アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

ルクルーゼで色々

2008年05月30日 | Cooking


ルクルーゼで色々などと言うと、いくつも持っていてさぞかしすごいものを・・・という響きの様な気もしますが、持っているのはココットロンド18センチと24センチの2つだけ。ここ1年くらい毎日のように使いまわしています。この18センチはほとんど使ったこともなく、更に度重なる引越しの際に箱にしまわれたまま眠っていましたが、カンパーニュがきれいに焼けることを発見して以来、棚の最前列に昇格です。

その後は煮物を作るようになったり、ご飯もこれで炊くようになったりで、今では常にガスレンジの上にある感じ?引越しのたびに売ってしまおうかっと何度も思ったのですが、売らなくて良かった~。

このカンパーニュのペロンと一皮めくれそうなクープ、最高です。もっとべろ~んとめくれるようになって欲しいのですが、一歩理想に近づけたので○。250gのお粉で、お鍋いっぱいいっぱい大きくなってくれるのは天然酵母のお陰かな。外はハードで、中はしっかりしているのにギチギチに詰まった感のないカンパーニュ、結構好みです。

このままお友達にプレゼントしました。というかイキナリ持っていって無理やり押し付けて帰ってきた感じ?(笑)彼に見つからないように焼き上げて・・・と思っていたのですが、タイミングがずれて焼き上がりの時にばっちり見られてしまいました。グルテンフリー生活、ほとんど今まで通りで支障はないけれど、カンパーニュやフランスパンが食べられないのはやはりぐっとこらえるものがあるみたいです。これをみて、「あぁぁ~。えぇぇぇぇ~?」となんだか声にならない様子で匂いだけかいで去っていきました。ごめん!



この鶏、これでなんと2ドル50セントの大セールでした。鶏一羽丸ごとなんて久しぶりだったので、どうやって料理しようかな・・・と色々見ていたのですが、やはり無難にオーブンでのローストにすることに。塩コショウやらハーブやら、目に付くものをすり込んで、白ワインを振って、ライムを搾って、冷蔵庫で半日寝かせて味を染み込ませ、中にはにんにく、ジャガイモ、たまねぎ、ローズマリーを詰めてオリーブオイルを塗って、蓋をして1時間。蓋をはずしてからまたオリーブオイルを刷毛で塗って更に1時間。こんがりいい色に焼きあがりました。

ただ中に詰めたお野菜が、サイコロ大にしたのにも関わらず全然火が通ってなくてゴリゴリ。慌ててお鍋に残った肉汁を漉したものにワインを加えてさっと煮たらいい具合になりました。彼曰く、中に詰めるものはすぐ火の通るもので、ジャガイモとかたまねぎは論外だそう。さよですか。

前半、蓋をして焼いているのでジューシー且つ皮はパリパリで最高な焼き上がりになりました。天板でそのまま焼くよりも、ルクルーゼで焼くほうがパサつかずに美味しく焼けるような気がします。

2.5キロくらいあったこのチキン、モモ1本を残して2人でほぼ食べきってしまいました。チキン以外にもサラダにご飯にスープも平らげ、われながら関心というか、食べすぎ・・・。

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今週もまたハードな一週間でした。

仲良くなったお友達の一家がお仕事の関係で別の週に引っ越すことになり、涙。出会いがあれば別れもあるのはわかっているのですが、2月にツーソンに戻ってきてから別ればかりが続いていので、空港まで送った帰り、1人おセンチになりながら帰宅しました。

そんな気分も覚めやらぬ翌朝、彼を送る途中、赤信号で止まったときに後ろから追突されました。しかも追突された衝撃で前の車にもぶつかってしまい、通勤ラッシュの時間帯に大通りを3台で通行止めしてしまうことに。幸いけが人は出ず、後ろから突っ込んできた人に100%非があるので、車の修理代から、彼の欠勤分の手当て、レンタカーなど保険でカバーされそうです。とは言っても、保険会社とのやりとりをしなくてはならない上に、車の内部の修理、ボディーの修理、ペイント関係、すべて別のショップに自分で持っていかなくてはならないらしく、めんどっち~。

