していきます。夜中、大きな岩が崩れるときには「ピシッ!どーん!」と激しい音がするようです。この破壊は食い止めることが出来ないようで、何十年、何百年もするうちにモニュメントバレーの姿が変わってしまいそうです。



今回借りたのはトヨタのSUVです。道の悪いバレー内も問題なくガンガン攻めていきました。新車で大きく、走りもすこぶる快調で久々にいい車を運転できてニコニコの彼。今回も運転手に徹してくれ感謝です。ありがとう。


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アリゾナ縦断旅行3

2007年04月26日 | Trip


3日目の今日、5時間ドライブでグランドキャニオンに到着しました。世界で見てみたいものの一つにグランドキャニオンが入っていたようで、友達も大喜びだったのでやはり来て良かったなという感じです。展望台のような部屋があり、そこから見るキャニオンはなんとなく額に入った絵のよう。この部屋から雷を見るのが良いとのことですが、私たちが行ったときは快晴だったので、それはまた次回に・・・。



写真左上の小さな囲いの中に立って見渡すキャニオンは、本当に息を飲むような光景です。さすがにここには柵がありますが、必要最低限以外は景観を乱すため柵がもうけられていなく、そういったところに立つとなんだかふわっと飛び降りても平気かな・・・などという気に一瞬させられます。



道は土のまま、道と道路の境は石段が積まれ、ベンチは木です。アメリカの国立公園はなるべく自然のままの姿を保とうとしています。



途中のガソリンスタンドに隣接されたお店です。普通はコンビニ形式なのですが、なんだかここはとってもウエスタン調で、葉巻を吸いながらバイクに乗っていそうな(あくまでも私の想像ですが)お店のママとぴったりな雰囲気です。



正にアメリカ西部という感じの景色です。でも地平線もこれだけ見ていると、もうお腹いっぱいになって、つい睡魔が襲ってくるのですよね。。。



途中の道々でインディアンの人達が出している露店に立ち寄りました。どのお店でもなんとなく似た商品が並んでいるのですが、ここではハート型のドリームキャッチャーがあり、お友達が購入していました。



こちらが朝作ったサンドイッチです。ガーリック風味で焼き上げたチキンに、レタス、卵、トマト、チーズ・・・とかなり分厚いサンドになりました。道中、美味しい食べ物には中々めぐり合えないので、お弁当は必須です。

モニュメントバレーに着いたのはすっかり日が沈んだ8時過ぎ。夜空一面の星空を見せてあげようと真っ暗なモニュメントバレーに行ったのですが、本が読めるほど月明かりが強く、星はあまり見せませんでした。が、そのお陰で、暗闇にそびえ立つモニュメントバレーが黒く浮かび上がり、まるで襲ってくるかのよう・・・。なんだかぶるっと震えるような怖さがあります。コヨーテの遠吠えも激しく、それがどんどん近づいてくるような気がしたので急いで車に飛び乗りホテルに戻りました。普通の生活では見られない大自然を肌で感じた気がします。

明日はモニュメントバレードライブです。


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アリゾナ縦断旅行2

2007年04月25日 | Trip


今朝はゆっくり起床です。長旅の疲れもあることだし、朝はゆっくり遅めの朝食を取って、お昼も遅めにベトナミーズでも行って・・・などと考えていたのですが予想をはるかに上回り、朝食を食べたのは11時半でした。

朝食は前日から準備しておいたクロワッサンとパン・オ・ショコラにソーセージと生野菜とフレッシュジュースです。日本でパンを作っていた時も、いつも試食してもらっていた友人なので、私の成長?を見てもらえるようなクロワッサンにとても喜んでもらえました。クロワッサンも回を重ねる度に更にキレイに仕上がるので、作り甲斐のあるパンです。



焼きたてのクロワッサン、割ると折り込んだバターの香りがふわっと上がり、サクサク生地がキレイに渦を巻いています。軽いけれどしっかりした生地、やはり手作りだと惜しみなく材料を使うので美味しいものが出来るのでしょうか。今回のクロワッサン、かなり満足の出来です。



いつもはなんとなく半端生地で作るパン・オ・ショコラも今回は初めから半分の割り当てで作ってみました。間にはさむチョコレートは甘すぎないダークチョコです。形もきれいに仕上がり、サクサク感、チョコレートの量もばっちりで、ホントにまるでフランスのパン屋さんで買ってきたみたいに仕上がりました。(今日も自我自賛全開です。)端から少しチョコがもれている感も本場色が漂います。

朝食後もそのまま話が盛り上がり、気づいたら1時半!慌てて外出しました。IKEA、ショッピングモールであっという間に時間が過ぎ、夕食の買出しにコストコへ行きました。やはりね、アメリカに来たからにはステーキを・・・ということで、分厚い3センチステーキを3枚購入です。「絶対こんなに食べれないから~。」という彼女の意見も無視して焼き上げると、500gのステーキをぺろっと完食していました。意外と結構食べられるものなんですよね。

明日はグランドキャニオンとモニュメントバレーに出発です。


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アリゾナ縦断旅行1

2007年04月24日 | Trip


今日から9日間、日本から友達が遊びに来てくれています。アメリカ本土に来るのは初めてとのことなので、色々見てもらいたいななんて思っています。

飛行機の遅れもなく無事に到着し、少しゆっくりしてから夕日を見に近くの公園に行きました。実はこの公園、私自体も10年前に住んでいた時に1度来たことがあるだけで、すっかり様子を忘れていました。夕日まで時間があったので、近辺を散歩しているとまるで絵のような光景が・・・。

水面に映った椰子の木と、実物の椰子の木と青い空、2人でしばし見惚れてしまいました。犬の散歩や釣りをしている人もいたり、ピクニックをしてもとっても楽しそうな場所です。こんなにステキな場所が近くにあったなんて思わぬ発見ですが、もうすぐ引越しなのですよね・・・。残念です。



小さな山の頂上がアーチ状の洞窟になっていて、そこに夕日を見に来た人が集まります。丸太で出来た階段を上りきるとぽっかり空いた穴があり、まるで窓の様。自然の窓越しに見える景色がなんとも贅沢な感じです。



夕日が当たると洞窟の中もオレンジに染まり幻想的です。私が見せてあげたかった燃え上がるような夕日ではなかったのですが、初日の夕方をキレイに締めくくってくれました。



今日の夕食はサラミピザとシーチキンマヨピザと完熟トマトとキドニービーンズのスープです。シーチキンマヨはトマトソースにチーズ、たまねぎスライスとシーチキンを乗せ上にマヨネーズをかけて焼いたものですが、やはり美味しいですね~こういう和風ピザ。ピザにマヨネーズのコンビネーションがありえない彼と2人では作れないのですよね。久々に会ったので積もる話も山盛りで、彼の存在すっかり忘れて2人で話しこんでいました。あ~、楽しい!


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肉団子の甘酢あん

2007年04月23日 | Cooking


子供の時から母がよく作ってくれたこの肉団子、なんだか急に食べたくなって作ってみました。母の目分量レシピを数字にしてみたらドンぴしゃり、食べたかった味に決まりました。何の変哲もないミートボールですが、甘酸っぱいタレと絡んで美味しいのですよね。ほっとする味です。沢山作ったので、思う存分食べてしまいました。



レシピというよりは、私の覚書ですが・・・

レシピ

<肉団子>
豚挽き肉・・・500g
たまねぎ・・・1個
干ししいたけ・・・4枚
卵・・・1個
パン粉・・・大さじ2

<タレ>
水・・・200cc
しょう油・・・大さじ2.5
砂糖・・・大さじ1.5
酒・・・小さじ1
酢・・・大さじ1.5
ブイヨン・・・1/2個
片栗粉・・・大さじ1

1.みじん切りのたまねぎとしいたけを炒め、肉、卵、パン粉と混ぜ合わせボール状に丸める。
2.片栗粉以外のタレの材料を鍋に入れて火にかけ、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
3.肉団子に片栗粉をまぶして油で揚げ、挙がったらタレに絡める。




新居のDIY、今回は内装をリフォームというより増築なので、市に申請が必要です。彼が3日がかりで10ページに渡る設計図を仕上ました。こんな設計図まで書くことが出来るなんて夢にも思っていなかったので、本当にびっくりです。なんだか彼の計り知れない才能、まだまだ未知の部分が多い気がしてきます。


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天然酵母液でライ麦入りフランスパン

2007年04月22日 | Bread


天然酵母のパンは通常ぶどう等から酵母液を起こし、その液に粉を継ぎ足し継ぎ足しして作った酵母を使って作ります。時間をかけて作った酵母は安定していて、発酵時間なども比較的読みやすく、扱いやすいものとなります。今回はあえて酵母を使わず、酵母液から直接パンを作ってみました。こういうレシピも本当にあります。粉が直接液と合わさるので、水和状態が続き出来上がったバンの美味しさが長持ちするようです。