今回は彼も一緒にいたので良かったのですが、息子と2人だったら・・・と思うとぞっとします。どんなに気をつけても、ぶつけられるのは避けられないのかもしれないですが、気を引き締めて運転しなくてはと痛切に感じました。皆さんも事故にはくれぐれもお気をつけてよい週末を。


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天然酵母カンパーニュ

2008年05月24日 | Bread


ものすごく久しぶりにちゃんとパン焼きました。この数週間、ずっとホームベーカリーお任せの食パンばかり食していたので、久々のハード系やっぱり美味しかったです~。全く手入れをしていなかったぶどう酵母、大丈夫かな・・・と不安だったのですが、逆にじっくり熟成されていたのか、味も見た目も今までの中で一番いいものが焼けたかも。



18センチのルクルーゼに入れて、オーブントースターで焼いています。いつもだったらお鍋の7割くらいの大きさにしかならないのですが、今回はもう蓋スレスレで蓋開けてひゃっ。お鍋で焼くと、途中で覗くことができないので蓋を開けるのがドキドキなのです。今回はお鍋をガスコンロで余熱して、余熱時間もほとんどかからずだったので、今後はこの手法でいこうかな・・と。こんなに高さのあるカンパーニュが焼けたのは初めてなので、ちょっと嬉しいです。



今までだったら2人で一個ペロッと食べていたのですが、今は私だけなのでスライスして冷凍してみました。ちまちま食べようかと。

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家の塀作り、全部業者さんにお願いしました。といっても支払いは現金ではなく車と交換です。ブロック塀はトラックと引き換えに、その塀に塗ってもらった漆喰とコンクリートの歩道はホンダと引き換えです。トラックは二人乗りなのでDIY以外には使えないし、ホンダはポンコツ過ぎて息子を乗せるのは怖い・・・ということで、近いうちに手放そうと思っていた私達には好条件。

驚くのが、どちらの業者さんもOKの1つ返事で、試運転どころかマイレージも確認しないし、こちらの説明そのまま鵜呑み状態なのです。まぁ、彼は「人を騙さなそう」なオーラが出ていると思われるので、信頼してもらっているのかもしれませんが、それにしてもすごい。彼は中古車を買うときは厳重なチェックを入れる派なので、なんだか信じられない感じです。

トラックは数週間前に既に手放し、今週はホンダを手放す予定だったのですが、最後の車馴らしの最中にエアコンが突然止まり呆然。数ヶ月前に新しく入れたパーツが不良品だったようで無償で交換してもらえてホッとしたのもつかの間、業者さんと権利書譲渡の手続きに向かっている途中でなんと今度はオーバーヒート・・・彼呆然。この1年壊れてばかりだと説明し、キャッシュで払うよう申し出てたけれど、その業者さんは「ドント ウォーリー♪」と権利書の手続きを完了させてしまいました。修理費用が高ければ請求してくれるよう申し出ても「ドント ウォーリー♪」。とりあえず電話番号だけでも渡そうとしているのに「ドント ウォーリー♪」と去っていきました。

この1年、直しても直しても次から次へと不具合が出ていたこのホンダ、手放すのを心待ちにしていたのでスッキリしています。でも、そうは言いながらもかなりお世話になったので、いなくなってしまってちょっと淋しいかな。


今度は塀にペンキを塗りたいのですが、もう交換するものがないので(笑)、自分でやるかぁ・・と話しています。


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ブロッコフラワー

2008年05月22日 | Cooking


今日は朝から清々しい曇り空!しかも夕方からは冷たい雨もパラつき、しゅぅぅぅ~っとクールダウンです。ここ連日40度近い気温が続き、ギラギラした太陽に既にうんざりしていたので、夏本番前にホッと一息つけました。2、3日こんな天気が続くようなので、この隙にできる限りの買い物など済ませておこうと考えてオリマス。

普段天気予報は全く見ていないので、今日もいつものごとく暑くなるかと朝の7時からスーパーに買出しに行ってきました。そんな日に限って涼しかったりするんですよね。

野菜コーナーで、一際目立っていたのがこのブロッコフラワー。その名の通り、ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせた新種のお野菜のようです。初めて食べるのでかなりワクワクしていたのですが、さっと茹でて食べてみたところ、う~ん、ただのカリフラワー?という感じ。ちらっと調べてみたところ、火を通すとブロッコリーの味が強くなるともありましたが、これは単に緑のカリフラワーでした。ただ、通常のカリフラワーよりも栄養価が高いようなので、まぁこれはこれでいいのかな・・・と。

ブロッコリーやカリフラワーを小房に分けてさっと茹でたもの、我が家の冷蔵庫に大抵常備されています。アスパラやインゲンなどその時旬のお野菜なんかもさっと茹でて置くと、小腹が空いたときにつまんだり、夕飯の時に短時間で充実したサラダが作れたりと重宝しています。

そういえば、ブロッコフラワーの隣にオレンジ色のカリフラワー(名前忘れた)も置いてあったのですが、想像するにそれもまたカリフラワーのまんまの味のような気がしてきました。日本でもブロッコフラワーってあるのかなぁ。もしかして普通?

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そう言えば昨日、彼の職場で空調のメンテナンスの関係でクーラーが数時間効かなかったようです。彼は暑さが限界になったら帰ると決めていたようですが、運よく?空調も直りそのまま仕事続行してきました。メンテナンスはしょうがないと思うのですが、それを何故平日の、しかも一番暑い昼間に行うのかがとっても疑問。

まぁ私の常識なんてちっぽけなもので、しかも異国の地で「私の常識」を通せるはずもないのですが、フツウさぁ・・・と思ってしまう事の多い今日この頃です。


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春菊の逸品

2008年05月20日 | Cooking


なんだか毎日、あ・・・っという間に過ぎていきます。何なんでしょうねぇ。

先日、アジアンマーケットで春菊を見つけました。チャイニーズ系のお店で、日本では見たことのない青野菜がばさばさっと乱雑に並んでいる中、「え?あなた春菊?」という具合に見つけ出したときはとても嬉しかったです。

これも母が良く作ってくれたものです。熱いうちにぎゅっと絞ってにんにく醤油のタレであえるので味が染み込み、見た目の地味さからは想像できない美味しさで、ただ単にゆでてお醤油をかけたおひたしとは全く別物のひと品です。当時は「美味し~い。もっとないの?」とバクバク食べていましたが、自分で作ってみてひえぇ~。という感じ。「熱い内に絞らないといけないからねぇ・・・」と言っていたのを、自分で実際に作ってみて痛感しました。茹でたてはとても熱いので、手を冷やし冷やし絞って、あえて・・・でも食べるのは一瞬です。

また春菊見かけたら作ろうかな。

レシピ
 
春菊・・・1束      
にんにく・・・1/2 片
ごま油・・・大さじ1
醤油・・・大さじ1

1.にんにくはスライスにして、醤油とごま油をあわせた中に入れ良く混ぜて置く。
2.春菊は軸と葉を分け、それぞれ5センチの長さに切る。
3.煮立った湯の中に軸から先に茹で、熱い内にしっかり絞って1.の中に入れ混ぜ、葉も同様にする。
4.良く混ざったら、ニンニクは取り出してから器に盛る。

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今日は息子の6ヶ月検診&予防接種でした。4ヶ月検診のときにした内容の第2回目で、口径シロップと注射3本。今回も病院内に響き渡る大声で泣き喚き、家に帰ってきてからも、うとうとしかけると思い出すのかまた大泣き・・・そんな一日でした。