ただ、酵母液の元気が足りなかったせいか、レシピでは6時間くらいで発酵完了するところ、私の場合3日かかりました。。。来る日も来る日も「はぁ、まだなの。。。?」といった感じだったので、出来上がったときの感動はいつもの3倍!ただ、どんなに時間をかけて作っても食べる早さは一緒なので、パンの美味しさが長持ちするか・・・未だに調査し切れてないのですよね。。。



かなりの時間をかけて発酵したおかげで、粉の旨味がじわっと広がるパンになりました。ライ麦のほのかな香りもあり、やっぱり美味しい。最近はなかなかパンまで手が回っていませんでしたが、もっと作らなくては!・・・と1人使命感に燃えています。



希望通りの細身のすっとしたバゲットに仕上がったので、今回成形もまずまずです。欲を言えば、もう少し全体的にクープが盛り上がってくれると完璧なのですが。。。



薄くパリッとした皮、写真で伝わりますか。柔らかいけれどしっかりしている生地と、薄いパリッとした皮が一体化していていて、バゲットとしては合格です。(私、誰?)まずそのままで食べて、次はバターとジャムをたっぷり塗って・・・う~ん、幸せです。



両端をこんな感じにしてみました。なんとなく親指みたいな感じで、かわいくなってしまいました。この部分はカリンとしていて、グリッシーニのような感じになりました。なんだか変わったパンが作りたくなってきたので、ちょっと色々研究してみることにします。


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黒ぶどうのジュースとジャム

2007年04月21日 | Pastries


珍しく黒ぶどうが手に入ったので、黒ぶどうのジュースとジャムを作りました。アメリカでは1年中ぶどうは手に入るのですが、ほとんどがマスカットか赤っぽいぶどうで、黒ぶどうは中々出回りません。

このジュースを使った黒ぶどうのムースは本当に美味しく、誰に出しても喜んでいただけるデザートです。彼の大好物でもあり「ブドウムース、オネガイシマス!」とよくせがまれるのですが、貴重な黒ぶどうのジュースを沢山使うのでそうそう作れません。

安くて良い黒ぶどうが手に入ったとき、沢山作って冷凍して置きます。今回は1.5キロのぶどうでジュースが約1リットル、ジャムが約500gできました。ジュース1リットルと言っても、自然に抽出される純度の高いものは500リットルのみで、後の500リットルは搾り出したジュースなので少し濁りがあります。

濁りのある方は、ペリエなどの炭酸水等と割るとまたステキな飲み物になります。この自家製ぶどうジュースのソーダ割りも彼の大好物で、すぐに飲んでしまうので飲まれたくない分は隠しておかなくてはです。



ジュースを取った後に作るこのジャムはあくまでも副産物なのですが、自分で甘みを調節できるのでしつこくなく、ほんわりした甘さのジャムに仕上ています。沢山食べられるジャムという感じです。



ぶどうはいくつかの房が袋に入って売られています。通常この様に持ち上げるとバラバラとぶどうが落ちてしまうのですが、今回はしっかりと実が房についている状態の良いものだったので、それだけでなんとなく嬉しくなってしまいました。

レシピ

黒ぶどう・・・1kg
水・・・200cc
砂糖・・・絞り汁200ccにつき60g
レモン・・・1個

<ジュース1>

1.房からはずして水洗いし、ホウロウ鍋にぶどうと水を入れ、鍋底に炎がつく位の火力で火を入れる。
2.プクプク煮立ち、皮が充分はじけてきてら火を止め網でこす。(自然に落ちる分のみ)
3.漉した液200ccにつき砂糖60gを入れ、レモン1個分の絞り汁を加えて火にかけ、沸騰したら3~4分煮て火を止める。

<ジュース2>

4.残ったぶどうはフードプロセッサーに5秒ほどかけ網でこす。最後は木ベラなどで押して、しっかりジュースを取る。
5.上記と同じように砂糖とレモンを加え、ジュースにする。

<ジャム>

6.残ったぶどうを鍋に入れ、レモンと砂糖を加え強めの中火で煮詰める。1.5キロのぶどうの量で、お砂糖は最終的に180g入れました。少しずつ加えて、お好みの甘さにしてください。

アメリカのぶどうは種無し&皮ごと食べるものがが主流なので、残りをジャムにすることが出来ますが、日本のこの手のぶどうだと種あり&皮むきになると思うので、ジャムはできないかもしれません・・・。その際には、種の渋みが入ってしまうのでフードプロセッサーにはかけず、木ベラで上から押さえるだにして下さい。



毎朝ココットに半分くらいの量のヨーグルトを食べています。このジャムも朝食の仲間に加わりました。


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