息子のことだけでも気の張る一日だったのですが、その上、電気工事の関係で朝6時半から電気が止まり、復旧したのは午後4時過ぎ。本来なら数時間で終わるはずだった作業がお昼を過ぎても終わらず、電気が止まっているのでもちろんエアコンも効かない中、どんどん外の気温は上がり、家の中の温度も上がっていく・・・。窓から熱気が入らないようにシャッターを閉めようにも、電気が止まっているので伝動の箇所は閉められず、せめて扇風機を・・・と思ってスイッチを入れてからはっと使えないことに気づき、パソコンも使えず、電話も使えず、掃除をしようにも掃除機も使えず、洗濯もできないので息子のオムツの残り数えながら交換し、料理をしようにも(ガスコンロ)電気の入っていない冷蔵庫を開け閉めするのは避けたいし、火を使えば家の中が暑くなる・・・ので結局何もできず、ぐずる息子をかかえてじんわり汗をかきながら壁を見つめていました。

家の中って電化製品だらけなのですね。電気が使えないだけで、こんなに困るなんて考えてもみなかったです。もう少し文明の利器に頼らない生活をしなくてはいけないのかもしれませんが、なかなか難しいですね。

ちょうど去年の今頃、1ヶ月ほどガスが使えないことがあり、その時は水シャワーが辛い・・・と思っていたのですが、電気が使えないほうがキツイかもしれません。そう言えば、ガスが止まる前に水が2日止まったこともあり、その方が辛かったかな。トイレが丸一日なかった時もあったなぁ・・・。っていうか、もうこういうのはナシにして欲しいです、ホントに。


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グルテンフリーフェア行ってきました

2008年05月12日 | GAPS


先週の土曜日に開かれたグルテンフリーフェアに行ってきました。年に1回のこのイベント、しかも近所、タイミング良すぎです。



朝9時からだったので、9時過ぎに着くとすでにいい感じに人が集まっていました。教会の近くの体育館を借りて、グルテンフリー商品を扱うお店、企業が企画したイベントのよう。白人133人に1人の確率で発生しているセリアック病、広く認識されてきているようです。



売り上げがチャリティーとなるオークションをやっていたり、簡易テーブルにテーブルクロス、手書きしたものが張ってあったりと、ちょっと文化祭チックな感じです。息子を彼に預けて、私は色々なサンプルに釣られてどんどん奥へ・・・。同じフェアに来ても、彼の目的はセリアック病の情報収集、私はグルテンフリーの食品の情報収集・・・と微妙に異なるので、最初の1時間はほぼ別行動。



スポンジケーキやら、お菓子やらの試食、サンプルが沢山。



ちょっと歩いただけで、片手では持ちきれなくなり、袋を持ってこなかったことを後悔。グルテンフリーのピザの試食はあっという間になくなってました。お味はアメリカン。ピザの試食はあっても、ピザ生地の作り方が紹介されていないので、う~ん。



小麦粉が使われていないシリアルなんかもありました。パンケーキミックスやら、スープミックなどが何百種類もあり、ある意味すごいなぁ・・・と。



パスタもありましたが、色的に米粉ではなさそうです。何粉が使われているのか見るの忘れてしまった・・・。パンやドーナツも健在。ただ、不味い・・・。アメリカのパンはもともと不味いので、小麦粉を使わないから不味いわけでないところがミソ?



買い物籠代わりのチャイルドシートにてんこもりにサンプル頂いちゃいました♪想像以上の種類のグルテンフリーの商品が普通のスーパーでも売られていることに少しホッとしました。ただ、このイベント、インスタント商品ばかりが扱われていたのが残念。小麦粉を使わないパンやパスタの作り方や、色々な粉の情報、セーフな調味料の紹介などを期待していた私にはちょっと物足りなかったかな。

反して、彼は収穫大きかったようです。同じ症状の先輩?達と話をして、散り散りだった情報が1本になったみたいです。パンフレットも色々もらって帰ってきて、目を通していると思っていたよりも危険な食品が多く、一筋縄ではいかないかもしれません。お醤油はたまり醤油を使うとして、豆板醤やオイスターソースにも小麦粉が使われています。豆板醤・・・手作りですか・・・。

更に原材料に「小麦粉」と記載されていなくても小麦粉が含まれている場合があるようです。たとえば「アルコール」。麦から作られているお酒が使われている場合もあるので、製造元に確認が取れるまで使えません。
あと、他にも色々あったのですが、あまりにも多くて忘れました。(笑)

正体が見えないから怖いのであって、嫌だと思うから嫌なのであって、逆に受け入れてしまえば正体も見えてきて、対処の仕方もだんだん身につけて、上手く付き合っていけると信じています。え、私?食べますよ、小麦、ガンガン。(笑)


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天然酵母食パン

2008年05月09日 | Bread


少し前に焼いた、干しぶどうから起こした天然酵母の食パンです。食パンの釜伸びってなかなか難しく、天然酵母だとさらに難しくこんなにがっつり釜伸びしたのは初めてなのでちょっと嬉しくなってしまいました。

今まで上手くいかなかった理由は簡単。我流でした。には「最終発酵は30度で1時間。それ以上置かないこと」としっかり書いてあるのにもかかわらず、温度管理もしなければ、時間も守らずと、それで上手くいかないのは当たり前。逆に本の通りに作ったら上手く出来ました。やはり高橋さんの本はスバラシイ。



天然酵母のお陰できめが細かく、ふわふわなのだけれど引きが強くむちっとした食パンです。そんなものはここでは自分で作らないと食べられないので皆(誰?)必死です。ストリ~ングな感じで裂けるのがたまりません。

グルテンフリー生活を始めてから、一気に落ちたパン作り熱。どれくらい落ちたかというとホームベーカリーに全てお任せで焼くくらい?(笑)声掛けする勢いで育てた酵母も今や冷蔵庫で生きているのか死んでいるのか・・・。やはり横で「よっ!すごいねっ!プロ級!おいし~い♪」と喜んでくれる人がいないのは淋しいですな。なんてちょっとうつむき加減ですが、きっと来週には私もヨーグルト酵母起こしているような気がします。食べられないのは私じゃないし♪(←ひどい)

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久々に体調を崩しました。朝起きるとひどい頭痛で、体も全身疲れている感じ。と言っても、彼に仕事遅刻してもらって(息子を見ていてもらって)2時間ばかり寝たら起きられるようになり、なんだかんだしているうちにスッキリしてしまいました。でも危なかった~。寝込んでいる場合ではないので、焦りました。

体調を崩して寝込むなんて、5年ぶりくらい・・・?頑強な体だけが自慢だったのに、陰りが見えてきたようでカナシイ。食生活の見直しを計ろうかと思っています。


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ピーナッツバターチョコチップクッキー(グルテンフリー)

2008年05月08日 | GAPS


小麦アレルギーでも安心なグルテンフリーのクッキー作ってみました。玄米粉メインの配合で、特有の少しキシキシした感じがあるものの第一号としてはまずまずな出来。

そう、彼、セリアック病の可能性が強いようなのです。聞きなれない単語だと思うのですが、簡単に言えば「小麦アレルギー」。もう少し掘り下げると、「グルテンに対する腸管アレルギー」です。色々調べてみると、一口で小麦アレルギーと言っても種類があることがわかりました。

1.アトピー性皮膚炎などの皮膚症状(食事性アレルギー)
2.喘息(製粉あるいは製パン業者にしばしばみられる)
3.欧米人に見られる腸炎(セリアック病)
4.アナフィラキシー(小麦依存性かつ運動誘発性のもの)

喘息以外は小麦に含まれるグルテンに反応するようで、食事療法としてはグルテン(小麦粉)を抜けば良い訳で・・・とさらっと言うことは簡単ですが、あらゆるものに小麦粉って使われているのですよね。インスタント物はほぼ全滅、焼き菓子系はどれも大体小麦粉が入るのでダメ、パンなどもってのほか。お醬油も小麦粉入っています。市販のお味噌・・・?パッケージ捨ててしまったのでわかりません。

と、まぁこんな感じです。義母はセリアック病で亡くなっていて、遺伝の確立のあるこのアレルギー、義母と体質が似ている彼、かなり危険度高しです。義母の場合は、小麦排除した食生活をしていたのですが、長年グルテンフリーだった食品に何の特記表示もなしに小麦粉が使われる様になっていて、何年も気づかずに食べていた為、癌を誘発してしまいました。彼が今まで検査をしなかったのはセリアック特有の症状(下痢)がなかった為。でも色々調べてみると下痢の症状が出ない場合もあるようで、検査を受けてみることにしました。そうしたらまんまと反応が・・・。

先週末出た検査結果3つのうち2つに反応が出ているのですが、そのドクターには数値の度合いが判断できないようなので、来週専門医に検査結果を見てもらうことになっています。同病院で専門医に診てもらおうと思ったら、なんと12月まで予約は一杯。別の病院でたまたまキャンセルがあったので滑り込めました。2、3ヶ月待ちは普通ですが、半年以上先って・・・。オソルベシ医療システム。

と、少し愚痴も入ってしまいましたがこんな状況です。



まぁ来週にははっきりするのですが、一足先にグルテンフリーライフ始めてみました。彼は「さぁグルテンフリー生活頑張るかぁ♪」とノリノリですが、私的には「あなたは食べるだけで、作るの私なんですけど。」という感じ?(笑)

最初聞いたときは、もうパンもお菓子も焼けない・・・とかなりブルーでしたが、がーっと調べてみると小麦粉が使えなくてもなんとかやっていけそうな雰囲気です。早速見つけたグルテンフリーの玄米粉、とうもろこし粉、そば粉(Buckwheatって何かわからず買ってしまい、調べてみたらそば粉でした。)を購入。その他、米粉、色々な豆粉など、なんだか種類も沢山あって、どれも魅力的で一気に全部買ってしまいそうになりました。

残念ながらフランスパンは作れなさそうですが、お菓子は色々できそうです。可哀相なので、パンは彼が帰宅前に焼いて戸棚にしまっておこうかと。

レシピ(直径4センチ24枚分)

<グルテンフリーミックス粉>
玄米粉・・・2カップ
コーンスターチ・・・2/3カップ
タピオカ粉・・・1/3カップ

<クッキー>
バター・・・40g
ショートニング・・・50g
砂糖・・・35g
ブラウンシュガー・・・50g
塩・・・ひとつまみ
卵・・・1個
ピーナッツバター(クランチー)・・・160g
グルテンフリーミックス粉・・・110g
ベーキングソーダ・・・小さじ1/2
牛乳・・・大さじ1
チョコチップ・・・80g

1.ボールに室温に戻したバターとショートニングを入れ、さっと混ぜ合わせ、砂糖、ブラウンシュガー、塩も入れてハンドミキサーで白くもったりするまでよく混ぜる。
2.これに溶いた卵を少しずつ加えよく混ぜ、牛乳、ピーナッツバターも入れて混ぜる。
3.合わせて振るっておいたミックス粉とベーキングソーダを振るい入れ、ゴムベラに持ち替えてさっくりと切り混ぜる。
4.チョコチップを加え、さっくりと混ぜる。
5.クッキースクープですくって、オーブンシートを敷いた鉄板に並べる。
5.水にぬらしたフォークで上から押さえるように筋をつけ、160度に予熱を入れたオーブンで20分ほど焼く。

もう食べられないと思っていた大好物のこのクッキー、見るなり大はしゃぎでした。次は何作ろうかな。

今週末、年に1度しかないグルテンフリーフェアが我が家の近くで開かれます。偶然にしては出来すぎのタイミング。サンプル配布もあるようだし、色々情報集めに行ってみようと思っています。


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コイノボリ

2008年05月05日 | Others


実家の母から息子にコイノボリが届きました。雲ひとつないアリゾナの空に泳ぐコイノボリ、なんだかいい感じです。

先週末に届き、さっそく飾ろうとわくわくしながら蓋を開けてみて愕然。甘かった・・・。あまり深く考えず、箱から出してしゃっと飾るだけと勝手に想像していたので、蓋を開けて細々としたパーツたちが見えた瞬間、ムリ・・・とそのまま閉じてしばらく放置していました。

結局週末彼に手伝ってもらってようやく完成。彼はコイノボリを知らなかったようで、「ジャパニーズ クリスマスツリーね。」とちょっと楽しそうでした。すぐに外に出して杭を土に打ち込もうと思ったのですが、もう何週間も雨の降っていない大地はカチンコチンで1センチも杭が埋まりません。しょうがないので、ブロックを積み重ねてその隙間に差し込んで・・・ガクガクしないように石で固定して・・・試行錯誤の末なんとかそれもクリアです。

本来はいつ片付けるものなのでしょうか。せっかく飾ったので今月いっぱい泳がせておこうかな・・・と考えています。今年は裏庭に飾っていますが、来年は前庭にバシッと飾りたいなぁ。



週末しかできないDIYなどやることが結構沢山あるので、TO DOリストを土曜日の朝書いてから、週末がスタートします。チラッと見てみると「KOIの ぼり」と書かれていて、ぷっと笑ってしまいました。ローマ字でささっと書こうと思ったけれど、「の」は良く知っているから書きたいし、「の」を書いたらそれ以下もやっぱり日本語で書きたくなっちゃった・・・といった心境でしょうか。切るとこも間違ってるし、彼の日本語下降の一途です。


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手作りなモノ

2008年05月03日 | Others


先日、この方からこそっと渡されました。こそっと渡されるものって、大ていが「嬉しいモノ」。「こそっと」には「あなたは特別」なんてそんな雰囲気も含まれていたりするので、尚更うれしくなります。今回も例外なく、うひょっ♪なモノ。重曹生活開始してから、ずっと欲しいと思っていたアクリルたわしでした。作ってみたいな・・・と思いつつも、編み図もないし、毛糸もないし、ということで一歩が踏み出せずにいたのでものとても嬉しかったです。ついこの間まではコースターのようなものをせっせと編んでいたのに、今やかなり腕を上げられた様子。息子用の帽子の編み図でも、近々家に伺った時にこそっと置いてこようかと思っている次第です。



こちら、パン作り仲間のお母様から頂きました。わざわざ日本から送ってくださって、「特別感」に浸っています。日本に住んでいたときから和風小物は好きですが、海外にいると手に取った瞬間に愛着が湧いてきます。毎日持って歩きたいので、何を入れようかな・・・と思案中。オムツポーチの型紙をお母様にはお送りしようかと・・・。いえ、すみません、ウソです。(笑)



これは彼が書いた塀の設計図。私にはこういうのはムリなので、この程度なら1時間くらいでしゃしゃっと書き上げる彼、いつもすごいなぁと見ています。でもこんなに簡単に書けるなら、着工する前に書いてよ・・・と愚痴りたい。

塀の建設許可申請をしに、この設計図を持って市役所に行って来ました。周りを見渡すと、皆、専門家が書いたであろうくるくる丸めた模造紙大の大きな設計図を手にしていて、手書きの設計図なんて持っているのは私だけ?な雰囲気。でも実は息子を抱っこ紐で抱っこして、手書きの設計図片手に行ったりきたりしていると、同情?を買うのか結構審査が甘く、ポンと判をついてくれる確立高いのです。今回も聞かれたのは息子の月齢くらいで、何も質問もされれずに申請通りました。

建てたばかりの塀を崩すことなく済んでよかった・・・。こういう綱渡り的なことは避けたいです、ホントに。まだ他にも申請しなければならないことが出てきたので、最低でもあと数回はここにくることになりそうです。


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